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  • 「防災・避難所EXPO2024」を開催します

    2024年3月14日(木)

    防災・減災に関する展示会「防災・避難所EXPO2024」 同時開催イベント「特別セミナー:自然災害時の避難所における 健康危機管理」 大分大学クライシスマネジメント機構では、このような災害時の避難所の課題を解決し、安心・安全で持続的な社会の実現を目指して、研究プロジェクト「自然災害時の避難所における健康危機管理」に取り組んでいます。このたび同プロジェクトを中心とし、地域の自治体・企業等と協働して、防災・減災に関する展示会「防災・避難所EXPO2024」を開催いたします。本展示会当日には、サイドイベントとして同プロジェクトのこれまでの成果を発表する特別セミナーも開催します。本展示会とセミナーとが、大分地域の皆様にとって、持続的で災害に強い地域社会づくりについて考え、ご理解を深める機会となることを期待しております。 入場無料で,どなたでもご参加頂けます(事前登録不要)。 同時開催の特別セミナー「自然災害時の避難所における健康危機管理」は参加無料ですが,事前登録が必要です(定員100名)。 日時: 2024年3月20日(日) 10:30~18:30 場所:J:COM ホルトホール大分 1階エントランスホール 大分市金池南一丁目5番1号 参加費:入場料無料 詳細・申し込みは以下のページからご確認ください。 https://hies.cmo.oita-u.ac.jp/symposium/    

  • 「減災シンポジウムin豊後高田市」を開催しました

    2024年2月9日(金)

    令和6年1月28日(日)に豊後高田市中央公民館において,大分大学主催(共催に豊後高田市,大分県,気象庁大分地方気象台,国土地理院九州地方測量部,一般社団法人国立大学協会)による「減災シンポジウムin豊後高田市」を開催しました。当日は休日にもかかわらず市内外から約170名の方が訪れ「持続可能な減災社会の実現に向けて」をテーマに,地域防災や減災社会のあり方を考えるシンポジウムとなりました。 第一部 「災害を学ぶ」 では大分大学減災・復興デザイン教育研究センター長の鶴成悦久教授が1月1日に発生した能登半島地震に触れ、地震災害を自分の身になって考えたことがあるかと問いかけ、これから多発化・甚大化する豪雨災害、そして迫りくる大規模地震にどのように立ち向かっていき,それを享受できる減災社会を考えていくかということが大きな課題であると述べ、過去・現在・未来を見据えた減災社会の構築について報告しました。 続いて、関係機関からのトピックスとして豊後高田市・大分県・気象庁大分地方気象台,国土地理院九州地方測量部より話題提供がありました。 第二部 「実践的な避難計画に向けて」 では豊後高田市防災士協議会 桂陽部会 理事 大波多かをる様より10月に豊後高田市立真玉小学校で開催した避難所開設・運営訓練での課題等の事例発表がありました。避難所の運営は男性だけでなく女性も積極的に参加することが避難所で安心して過ごすために大切であると報告しました。 第三部 「若者からの提言」 では県立高田高等学校生徒と大分大学の学生より令和5年11月11日に開催した「フィールドツアー」と12月27日の「ワークショップ」の様子を動画(YouTube動画)で紹介しました。 2040年に豊後高田市が迎える減災社会の姿を「景観」「避難」「多文化」「情報」「住宅」の5つの分野から目標を設定し,2032年までに行うべき行動計画の実現に向けて,自分たちができることを発表して締めくくりました。 第四部 「市民参加によるディスカッション」においては,パネリストとして豊後高田市長 佐々木敏夫 様,市民代表 濱めぐみ 様,同じく市民代表 阪下美里 様,高校生代表 大分県立高田高等学校2年 松尾月姫 様,ファシリテーターとしてNHK大分放送局アナウンサー 防災士でもある 戸部眞輔 様,コメンテーターとして九州大学大学院工学研究院附属アジア防災研究センター教授 三谷泰浩 様(減災センター客員教授),コーディネーターを鶴成センター長が務め「住みよいまち豊後高田の防災・減災」をテーマに討議が進みました。討議では来場者にクリッカーと呼ばれる装置が配布され,スクリーンに映し出されるアンケートに回答し,結果からどのような対応が必要なのか,壇上と参加者である市民が一体化したパネルディスカッションが開催されました。 大分大学では地域貢献の一環として県内の自治体と協働による「減災シンポジウム」を開催しており,令和6年度の開催は国東市を予定しております。                  

  • 年末年始の休業について

    2023年12月28日(木)

    大分大学では令和5年(2023年)12月29日(金)が一斉休業のため,本年のセンター業務は12月28日(木)までとなります。 年始は1月5日(金)からとなりご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。 本年は大変お世話になりました。 来年もよろしくお願いいたします。

  • 別府市と減災センターとの鶴見岳・伽藍岳の火山防災に係る連携に関する協定を締結しました

    2023年3月27日(月)

    3月24日(金)別府市役所において,別府市と減災センターによる「鶴見岳・伽藍岳の火山防災に係る連携に関する協定」締結式が行われました。 大分県は鶴見岳・伽藍岳,由布岳,九重山の三つの活火山を有しており,別府市をはじめ市民の多くが活火山の麓で生活しているものの,日々の生活のなかで噴火を経験する機会がなく,火山に対する認識や防災への対策が十分ではありません。一方で,令和3年12月22日に鶴見岳・伽藍岳による噴火警戒レベル4,5の避難計画が鶴見岳・伽藍岳火山防災協議会より発表され,対象となる別府市では具体的な避難計画の策定が求められることとなりました。さらに令和4年7月8日には伽藍岳山体を震源とする火山性地震が多発したことにより,鶴見岳・伽藍岳の噴火警戒レベル2(火口周辺規制)に引き上げられ(7/27には噴火警戒レベル1に引き下げ),火山に対する市民の防災意識は高まっており,火山防災への取組は別府市にとって喫緊の課題となっています。 減災センターでは,これまでも別府市と協働し,鶴見岳・伽藍岳の観測や,防災行政の問題提起,シンポジウム,セミナー,フィールワークの開催など,火山防災への理解を深める調査研究及び啓発事業に取り組んでまいりました。同時に「国際観光温泉文化都市」である別府市は観光と防災を両立すべく,まちづくりを進めております。この度の協定締結により両機関が連携及び協力することにより,別府市における「誰もが安全安心なまちづくり」への取り組みに寄与することを目的に具体的な連携事業を実施いたします。  

  • 自律型ドローン運用システムの試験飛行を開催しました

    2023年3月22日(水)

    減災センターでは大分県をはじめとする産学官の連携により,災害情報活用プラットフォーム(EDiSON)の構築を進めています。その一環として災害時にドローンによって被災状況を効果的に集約し,迅速な災害対応を図るため「EDiSON ドローン情報集約システム」の試験運用を関係機関と共同で進めております。 この度,減災センターでは災害による被災状況を効率的に調査・集約するため「自律型ドローン運用システム」を導入しました。本システムは自動充電のための充電ステーション(防水防塵機能)と全天候型ドローンで構成されており,遠隔操作によって自律的な運用が行えるよう構成されています。 令和5年3月17日(金)にるるパーク(大分農業文化公園)みどりの広場において,導入された自律型ドローン運用システムの説明会(試験飛行)を関係機関らと開催しました。 多様なドローンの活用が期待される中で,災害時の自動・自律可能な調査を可能とするドローン運用の検証を進め,大分県防災の更なる向上に向けた研究と社会実装に向けた取組みを進めます。

  • 地震動シミュレーターを導入し佐伯市で検証事業を開催しました

    2023年3月20日(月)

    減災センターでは大分県防災の高度化を目指すため,大分県をはじめとする産学官の連携により災害情報活用プラットフォーム(EDiSON)の構築を進めています。その一環として令和3年度より避難所,消防,学校,病院,民間施設など大分県内47施設にIoTを活用した地震計(観測網)を設置し,地震発生直後の施設の健全性の評価や,周辺の被災状況を分析するための研究を進めております。 そこで激震から長周期までの地震動(※水平2方向の揺れに限る)をリアルに再現することができる可搬型地震動シミュレーターを減災センターに導入し,大規模な地震災害に備えた防災教育や,危機管理の強化に向けた訓練等への充実を図ります。 令和5年3月14日(火)に佐伯市役所において,この度導入した地震動シミュレーターの有用性を検証するため,佐伯市役所職員向けの体験試乗会を開催しました。 試乗した田中利明佐伯市長からは「映像で見ると怖さやリアリティが倍増し地震の怖さを一層実感できる。市民を守るという行政の使命を果たしていきたいとさらに強く決断した。」との感想を頂き,体験した市役所職員からは「体験したことがない大きさや揺れがあったので怖かった」「自分の家の中で起こったらと思うとより恐怖心が高まった」「無意識の中でいきなり揺れる怖さを身をもって感じた」と防災の重要性を改めて実感いただくことができました。 大規模地震に備え,今後は他の自治体でもこのシミュレーターを活用していきたいと考えております。      

  • 「減災シンポジウム in 宇佐市」を開催しました

    2023年2月3日(金)

    令和5年1月29日(日)に宇佐文化会館・ウサノピアにおいて,大分大学主催(共催に宇佐市,大分県,気象庁大分地方気象台,国土地理院九州地方測量部)による「減災シンポジウムin宇佐市」を開催しました。当日は休日にもかかわらず市内外から約180名の方が訪れ「災害多発時代を生きる」をテーマに,地域防災や減災社会のあり方を考えるシンポジウムとなりました。 シンポジウム冒頭では大分大学減災・復興デザイン教育研究センター長の鶴成悦久教授が「宇佐市における災害のリスクを学ぶ」と題し,地球温暖化に伴う気候変動によって災害が世界的に頻発する現代,そして少子高齢化と人口減少が進む地域の現実,さらには宇佐市内全域のリスクなど災害多発時代を迎えた現代社会に対し,過去・現在・未来を見据えた減災社会の構築について報告しました。 次に和田病院住宅型有料老人ホーム和楽苑 小松憲一様より要配慮者利用施設の避難確保計画の実践活動と題して,避難確保計画に基づく実際の避難訓練の動画を交えての事例発表がありました。訓練の日は晴天であったが実際は大雨の可能性もあり外へ避難するのは困難であることや,施設内での垂直避難をする場合も早めの決断と避難が重要であると報告しました。 高校生と大学生による減災社会に向けた若者からの提言では令和4年11月12日に開催した「フィールドツアー」と12月26日の「ワークショップ」の様子を動画(YouTube動画)で紹介しました。 2040年に宇佐市が迎える減災社会の姿を「交通」「防災」「医療」「防犯」「情報」「避難」の6つの分野から目標を設定し,2033年までに行うべき行動計画の実現に向けて,自分たちができることを発表して締めくくりました。 (過去に高校生や大学生らが実施した記事) https://www.cerd.oita-u.ac.jp/2022/11/13/fieldtour_usa/ https://www.cerd.oita-u.ac.jp/2022/12/27/workshop/ 市民参加型ディスカッションにおいては,パネラーとして宇佐市長 是永修治 様,大分県生活環境部防災局防災局長 岡本文雄 様,気象庁大分地方気象台長 後藤貴士 様,国土地理院九州地方測量部長 檜山洋平 様,宇佐市民代表 宇佐市防災士会事務局長 田中昭次 様,高校生代表 大分県立宇佐高等学校2年 杉山颯太 様,コメンテーターとして九州大学大学院工学研究院附属アジア防災研究センター教授 三谷泰浩 様(減災センター客員教授),コーディネーターを鶴成センター長が務め「災害多発時代を生きる」をテーマに討議が進みました。討議では来場者にクリッカーと呼ばれる装置が配布され,スクリーンに映し出されるアンケートに回答し,結果からどのような対応が必要なのか,また防災行政としてどのように対応すべきなのかといった議論が進み,壇上と参加者である市民が一体化したパネルディスカッションが開催されました。 大分大学では地域貢献の一環として県内の自治体と協働による「減災シンポジウム」を開催しており,令和5年度の開催は豊後高田市を予定しております。

  • 年末年始の休業について

    2022年12月27日(火)

    本年のセンター業務は12月27日(火)までとなります。 年明けの業務につきましては令和5年(2023年)1月4日(水)からとなりご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。 本年は大変お世話になりました。 来年もよろしくお願いいたします。

  • 感染症疫学講習会を実施しました

    2022年12月22日(木)

    12月10日(土)と17日(土)に,クライシスマネジメント機構*主催の公開講座「感染症危機管理:自然災害時の感染症疫学」を挾間キャンパスで開催しました。 研究力強化推進プロジェクトの取り組みの一つとして,被災地における感染症被害を最小限に抑えるための学術的基礎から最新の国家戦略まで,学内外の専門家に講演を頂きました。 左より,西園晃教授(クライシスマネジメント機構長,医学部・微生物学),加來浩器教授(減災センター客員教授,防衛医大), 金子聰教授(減災センター客員教授,長崎大),中島一敏教授(大東文化大),徳丸治教授(減災センター兼担教員,福祉健康科学部,世話人) *クライシスマネジメント機構:本学ではグローカル感染症研究センター,医学部附属病院災害対策室,福祉健康科学部,当センターが中心となり,防災・減災,防疫,災害医療に係るインテリジェンスハブとしての機能を拡充し,自然災害や感染症の拡大をはじめとするマルチハザードへの対応を強化するための組織として,本機構を令和4年4月1日に設置しました。

  • 減災・復興デザイン教育研究センター 人事異動について

    2022年11月1日(火)

    令和4年11月1日付けで減災・復興デザイン教育研究センターの人事異動が行われましたのでお知らせいたします。   <減災・復興デザイン教育研究センター> 〇次 長 教 授 下村 剛 (兼担教員) <所属> 医学部附属病院 医療情報部 教授 病院長補佐(ICT・危機管理担当) 学術情報拠点副拠点長(医学情報センター長) 災害対策室 室長補佐 大分県災害医療コーディネーター 日本DMAT隊員(統括DMAT登録者)   〇非常勤職員(新規) 樋口 美也子  

  • パーソナルロボット・アバターの試験運用の開始について

    2022年6月19日(日)

    減災・復興デザイン教育研究センター(以下,「減災センター」)では,避難所支援の一環として,日田市を中心に活動しているNPO法人リエラ(以下,「リエラ」)に遠隔操作ロボット・アバターを常駐させ,災害時には避難所に設置し,遠隔支援を行うという試験運用を開始しました。 6月17日に日田市役所で減災センターによって行われたアバターのデモンストレーションでは,原田啓介日田市長をはじめ大分県やリエラ関係者が集まる中で,アバターの自動走行や遠隔操作による支援内容などが紹介されました。遠隔支援では医学部附属病院災害対策室が挾間キャンパスから避難所の様子を確認し,福祉健康科学部の徳丸治教授が旦野原キャンパスから避難者役のリエラ職員に対して避難所で想定される健康相談を遠隔で行いました。この他,参加した関係者と避難所支援だけでなく,避難所の情報収集や提供に関する今後の可能性について意見交換を行いました。 アバターの試験運用は,豪雨災害が発生しやすい6月から10月までで,災害が発生した際はリエラが日田市と連携し,避難所の状況等を勘案した上で避難所に設置します。減災センターではアバターを通じて避難所への支援を行いながら,避難所の環境や健康危機管理をはじめとする様々な課題を集約し,今後の災害対応の高度化につなげていきます。 減災センター及び避難所の健康危機管理プロジェクト(代表:徳丸治教授)では,本機を含めて3台のアバターを所有しており,必要に応じて災害時に県内で発生する避難所での支援活動にも応用する予定です。これらの情報は将来的にEDiSON(災害情報活用プラットフォーム)に集約され,避難所の環境管理から支援活動へと繋げる総合的なシステムとして構築を進める予定です。 原田日田市長にパーソナルロボット運用について説明する鶴成次長  

  • 日田市天ヶ瀬温泉地区における災害時の避難訓練に協力

    2022年6月17日(金)

    減災・復興デザイン教育研究センター(以下,減災センター)は,6月5日,NPO法人リエラと共に日田市天瀬振興局と住民主体の組織「天ヶ瀬温泉つなぐ会議」が実施した天ヶ瀬温泉街一斉避難訓練に参加しました。 この避難訓練では,日田市や地元関係機関と連携し,避難行動に対するヒアリング調査や学生CERDも調査を実施した。あいにくの雨にも関わらず55世帯82名が参加しました。調査では,82名の参加者のうち67名から回答があり,避難所までの時間や交通手段を確認するとともに,避難するタイミングや避難指示における放送発令等の聞こえやすさ,近所への声掛けなどの初動対応,避難先や避難所の課題などを把握しました。昨年度からの改善点もみられましたが,新たな課題が見つかるなど,避難所運営の難しさを感じました。 避難訓練には減災センターのスタッフに加え,本学が実施している重点領域研究推進プロジェクトの1つである「自然災害時の避難所における健康危機管理」の研究チームの教職員も参加し,研究という視点から実際の避難訓練を見学しました。 令和2年7月豪雨で甚大な被害を受けた天ヶ瀬温泉街では,地域の方を中心に日田市と連携して様々な復興事業が進んでいます。減災センターでは引き続き,災害ボランティアの派遣や復興支援を行っていく所存です。               学生CERDによるヒアリング                    研究チームよるヒアリング      

  • 学生災害ボランティア講習会を実施しました

    2022年6月17日(金)

    減災・復興デザイン教育研究センター(以下,減災センター)は,6月1日にオンラインによる学生災害ボランティア講習会を学生・留学生支援課と共同で行いました。本学学生が実際に被災地へ災害ボランティアとして参加・活動をする場合は,本講習を毎年受講することが条件となっており,約100名の学生が受講しました。 初めに,本学OBのNPO法人リエラ代表理事の松永さんから災害ボランティアの必要性や心構えについて,東日本大震災における自身の経験を踏まえ説明がありました。次に,学生CERDの代表である理工学部2年大賀さんが,ボランティアの経験談や自身が活動している学生CERDの紹介を行いました。大賀さんは,東日本大震災をきっかけとして“自分にできること”を考えはじめ,様々なボランティア活動に参加し,令和2年九州北部豪雨の際は,久留米市で災害ボランティア活動に従事しました。「どんな人でもできることがある。ぜひ,難しく考えずに災害ボランティアに参加してほしい」ということを講習会に参加した学生に伝えました。 さらに,医学部(減災センター兼担)の下村剛教授から,医学的な見地に基づき,災害ボランティアにおける感染症対策について説明がありました。最後に,5月25日に行った尾畠さんによる土のうつくり講座の映像を流し,尾畠さんから「まずは自分の命と家族と自分の家を一番に守ることが大事。それが確保できれば困っている人のところに手を差し伸べてもらいたい」という言葉がありました。 本学では,災害ボランティア活動に関しては組織的な対応を軸としています。災害ボランティアの派遣では,減災センターが現地の安全を確認するとともにボランティアセンターとの調整を行い,学生・留学生支援課を通じて講習会受講者へ参加案内します。最終的には派遣の有無を学長が機関決定し,被災地へ災害ボランティアを大分大学として派遣します。 新型コロナウイルス感染拡大の影響により県外から参加する災害ボランティアの協力が難しいため,早期の復旧・復興には県内の総力が必要とされています。講習会で得た災害ボランティアの知見を活用して,本学でも被災地で行う活動に迅速に対応し,機能的な対応をしていく所存です。 オンライン講習会の様子

  • 年末年始の休業について

    2021年12月27日(月)

    大分大学では令和3年(2021年)12月28日(火) にかけて一斉休業のため,本年のセンター業務は12月28日(火)までとなります。 業務につきましては令和4年(2022年)1月5日(水)からとなりご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。 本年は大変お世話になりました。 来年もよろしくお願いいたします。

  • ボウサイ・ゲンサイ教育の座談会LIVEを開催します

    2021年11月25日(木)

    お題のない座談会なのですが,ボウサイ・ゲンサイ教育についてちょっとワイワイ語りませんか?っていう漠然とした企画です。 平日の夕方6時から9時くらいまで,出たり入ったりって感じで参加してみてください。 学生さんも子ども達も大歓迎です。ラジオを聴くようにどうですか? とりあえずは,どなたでも参加できるというのがウリです。 大分県内ではこんな感じのことはあまりしていなかったような気がしますね。 皆さんの思いとか心配事を共有しませんか? 大分のこれまでとこれからを語るのです。   詳細については、 ボウサイ・ゲンサイ教育の座談会LIVEをご覧ください。 開催日時:2022年1月19日(水) 開始18:00 21:00終了   【申込フォームはこちら】  

  • 臼杵市南津留地区において防災フィールドワークを実施

    2021年9月15日(水)

    9月8日(水) 「防災月間」に合わせて、災害時の避難方法や地域の危険個所を確認する「防災フィールドワーク」が、臼杵市南津留地区コミュニティセンター周辺で開催され、板井防災コーディネーターが講師を務めました。 参加者はセンター周辺を歩きながら、南津留地区の災害リスクについて説明を受け、避難所の位置や倒壊の危険のある空家などをチェックしました。また、途中の竹場川では、大雨による増水で支流から本流に水が流れ込めなくなる「バックウォーター現象」の起きる恐れのある場所も確認しました。 土砂崩れの発生しやすい場所では「落石などの前兆現象を見逃さず、普段と異なる動きを感じたら、区長や市に報告してほしい」と呼びかけを行い、ハザードマップの見方や避難所でのエコノミー症候群を防ぐ運動の紹介も行いました。

  • 百枝小学校で児童らに水難時の対処法を指導

    2021年7月29日(木)

    夏休みを前に子供たちに水難時での対処法を身に付けてもらおうと,小学生児童を対象に板井防災コーディネーターが着衣泳の指導を行いました。 7月15日(木)に豊後大野市立百枝小学校3~6年生(60名)を対象に行われた着衣泳では,児童らが体操服を着たままプールに入り,道具を使って浮かぶ方法などを体験しました。 指導にあたった板井防災コーディネータから「溺れている人の力は強い,助けようとすると自分も川や海に引き込まれる。すぐに手を差し出すのは危険」と説明。もしもの時は,周辺にある空のペットボトルやクーラーボックスなどを使って,水難救助にあたることを教えました。 後日,減災センターには百枝小学校の児童らから「ボールなどの身近な物が浮き輪になることをはじめて知った」「溺れている人を見つけたときはすぐに手を出して助けようとせずに,落ち着いて近くにある浮くものを投げて助けたい」など,多くのメッセージが届きました。 夏休みにはいると子供たちの水難事故が多発します。周囲の大人たちの注意が最も重要ですが,子供たち自らも身を守る行動と,水難時への対処を学ぶ必要があります。この時期だからこそ,家庭でも話し合うなどして,水難事故への防止に努めてください。 ※板井防災コーディネーターは長年の消防士(元臼杵市消防本部消防長)の経験とともに,古式泳法山内流(臼杵市に古くから伝わる日本泳法の流派の一つ)師範の免許保有者として,子供たちに水難救助の指導を行なっています。   [caption id="attachment_3708" align="aligncenter" width="700"] 体操服を着たまま浮く練習をする様子[/caption]   [caption id="attachment_3706" align="aligncenter" width="700"] ボールやクーラーボックスを浮き輪代わりに泳ぐ練習をする様子[/caption]

  • 減災・復興デザイン教育研究センター 人事異動について

    2021年7月1日(木)

    令和3年7月1日付で減災・復興デザイン教育研究センターの人事異動が行われましたのでお知らせいたします。 「減災・復興デザイン教育研究センターの人事異動について」 <異動内容>令和3年(2021年)7月1日付 新職名 教授(昇任) 減災・復興デザイン教育研究部門 氏 名 鶴成 悦久 (旧職名:准教授 減災・復興デザイン教育研究部門)

  • 東庄内小学校において出前授業を実施

    2021年6月24日(木)

    6月22日(火) 由布市庄内町の東庄内小学校において5・6年生24人を対象に,板井防災コーディネーターによる「災害を知り,そなえる ~いざという時の心構え~」と題した防災講座を実施しました。 多目的教室で実施された防災講座では,児童の前で雨の強さによってどのように傘の差しかたが変わるかを板井防災コーディネーターが実演したり,「地震発生!どうしたらいい?」という問いかけに児童らが即座に机の下に入り身を守る姿勢にうつるなどして,体を動かしながら講座を進めました。また,普段見慣れた学校周辺の写真を見ながら「ここは危険(赤)」「安全(青)」「役立つ(黄)」の三種類のカードから自らが思う色を選び,その理由を発表するなどして災害に対する実践的な行動や心構えを学びました。   「地震発生!どうしたらいい?」その時の行動は? 写真を見て自らが思う色「ここは危険(赤)」「安全(青)」「役立つ(黄)」のカードをあげる児童の様子

  • 津江中学校において出前授業を実施

    2021年6月15日(火)

    6月11日(金) 日田市中津江村の津江中学校において生徒約30人を対象に防災講座を実施しました。 体育館で実施された防災講座では,減災センターの板井防災コーディネーターが周囲に早期避難を促す声掛けの大切さを訴え,「逃げよう」と家族や近所の人に言える人になってほしいと呼びかけました。 続いてNPO法人リエラ 松永代表(大分大学OB)は「豪雨は地震と違い,避難して命を守れる災害」と指摘し,ハザードマップを使って生徒の自宅から学校までの道のりで発生する可能性のある災害や安全に避難できる場所などを確認しました。 津江中学校のある中津江村では昨年の令和2年7月豪雨において大規模な土砂崩れが起きており,1年経った今,早期避難の大切さを改めて考えるいい機会になりました。   [caption id="attachment_3679" align="alignnone" width="700"] 「早期避難の大切さ」を訴える板井防災コーディネーターの講座[/caption]     [caption id="attachment_3680" align="alignnone" width="700"] ハザードマップで危険な場所や安全に避難できる場所を確認する様子[/caption]  

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