お知らせ

  • 日田市立小野小学校において「親子で防災マップづくり」に参加しました

    2025年7月1日(火)

     令和7年(2025年)6月27日(金) 日田市小野小学校において「親子で防災マップづくり」に参加しました。当日は、日田市立小野小学校の児童・教職員・保護者、大分県振興局、大分大学の教職員・学生、約60名で防災マップつくりに取り組みました。  参加者の自己紹介のあと、鶴成センター長から小野地区の地形について平成29年(2017年)九州北部豪雨災害のドローンの映像などを交えて説明がありました。 次に、今後の災害に備えて住んでいる地域の防災マップつくりをしました。 親子で話しあいながら家の周りや避難経路などの危険な箇所に赤や黄色のシールを貼ったり、過去の経験などを書き込んだりしました。 「我が家のやくそくシート」に避難開始のタイミングや避難場所、緊急連絡先を確認し記入して仕上げました。

  • 鶴成センター長が国土交通省国土地理院より功労者感謝状を贈呈されました

    2025年6月24日(火)

    令和7年(2025年)6月20日(金) CERDセンター長 クライシスマネジメント機構副機構長 鶴成悦久教授は、国土交通省国土地理院長より「測量の日」における功労者感謝状を贈呈されました。 CERDと国土交通省国土地理院九州地方測量部は平成31年(2019年)に、大分県域の安全・安心な地域づくりに寄与するため、互いに連携・協力することに合意し協定を締結しました。 【受賞理由】「鶴成CERDセンター長は、「地理空間情報活用推進に関する九州地区産学官連携協議会」の発足に尽力するとともに、平成29 年度(2017年度)から「大分地区地理空間情報活用推進に関する産学官連携検討会」の取りまとめを務めるなど、連絡会議の運営に多大な貢献をしている。また、大分県における防災・減災に資するために「減災シンポジウム」を開催、「災害情報活用プラットフォーム(EDiSON)」を構築し、「大分県災害対応支援システム」とも連携するなど、地域での地理空間情報の普及・活用促進に多大な貢献をしている。さらに、NHK 大分放送局と共同で大分県災害データアーカイブの作成・運用を開始し、地図上に災害伝承碑を含め、災害の記録を表示するなど、防災・減災に貢献するとともに、国土地理院が進める自然災害伝承碑に、大分県の市町村が積極的な登録を行うよう、働きかけに貢献をしている。」 測量・地図の感謝状贈呈者決定 https://www.gsi.go.jp/kohokocho/kohokocho65050.html 令和7年度「測量の日」における功労者感謝状の贈呈 https://www.gsi.go.jp/kyusyu/kyushu_20250603.htm

  • 学生災害ボランティア講習会を実施しました

    2025年6月6日(金)

     令和7年(2025年)6月4日(水) 学生・留学生支援課と共同で学生災害ボランティア講習会を旦野原キャンパスと挾間キャンパス(サテライト会場)にて行いました。本学学生が実際に被災地へ災害ボランティアとして参加・活動をする場合は,本講習を毎年受講することが条件となっており,約100名の学生が受講しました。初めに,鶴成悦久教授(センター長)より災害発生からボランティア派遣までの流れの説明があり、ボランティアの募集が短期間になるので災害の情報から心構えをしておいてほしいとお話がありました。次に本学OBのNPO法人リエラ代表理事の松永鎌矢さんから災害ボランティアの必要性や心構えについて,東日本大震災における自身の経験,能登半島地震での支援活動を踏まえ説明がありました。次に,学生CERDの元代表である経済学部4年池田秀翔さんが,ボランティアの経験談や自身が活動している学生CERDの紹介を行いました。大切なことは見えない、現場でしかわからないこともある、学生だからできることもあるので,難しく考えずに災害ボランティアに参加してほしいということを講習会に参加した学生に伝えました。さらに,サテライト会場の医学部(センター次長)下村剛教授から,医学的な見地に基づき,災害ボランティアにおける感染症対策について説明がありました。最後に,5月28日(水)に行った尾畠春夫さんによる土のうつくり講座の映像を流しました。尾畠さんから「まずは自分の命と家族と自分の家を一番に守ることが大事。それが確保できれば困っている人のところに手を差し伸べてもらいたい」という言葉がありました。本学では,災害ボランティア活動に関しては組織的な対応を軸としています。災害ボランティアの派遣では,減災センターが現地の安全を確認するとともにボランティアセンターとの調整を行い,学生・留学生支援課を通じて講習会受講者へ参加案内します。最終的には派遣の有無を学長が機関決定し,被災地へ災害ボランティアを大分大学として派遣します。講習会で得た災害ボランティアの知見を活用して,本学でも被災地で行う活動に迅速に対応し,機能的な対応をしていく所存です。

  • 福岡管区気象台より感謝状を贈呈されました

    2025年6月4日(水)

    令和7年(2025年)6月2日(月) CERDは、福岡管区気象台長より「第150回気象記念日」の 式典において感謝状を贈呈されました。 CERDと大分地方気象台は、CERDが発足した平成30年(2018年)に、大分県域の安全・安心な地域づくりに寄与するため、互いに連携・協力することに合意し協定を締結しました。 本協定では、CERDと気象台が保有する災害に関わる各種情報(災害関連情報)を相互に利用することや、地域防災力向上に資する取組・調査研究及び防災教育に関して連携・協力をすることとしております。 【受賞理由】「防災・減災知識の普及啓発に寄与し、地域の防災力の発展に貢献した功績による。」

  • 教員公募のお知らせ

    2025年3月10日(月)

    減災・復興デザイン教育研究センターでは以下の公募を実施しています。 詳しくは「教員公募要領」をご確認下さい。 https://www.cerd.oita-u.ac.jp/recruit/

  • 令和6年度 減災シンポジウムin国東市 を開催しました

    2025年2月7日(金)

    令和7年2月2日(日)に国東市武蔵中央公民館において,大分大学主催(共催に国東市,大分県,気象庁大分地方気象台,国土地理院九州地方測量部)による「減災シンポジウムin国東市」を開催しました。当日は休日にもかかわらず市内外から約140名の方が訪れ「持続可能な減災社会の実現に向けて」をテーマに,地域防災や減災社会のあり方を考えるシンポジウムとなりました。 第一部 「災害を学ぶ」 では大分大学減災・復興デザイン教育研究センター長の鶴成悦久教授が,これから多発化・甚大化する豪雨災害、そして迫りくる大規模地震にどのように立ち向かっていき,それを享受できる減災社会を考えていくかということが大きな課題であると述べ,過去・現在・未来を見据えた減災社会の構築について報告しました。 続いて,関係機関からのトピックスとして国東市・大分県・気象庁大分地方気象台,国土地理院九州地方測量部より話題提供がありました。 第二部 「実践的な避難計画に向けて」 では社会福祉法人南部清流福祉会 南部こども園 主幹保育教諭 萱島 美和 様より12月に開催した避難訓練での課題等の事例発表がありました。避難訓練を繰り返し行うことで子どもが落ち着いて行動できる,いざという時に保育士のとるべき行動が瞬時にわかる,避難訓練で問題点や改善点を明らかにし防災対策をブラッシュアップできると報告しました。 ※国東市とCERD(協力:大分県・大分地方気象台)では令和6年8月5日・7日に「要配慮者利用施設における 避難確保計画」に関する事業者説明会を開催しました。 第三部 「若者からの提言」 では県立国東高等学校生徒と大分大学の学生より令和6年11月23日に開催した「フィールドツアー」と12月27日の「ワークショップ」の様子を動画(YouTube動画)で紹介しました。そして,2040年に国東市が迎える減災社会の姿を「教育」「避難」「観光」「福祉」の4つの分野から目標を設定し,2033年までに行うべき行動計画の実現に向けて,自分たちができることを発表して締めくくりました。   第四部 「市民参加によるディスカッション」においては,パネリストとして国東市長 松井督治 様,大分県生活環境部防災局長 首藤 圭 様,気象庁大分地方気象台長 酒井亮太 様,市民代表 萱島美和 様,同じく市民代表 倉田久美 様,高校生代表 大分県立国東高等学校2年 上野悠奈 様,コメンテーターとして九州大学大学院工学研究院附属アジア防災研究センター教授 三谷泰浩 様(減災センター客員教授),コーディネーターを鶴成センター長が務め「みんなでつくる国東の防災・減災」をテーマに討議が進みました。討議では来場者にクリッカーと呼ばれる装置が配布され,スクリーンに映し出されるアンケートに回答し,結果からどのような対応が必要なのか,壇上と参加者である市民が一体化したパネルディスカッションが開催されました。 大分大学では地域貢献の一環として県内の自治体と協働による「減災シンポジウム」を開催しており,令和7年度の開催は杵築市を予定しております。  

  • 1/13(月)「防災・避難所EXPO2024」を開催します

    2024年12月26日(木)

    近年、我が国は地震や豪雨などの自然災害の多発や、新型コロナウイルスの感染拡大など、社会生活を脅かす多くの危機(クライシス)に直面しています。大分大学は地域の中核大学として、このような社会的クライシスに対応することを目的に令和4年4月に全学組織である「クライシスマネジメント機構」を設立しました。 本シンポジウムは同機構の取組の一環として、自然災害時に誰もが関わる可能性のある避難所の在り方をテーマに開催するものです。 今回は、避難所とDX推進にフォーカスし、これをテーマとした内容とします。災害時、誰もが関わる可能性のある避難所と、近年のスマートフォン等の普及で生活様式が大きく変化している中で課題となっている災害時の通信環境の確保は社会的な関心が高く、これらをつなげる「避難所DX推進」をテーマとして、専門家による講演と専門家とメディア代表によるパネルディスカッションを実施します。 また、シンポジウムと併せて、防災・減災や避難所に関する展示会をシンポジウム会場内で開催します。(防災・避難所EXPO2025)避難所とDX推進を中心に、自治体・企業等の協力により、模擬避難所や災害に強い通信技術をはじめ、各種の防災グッズや災害支援の取組等を紹介する展示を行います。 サイドイベントとして「Matching HUB OITA, Trial」という産学官のマッチングイベントも開催されます。 本シンポジウムは、一般社団法人国立大学協会が、全国の国立大学に向けて募集した「レジリエント社会・地域共創シンポジウム」に本学が応募し、採択されたもので、国立大学協会及び大分県、大分市との共催により、県内企業・報道機関の協力・協賛の下で実施します。 事前申込不要でどなたでも参加できます。 皆様のご参加 お待ちしております。 開催日時 令和7年1月13日(月) 10:30~17:00 開催場所 J:COMホルトホール大分 ※参加無料・事前申込不要 主  催 国立大学法人大分大学,一般社団法人国立大学協会  共  催 大分県,大分市     

  • 1/13(月)「能登半島地震を振り返る」セミナーを開催します

    2024年12月23日(月)

    大分大学では1月13日月曜10時より J:COMホルトホール大分3階大会議室で 「能登半島地震を振り返る,奥能登からみた地震と被災者生活そして復興」 と題したセミナーを開催します。 当日は研究発表のほか パネルディスカッションでは支援にあたったNPOや団体 そして輪島市や能登町の地域住民も参加して 地震発生からこの1年を振り返りながら 被災生活や復興への想いなどを議論します。 事前申込不要でどなたでも参加できます。 皆様のご参加 お待ちしております。 開催日時 令和7年1月13日(月) 10:00~12:00 開催場所 J:COMホルトホール大分 3階 大会議室 ※参加無料・事前申込不要 主  催 大分大学 減災・復興デザイン教育研究センター 共  催 大分県,大分市

  • 台風第10号被災地にボランティアを派遣しました。

    2024年9月9日(月)

    9月6日から8日の3日間にわたり,台風第10号によって被害が発生した地域に本学学生および教職員による「災害ボランティア」を派遣しました。 災害ボランティアの派遣については,減災・復興デザイン教育研究センター(以下、「減災センター」)が大分県内でボランティアの受入れを表明した国東市社会福祉協議会と協議し,被災地の要望に合わせて決定しました。 災害ボランティアは,国東市に3日間延べ37名(学生19名・教職員18名)を派遣し,浸水や土砂の流入により被災した民家周辺の土砂の除去など多岐にわたるボランティア活動を行いました。参加した学生は「ニュースで台風の被害を知り、復興や復旧の力になりたいと思い参加した。被災した地域は若者が少ないところも多いので、学生が支援の輪に入る意義は大きいと思う」「体を動かすことはできるので、そういった形でお手伝いできたらうれしいと思って来た。実際に来てみて、こういうことが起きるんだなと実感した」と話していました。 今回の災害ボランティアは,事前に減災センターが開催する「災害ボランティア講習会」を受講した少数精鋭の学生を派遣しました。減災センターでは,引き続き地域の防災・減災に加え復旧や復興支援等にも尽力していきます。 ※本災害ボランティア活動は,「公益財団法人スポーツ安全協会 スポーツ普及奨励助成事業」の採択を受け,当該助成をもって実施されました。

  • 令和6年4月1日付け人事異動について

    2024年4月1日(月)

    令和6年4月1日付けで減災・復興デザイン教育研究センターの人事異動が行われましたのでお知らせいたします。   <減災・復興デザイン教育研究部門 主担当教員> 助教 福田 昌代 (専門分野:ランドスケープ科学,都市計画,地域研究)   <減災・復興デザイン教育研究部門 兼担教員> (医学部) 講師 佐藤 弘樹(救急医学, 医療管理学,医療系社会学) (理工学部) 教授 富来 礼次(建築環境工学,建築音響学) 教授 黒木 正幸(建築構造学) 准教授 田中 圭(建築構造学,木質構造学)   <客員教授・准教授> 客員教授 細谷 和範 津山工業高等専門学校・教授 客員教授 石井 圭亮 永富脳神経外科病院 客員教授 岡本 文雄 元大分県生活環境部防災局長 客員教授 板井 幸則 元臼杵市消防本部消防長・元大分大学防災コーディネーター 客員准教授 廣田 雅春 岡山理科大学・准教授   以上