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  • 日田市天ヶ瀬温泉地区における災害時の避難訓練に協力

    2021年6月10日(木)

    6月6日(日)に日田市天瀬町天ヶ瀬温泉地区において同地域住民を対象にした災害時の避難訓練が実施されました。 減災センターでは日田市や地元関係機関と連携し,避難行動訓練に対するヒアリング調査を実施。調査では参加者69名から回答をいただき,避難所までの時間や交通手段を確認するとともに,避難するタイミングや避難指示における放送発令の聞こえやすさ,近所への声かけなどの初動対応,避難先や避難所の課題などを把握しました。 調査では回答者のうち72%の方が避難時にご近所や家族などへ声かけをしたとされ,95%の方が令和2年7月豪雨を受けて防災意識が高まったとされました。一方で,避難指示発令時の放送が聞こえないことや,避難所の設備,避難時の受付けに課題があるとされ,同地区の復興を手がける天ヶ瀬温泉つなぐ会議や日田市を通じて,住民避難の改善に向けた取り組み課題として役立てます。 令和2年7月豪雨で甚大な被害を受けた天ヶ瀬温泉街では地域の方を中心に日田市と連携して様々な復興事業が進んでおり,減災センターでは被災以降,災害ボランティアの派遣や復興支援を行っております。  

  • 学生災害ボランティア講習会を開催しました

    2021年6月9日(水)

    減災・復興デザイン教育研究センター(以下,減災センター)は,6月2日にオンラインにて学生災害ボランティア講習会を学生・留学生支援課と共同で行い,学生約140名が受講しました。本学学生が実際に被災地へ災害ボランティアとして参加・活動をする場合は,本講習を毎年受講することが条件となっています。例年,実習(土のうづくり)を交えた対面での講習会を行っていましたが,新型コロナウイルス感染拡大防止のため昨年度に引き続き今年度も,Zoomによるオンライン講習会となりました。 講習会では,NPO法人リエラ代表理事の松永鎌矢さん(大分大学OB)から災害ボランティアの必要性やボランティアを行うときの心構えと注意事項について,医学部の下村剛教授から医学的な見地に基づき災害ボランティアにおける感染症対策について説明がありました。さらに,学生CERDの代表である教育学部4年生の山口泰輝さんからボランティアの体験談や自身が活動している学生CERDの紹介を行いました。山口さんは令和2年7月豪雨災害の際に本学から派遣した災害ボランティアに参加し,学生リーダーとして活動した経験から,「災害ボランティアは『被災地のため』だけはなく『自分のため』になる。これからも『被災地にかかわり続ける』こと,『学ぶ』ことを大切にしていきたい」と講習会に参加した学生に伝えました。減災センターからは災害ボランティアの説明や活動時の服装,さらには土のうの作り方について映像を交えて説明し,最後に一昨年度講師を務めたスーパーボランティア尾畠春夫さんからのコメントを紹介しました。 本学では災害ボランティア活動に関しては組織的な対応を軸としています。災害ボランティアの派遣では,減災センターが現地の安全を確認するとともにボランティアセンターとの調整を行い,学生・留学生支援課を通じて講習会受講者へ参加案内します。最終的には派遣の有無を学長が機関決定し,被災地へ災害ボランティアを大分大学として派遣します。 新型コロナウイルス感染拡大の影響により県外から参加する災害ボランティアの協力が難しいため,早期の復旧・復興には県内の総力が必要とされています。講習会で得た災害ボランティアの知見を活用して,本学でも被災地で行う活動に迅速に対応し,機能的な対応をしていく所存です。

  • 減災・復興デザイン教育研究センター 兼担教員についてお知らせ

    2021年6月1日(火)

    令和3年6月1日(火)より減災・復興デザイン教育研究センターに3名の兼担教員が着任されましたのでお知らせいたします。   氏名 所属 専門 徳丸 治 福祉健康科学部理学療法コース・教授 生理学,航空宇宙医学,小児科学 上白木 悦子 福祉健康科学部社会福祉実践コース・教授 医療福祉 渡辺 亘 福祉健康科学部心理学コース・教授 臨床心理学

  • 日田市天ヶ瀬地区の避難行動計画を実施

    2021年5月19日(水)

    5月15日(土)と16日(日)に日田市天ヶ瀬温泉地区で,天ヶ瀬温泉つなぐ会議と日田市天瀬振興局,そして減災センターの三者が協力して,地域住民を対象にした災害時の避難行動計画(図上訓練)を実施しました。令和2年7月豪雨で甚大な被害を受けた天ヶ瀬温泉街では地域の方を中心に様々な復興事業が進んでおり,センターでは被災以降,災害ボランティアの派遣や復興支援を行っております。 昨年の7月豪雨では玖珠川の氾濫により温泉街やその周辺で洪水が発生しました。そこで専用シートを用いた避難行動計画では,減災センターが災害時の気象データや天瀬地区の避難状況,そして河川の水位などの資料をもとに,4地区それぞれ地図上でふりかえり,各自(世帯)で具体的な避難行動計画を話し合いました。センターが昨年度日田市(市内,天瀬地区,中津江・上津江地区)で実施したアンケートでは,避難を始めるきっかけとして「近所の声かけ」が回答として多かったことから,計画には避難時に声かけが可能な方などを話し合って記入し、避難行動計画を完成させました。   「令和2年7月豪雨」の気象や水位及び避難行動についての説明(センターより)     地図上での災害の「ふりかえり」と避難行動計画づくりの様子(地区ごとで実施)

  • 宇佐市要配慮者施設を対象とした避難確保計画の説明会について

    2021年5月18日(火)

    5月10日(月)に宇佐市役所で要配慮者施設を対象とした避難確保計画の説明会が開催されました。これは水防法及び土砂災害防止法の改正に伴い,浸水想定区域や土砂災害警戒区域内の要配慮者利用施設の管理者は「避難確保計画」の作成,「避難訓練」の実施の2点が義務として関係法令にて定められています。 説明会では主催者である宇佐市と県宇佐土木事務所から法的な説明やハザードマップなどの説明を行ったほか,先進事例として社会福祉施設による取り組み事例の紹介がありました。減災センターからは,近年の災害発生状況について説明を行い,昨年の令和2年7月豪雨災害を事例として,災害時の避難行動の難しさと早めの避難の必要性を訴えました。また,ハザードマップの読み解き方や,実効性のある行動計画としてPDCAサイクルの徹底が危機管理に重要であることを述べ,説明会を締めくくりました。   宇佐市役所で事業種別に開催された避難確保計画の説明会  

  • 年末年始休業のお知らせ

    2020年12月24日(木)

    大分大学では令和2年(2020年)12月28日(月)が一斉休業のため,本年のセンター業務は12月25日(金)までとなります。 年始は1月4日(月)からとなりご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。 本年は大変お世話になりました。 来年もよろしくお願いいたします。

  • 【学内限定】令和2年7月豪雨災害と復興への課題(現地見学について)

    2020年10月26日(月)

    令和2年7月豪雨災害では大分県西部,北部,中部を中心に各地で洪水や土砂災害が発生しました。 発生した豪雨に伴い県内では人的被害も含め甚大な被害が発生しました。 災害から約3か月が経った今,被災地では復旧や復興へと舵をとるなかで様々な課題が浮き彫りになっています。 そこで被災地の復興に関し学生らに関心をもってもらおうと,宝泉寺温泉(九重町)と天ヶ瀬温泉(日田市)で災害復興への課題をテーマにした現地見学を行います。 本事業の一部は「学生災害ボランティア支援の会」による『学生CERD【代表:山口泰輝(教育学部3年)】』への災害ボランティア活動助成により実施されています。 主催:大分大学減災・復興デザイン教育研究センター【CERD】,学生・留学生支援課 実施:1 1 月 1 8 日(水曜) 9 : 0 0(出発) 1 6 : 0 0(帰着予定) 定員:3 0 名(学生対象・申込順) ※コロナウイルス感染対策により定員数を限定しています。災害ボランティア参加経験の有無は問いません。 申し込みURL https://forms.gle/CGrERx7RwxzrQqJh6 【申込締切 10月30日(金)(申込順)】   注意事項: 大分大学HPに掲載されている「新型コロナウイルス感染症に係る学生通知(9.10)」への対応を遵守するとともに,当日は健康状況や検温及びマスク着用を義務付けます。また,被災地の方が不愉快に感じるような服装は控えてください。 <お問合せ先> 大分大学減災・復興デザイン教育研究センター Mail: cerd-office【@】oita-u.ac.jp TEL : 097-554-7333 <実施協力> ほたるとかじかの宿 旅館九重 宝泉寺温泉旅館組合 天ヶ瀬温泉未来創造プロジェクト 学生CERD

  • 学生災害ボランティア講習会を開催しました

    2020年5月29日(金)

    減災・復興デザイン教育研究センター(以下,減災センター)は,5月27日にオンラインにて学生災害ボランティア講習会を学生・留学生支援課と共同で行い,学生約200名が受講しました。本学学生が実際に被災地へ災害ボランティアとして参加・活動をする場合は,本講習の受講が必須条件となっています。例年,実習(土のうづくり)を交えた対面での講習会を行っていましたが,今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため,Zoomによるオンライン講習会となりました。 講習会では,NPO法人リエラ代表理事の松永鎌矢さん(大分大学OB)からの災害ボランティアの必要性やボランティアを行うときの心構え,注意事項についての説明に続き,経済学部4年の田中慎一さんからボランティアの体験談や自身が活動している学生CERDの紹介を行いました。減災センターからは活動時の服装,土のうの作り方について映像を交え説明し,昨年度講師を務められた尾畠春夫さんからのコメントを紹介しました。最後に,医学部の下村剛教授から災害ボランティアにおける感染症対策について医学的な見地から説明がありました。将来災害医療に携わりたいという看護学科の学生や学校の先生になるために取っておいたほうがよい資格について尋ねる学生など,興味関心の高い学生が多く,有意義な講習会となりました。  

  • 大分大学開放イベントに出展しました。

    2019年11月6日(水)

    11月4日(祝・月)に行われた大分大学開放イベントに「防災・減災に役に立つドローン技術と土のうづくり講座」をテーマとして出展しました。 当日、災害調査などで使用する小型ドローンの展示や小林研究室の学生たちの協力のもと出展ブースを訪れた方々にドローンのフライトシミュレータや事前に撮影したドローンから見える景色をVRゴーグルを使って体感していただきました。 また、板井防災コーディネーターによる土のう袋の作り方やその積み方を同時開催し、使用する時の土のう袋の重さがどれくらいになるのか体感してもらい、実践講座として土のう袋のくくり方・積み方を体験していただきました。 事前に準備した持ち運びが軽い土のう袋に取り替えて、何気なく使う土のう袋のくくり方、くくった土のう袋を実際にどのように積むのか展示ブースを訪れた方々に実際に積んで体験してもらいました。 ドローンを間近で体験できる、土のう袋を実際に積んだりする体験という事もあり、多くの方が減災・復興デザイン教育研究センターの展示ブースまで足を運んでいただきまして誠にありがとうございました。 この機会をきっかけに防災・減災についてご家族などでお話しをするきっかけ作りになればと思っております。    開放イベント展示ブースの様子        ドローンシミュレータやVRゴーグルを使っての模擬体験       土のう作り講座にて、実際に使うときの土のう袋の重さを体験                        

  • News Letter vol.3 ( Oct., 2019)を公開しました

    2019年11月5日(火)

    News Letter vol.3を公開しました。 今回の特集は「大分県災害データアーカイブについて」です。大分県内外にてボランティア活動をされている尾畠春夫さんを招いての災害ボランティア講習会などの報告も掲載しています。 メニュー「刊行物」→「News Letter」 News Letter vol.3(Oct., 2019) PDF

  • 大分県と大分大学減災・復興デザイン教育研究センターとの災害対策に係る連携に関する協定締結式を行いました

    2019年2月6日(水)

    2月4日(月)に大分県庁にて,大分県と大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(以下,減災センター)災害対策に係る連携に関する協定締結式を行いました。大分県とは,中津市耶馬渓町で発生した斜面崩壊の現場で,現地対策本部や関係機関と連携しながら,二次災害の危険性に関して現地で救援・支援にあたる活動隊への後方支援活動を行ったところです。また,減災センターでは,ドローンデータをはじめとする災害情報の集約・分析・活用に関する研究開発や,地域における防災教育の推進等を進めています。 本協定は,地域における防災教育の推進や県内の地方公共団体に対する災害対応業務の高度化の推進等に資することなどを目的としており,この度の協定締結を契機として,本学は一層大分県民の皆様の安全・安心に貢献していく所存です。   調印を交わした広瀬 勝貞 大分県知事と北野 正剛 大分大学学長   列席者一同による記念撮影   締結式の様子  

  • 第8回大分自然環境研究発表会について

    2019年1月11日(金)

    12月15日(土)に理工学部大会議室にて、第8回大分自然環境研究発表会(主催:大分自然博物推進委員会)が開催され、減災センターより奥山 みなみ 助教(医学部)、中井 真理子 客員研究員(NPO法人おおいた環境保全フォーラム)による「大分県北西部地域における外来生物アライグマの遺伝子解析結果」について研究発表が行われました。 タイトル:大分県北西部地域における外来生物アライグマの遺伝子解析結果 発表者:〇中井真理子、 奥山みなみ(〇が発表者) <概要> 近年、大分県北西部地域において特定外来生物アライグマが急増している。近隣の福岡県、佐賀県では、年間1000頭(2017年時点)以上捕獲されており、九州北部からアライグマが分布を拡大し南下していると予想されてきた。根絶を目標とした対策を講じるには個体数が少ない早期の捕獲が有効であるが、実際は農作物などへの被害が深刻化してからの対策となることが多く、被害や痕跡が少ないうちの対策の必要性を数値で示すことが難しい情況であった。そこで、分布拡大に関する科学的な調査を2017年10月~2018年3月に実施した(H29年度環境省九州地方環境事務所請負業務)。大分県北西部地域および福岡県と大分県の県境地域で捕獲されたアライグマ105個体のミトコンドリアDNA分析をおこない、中津市と日田市で出現したmtDNA型に地域的な偏りがあることが分かった。中津市と日田市の市境には大きな河川である筑後川水系があり、地理的な要因で遺伝子グループが分かれている可能性が示唆された。今後は、GISによる詳細な分析を進め、将来的にアライグマの分布拡大を予測し、早期の対策へとつなげる仕組みを構築したい。 データ引用元:平成29年度九州地方アライグマ防除連携推進業務報告書 (発注者:環境省九州地方環境事務所、請負者:NPO法人おおいた環境保全フォーラム)    

  • 学生を対象とした災害ボランティア講習会を開催しました

    2018年12月25日(火)

    12月19日(水)に産学官連携推進機構2Fセミナー室にて,本学の学生を対象とした第2回災害ボランティア講習会(第1回は今年5月29日)を開催しました。 講師には,ひちくボランティアセンター(大分県日田市)でボランティア活動を行う松永鎌矢さん(日田市地域おこし協力隊,大分大学OB)をお招きし,災害ボランティアに関して解説していただきました。また,学生CERDの田中慎一君(経済学部地域システム学科2年)より,自らのボランティア体験談や防災・減災に関する活動発表が行われました。 大分大学では平成29年度に発災した災害に対して,学生・教職員の多くが災害ボランティアとして参加しました。この経験をふまえ,復旧・復興へのボランティア活動に学生としてどのように関わっていくのかといった事前学習が重要となりました。実際に,災害ボランティアの本質を事前に学ぶことで,被災地で行うボランティア活動に迅速で対応し機能的な対応が期待されます。そこで,学生支援課と減災センターでは災害ボランティアに参加を希望する学生に対して,事前に災害ボランティアの本質を伝え,被災地における復興・復旧活動への理解を進めるための講習会を定期的に開催しています。 受講修了者には「災害ボランティア講習会受講修了証」を発行し,活動に参加した場合は[災害ボランティア協力隊]の認定を行います。 災害ボランティア講習会は定期的に学内で開催しておりますので,学生の皆様は是非,お気軽にご参加ください。     ▲災害ボランティアの説明と活動を報告する松永鎌矢さん(ひちくボランティアセンター:大分県日田市)   ▲ボランティア活動の発表を行う田中慎一君(経済学部地域システム学科2年) ▲板井コーディネーターによる防災と減災について      

  • 【学内学生対象】応急手当普及員講習会を実施します

    2018年12月20日(木)

    【大分大学学生の皆さまへご案内】 応急手当普及員講習会のお知らせ このたび大分市消防局 警防課 救急救助担当班(救急救命士)より講師をお迎えし、応急手当普及員講習会を実施します。 この講習会では、応急手当の普及活動を行う際の「AEDの使用」を含めた、心肺蘇生法の知識と技術を習得することができます。受講修了者には大分市消防局より「応急手当普及員認定証」が交付れ、応急手当普及員として、地域の方や学生等へ心肺蘇生法の指導(講習会)を行うことができます。 3日間の受講では、基礎医学(人体の構造、感染防止)と応急手当(AEDの使用方法を含む)の実技や指導方法等が学べます。応急手当に関する基礎をしっかりと学ぶことができるため、これまで救命講習等を受講したことがない方でも受講が可能です。 応急手当について学べる大変貴重な講習会となりますので所属学生の方はぜひご参加ください。   日 時 :平成31年2月19日(火)、20日(水)、21日(木) ※3日間とも08:30-17:15 場 所 :大分大学旦野原キャンパス 産学官連携推進機構2F(セミナー室) 講 師 :大分市消防局 警防課 救急救助担当班(救急救命士) その他 :受講修了者には「応急手当普及員認定証」が交付されます。 主 催 :減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) お申込み方法:締切は2/8(金)まで [氏名][ふりがな][所属学部/研究科・学科/コース等・学年]を以下のアドレスに送信願います。 減災・復興デザイン教育研究センター E-mail:cerd-office【@】oita-u.ac.jp

  • 大分大学,SAPジャパン,ザイナス「防災・減災のための情報活用プラットフォームの構築」に向けた実証実験を開始しました

    2018年12月12日(水)

    大分大学減災・復興デザイン教育研究センター,SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区,以下SAPジャパン),株式会社ザイナス(本社:大分県大分市,以下ザイナス)は,「防災・減災のための情報活用プラットフォーム(仮称:EDISON)」の構築に向けた実証実験を開始しました。 大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(以下CERD)では,平成30年1月の設立以降,県内で発生した自然災害への対応のほか,地域防災に資する様々な活動に取り組んでいます。 災害発災時の迅速な調査とその対応により有効な情報を提供するためには,多種多様なデータを統合し,分析結果を共有することが求められています。一方で,災害調査と対策にドローンやIoT,AIなどのデジタル技術が今後急速に発展していくなかで,これらの情報を災害発生時の迅速かつ正確な初動対応,そして地域防災に活用する仕組みは提案されていません。 このような背景のもと,このたびCERD,SAPジャパン,ザイナスの3者が協力し,「防災・減災のための情報活用プラットフォーム(仮称:EDISON)」構築に取り組むこととなりました。 3者はシステムの実用化に向けて,平成31年4月まで本プラットフォームの実証実験に取り組みます。さらにアジア各国の複合型災害に取り組むため,他大学や組織との連携を強化し,災害対策センターの設立とその組織的なネットワーク化の推進を目指します。

  • 大分地方気象台との連携・協力に関する協定を締結しました

    2018年11月16日(金)

    大分大学減災・復興デザイン教育研究センターと大分地方気象台は、気象台が毎年開催するお天気フェアに大分大学として出展を行い、連携を図ってきました。また、大分県内を相次いで襲った昨年の7月九州北部豪雨、9月台風第18号の水害等の災害を通じ、大分県域の防災・減災や防災教育の取組について、意見交換や情報共有を重ねてきました。 本年1月より、センターが常設化されたことにともない、大分県域の安全・安心の地域づくりに寄与することを目的に、新たに協定を締結し、連携・協力体制を緊密・強固なものにします。なお、気象台と大学が協定を締結するのは九州では初となります。   小林祐司センター長(左)、北﨑康文大分地方気象台台長(右) 列席者一同による記念撮影        

  • 地震・津波避難訓練に板井コーディネーターが協力

    2018年10月15日(月)

    10月15日(月)に津留区自主防災会(臼杵市)主催による地震・津波避難訓練が行われ、板井コーディネーターが訓練の監修および講話等を行いました。 訓練終了後に行われた講話では、訓練の講評や避難する際のポイントなどについて説明が行われました。 訓練に参加した多くの方にとって迅速な避難が大切であるという事があらためて認識されたことと感じます。   避難訓練の様子

  • 10月12日(金)に防災を身近に感じて頂くための「防災講座」を実施しました

    2018年10月12日(金)

    10月12日(金)に産学官連携推進機構2Fセミナー室にて,地域活動を実践される浄友会(臼杵市)に対して「防災を身近に感じて頂くための防災講座」を開催しました。 防災講座では「迫り来る災害に備えて」を演題に,板井防災コーディネーターが講師を務めました。講座では,減災センターによる教育研究活動の紹介をはじめ,全国で頻発した豪雨や地震災害,そして大分県内で発生した災害状況について解説しました。特に,各地で甚大な被害をもたらした台風による豪雨災害などを事例に「災害に備える」ことの重要性を参加者に伝えました。最後に,板井コーディネーターが東日本大震災で救助活動にあたった岩手県釜石市を振り返り,防災教育への重要性や,地域防災への想いを参加者らに伝えました。 防災講座終了後はキャンパスツアーとして「学生交流会館B-Forêt(食堂)」にて昼食をとっていただき,大学の雰囲気を体験していただきました。なお,参加者の中には本学の卒業生もおり,50年ぶりとなった本学の変容に驚いておりました。      防災講座を聴講されている様子   防災講座は地域の要望に応じて「無償」で定期的に開催しています。 学内開催だけでなく,地域や小中学校,高校などでも出前講座を行っておりますので,お気軽に減災センターまでご相談ください。 ※防災講座については,以下のサイトをご覧ください。 http://www.cerd.oita-u.ac.jp/wa/wp-content/themes/oita/img/pamf.pdf

  • 日田市立五馬中学校にて防災教育を行いました。

    2018年10月4日(木)

    10月3日(水)に大分県日田市天ヶ瀬の日田市立五馬中学校にて防災教育(防災講演・避難訓練)を実施しました。避難訓練は実際の地震を想定し告知をせず避難訓練を行いました。また当日は地震体験車も来ており実際の地震の揺れを体感できたと思います。避難訓練を実施した後は、災害にあった時に行動するための考えを持ってもらうために防災講演を行いました。 今回の防災教育を通して、災害にあった際に少しでも防災・減災につながればと考えております。   訓練の様子(屋内) 訓練の様子(屋外へ避難) 地震体験車(ユレルンダー) 地震体験車(ユレルンダー)を使用しての地震体験          

  • 防災を身近に感じて頂くための「防災講座」を実施しました

    2018年9月20日(木)

    9月18日(火)に産学官連携推進機構セミナー室にて「うすきね会」(臼杵市)を対象とした防災講座を実施しました。 防災講座では板井防災コーディネーターが講師を務め,近年,大分県内で発生した災害概況や減災センターの取組等を報告しました。そして,頻発する災害から,防災・減災につなげるための「避難のための基礎知識」について説明を行いました。講座の最後には,避難所などで役に立つ「段ボールを使った簡易スリッパ」を作成し,防災・減災の心構えから災害時に役立つ知識を参加者は学びました。 防災講座終了後は,キャンパスツアーとして「学生交流会館B-Forêt(食堂)」にて昼食をとっていただき,大学の雰囲気を体験していただきました。 防災講座は地域の要望に応じて「無償」で定期的に開催しています。 学内開催だけでなく,地域や小中学校,高校などでも出前講座を行っておりますので,お気軽に減災センターまでご相談ください。 ※防災講座については,以下のサイトをご覧ください。 http://www.cerd.oita-u.ac.jp/wa/wp-content/themes/oita/img/pamf.pdf     防災講座の様子(産学官連携推進機構2Fセミナー室) 段ボールを使った簡易スリッパの作成風景   防災講座を終えて大分大学キャンパスの案内 学生交流会館B-Forêt(学生食堂)    

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