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  • 【減災シンポジウムin宇佐市】フィールドツアーについて

    2022年11月13日(日)

    令和4年11月12日(土)に,宇佐市にて大学生や地元高校生を対象とした「過去の災害地や想定される災害を学ぶフィールドツアー」が開催されました。本事業は「令和4年度 減災シンポジウムin宇佐市」(令和5年1月29日(日)宇佐市(宇佐文化会館・ウサノピア)で開催)の関連イベントとして,大分大学減災センターと宇佐市(共催に大分県・大分地方気象台・国土地理院九州地方測量部)が協働で実施するものです。本事業は「災害多発時代を生きる」をテーマに,宇佐市の防災や減災に関する諸課題について地域や行政課題,事業所が抱える避難計画,そして次世代を担う若者世代とともに協働で進め,宇佐市の減災社会を推進することを目的に1年間の事業として取り組んでいます。令和元年度に中津市で実施したシンポジウムから,新型コロナウイルスの影響により2年間の延期を経て本年度に実施しています。 同日は宇佐市の高校生(宇佐高等学校・宇佐産業科学高等学校・安心院高等学校・柳ヶ浦高等学校)と大分大学学生CERDの学生らが参加し,宇佐市で発生した過去の土砂災害や水害,そして地域の暮らしを支える“ため池”の災害と歴史を学び,宇佐市に潜む災害リスクや特性を理解するためのフィールドツアーを実施しました。ツアーでは減災センターが運用する大分県災害データアーカイブ(https://archive.cerd-edison.com/)から宇佐市に登録される過去の災害より,平成9年9月台風第19号により洪水被害をもたらした安心院町津房川(二級河川),昭和18年9月台風第26号により発生した土砂崩れにより29名(周辺地区では39名)もの人的被害が発生した出光地区,そして宇佐市で最大のため池となる小倉池の干害・決壊の歴史と伝説など現地を訪ね歩きながら,多くの関係者の皆様の協力と懇切丁寧な解説により理解を深めていきました。また,津房川や小倉池では災害を伝える「伝承碑」が設置されており,災害を後世にどのように伝えていくかなど,参加した高校生や大学生らも初めて感じる先人からの想いと,後世に伝える伝承の意義を感じたところでした。これらを通じ,参加した高校生や大学生らは年末に行われるワークショップにて多様な災害への備えや課題について考え,災害多発時代に向けた防災や減災社会のあり方を議論し,災害多発時代を生きていくための提言を減災シンポジウムで発表します。   〇【減災シンポジウムin宇佐市】フィールドツアー 主催:大分大学減災・復興デザイン教育研究センター,宇佐市 参加:宇佐高等学校・宇佐産業科学高等学校・安心院高等学校・柳ヶ浦高等学校,大分大学学生CERD 解説・協力:宇佐市,大分県宇佐土木事務所・防災局,大分地方気象台,国土地理院九州地方測量部,出光地区髙月区長・地区の皆様,宇佐の文化財守る会小倉会長と皆様,上元重戸田自治区長と皆様,他災害時の証言を頂いた近隣住民の皆様,NHK大分放送局 コーディネーター:NPO法人リエラ   フィールドツアーは関係機関や団体,地元の多くの方に協力頂き実施することができました。多大なご協力を賜りましたこと,心よりお礼申し上げます。 「令和4年度 減災シンポジウムin宇佐市」 令和5年1月29日(日)宇佐市(宇佐文化会館・ウサノピア)については案内が整い次第,減災センター及び大分大学ホームページでも掲載いたします。 <資料>     <当日の様子>   平成9年9月台風第19号で被災した津房川では,災害復旧助成事業竣工記念碑の前で宇佐土木事務所により当時の災害の様子や復旧事業の説明が行われました。当職員として勤めていた時に災害が発生し,目の前で家が流される様子を見たとことで,当時の様子を生々しく伝えて頂きました。     津房川の災害復旧事業で行われた多自然型工法や可動堰についての説明も行われました。河川法が改正されて「治水・利水」に「環境」の概念が加わって初の河川事業として,環境に配慮した取り組みが随所に見ることができます。     解説には各所で大分地方気象台からの当時の気象解説や,国土地理院九州地方測量部から「災害伝承碑」についての解説が行われました。津房川では明治26年10月台風第2号,昭和51年9月台風第17号でも被害が発生しており,大分県に災害をもたらす台風のコースを改めて確認することができました。   出光地区までは国道10号をわたって同地区まで歩いて向かいます。宇佐市は県内有数の平地を抱えており米や麦,大豆等を中心とした農地が広がっています。   昭和18年9月に発生した土砂崩れで地区公民館の裏に広がる斜面が大規模に崩落。現在でも地形や周辺をよく見るとその傷跡が確認できます。出光地区髙月区長より文献では27名の犠牲とありましたが,地区が調べた結果,1家族が犠牲になっており,この災害では29名もの被害が出たそうです。また,周辺でも10名の被害あり,宇佐市にとっても昭和から現在にかけて多くの人的被害が発生した場所となりました。「川が溢れそうになり山に逃げたら土砂崩れに巻き込まれた」「戦時下で早期の国道の復旧や災害の痕跡を消すため軍が対応した」(災害により大分県下で初の学徒動員令)など,当時の話を聞くことができました。   出光地区公民館に残る当時の災害の写真。当時,国に努めていた方(高官)が帰省でたまたま写真を撮ってくれたとのこと。後世に伝えるため,地区公民館では貴重な資料として展示していました。また,減災センター客員研究員の財津宏一さん(NHK)が当時NHK大分放送局で制作した番組を上映しました。   小倉池は宇佐市で最大のため池です。ここには小倉池改修記念碑があり,そこにまつわる歴史について触れました。宇佐の文化財守る会小倉会長より小倉池にまつわる歴史の解説を頂きました。中津藩主細川忠興公の命により慶長11年(1606年)に竣工した小倉池は,完成後の翌年に大雨により堤防が決壊。元重村のお久良さんという女性が人柱に立つことを願い出て自らが犠牲となって,頑丈な堤防を作った歴史・伝説があるとの説明を受けました。悲しい話ではあるものの,お久良さんの恩恵を無駄にせずにハード(堤防)とソフト(お久良さん)の想いを共有しながら防災面や農地の維持管理など,今日に至った経緯など詳しく説明頂きました。   上元重戸田自治区長からは同地区での小倉池の管理運営とともに,ハザードマップなど「ため池」の災害リスクに対しての解説を頂きました。また小倉池もいたるところで改修が必要な箇所が出ており,近年でも大分県の事業により改修の調査が進んでいるとの小倉池の維持管理についての解説がありました。また,小倉池の神事,通水式,お久良さんの供養を目的とした盆踊りや,横山小学校でも伝わる校歌に「伝説秘めし人柱」とあるように,今でもお久良さんの感謝を伝えてきた伝承を伝えて頂きました。   フィールドツアーで感じたこと,そして次世代を担う若者として宇佐市の減災社会を考えるため,参加した高校生と大学生らで12月にワークショップを開催します。  

  • 別府市鶴見岳赤池噴気孔調査について

    2022年11月10日(木)

    11月8日(火)に令和4年度鶴見岳赤池噴気孔の調査が別府市・大分県をはじめ気象台や関係機関により実施されました。減災センタ―では本年度より大沢信二客員教授(京都大学教授)を加え,ドローンを活用した地熱分布(調査は9日に実施)及び噴気成分の調査を実施しました。 本調査は別府市からの要請により調査しているもので,赤池噴気孔の常態を関係機関と共同で実施することで,活火山である鶴見岳の常態観測に加え,噴火災害による対応や火山防災への認識力を強化する目的で実施しています。 本調査では例年観測している赤池噴気孔一帯の地熱帯分布に変化はなく,噴気孔からのガス成分に特段の変化は確認できませんでした。 減災センターでは別府市や大分県,気象台とともに火山防災に関する調査研究ならびに取り組みを進めております。  

  • Twitter「大分県 災害記録ボット」の配信について

    2022年11月4日(金)

    減災センタ―では大分県内で”今の季節に発生した過去の災害”をTwitter「大分県 災害記録ボット」によって配信するサービスを開始しました。 減災センターが運用する「大分県災害データアーカイブ」を活用し,大分県内で発生した過去1300年の災害から現在の季節(月)に応じた情報を自動的に配信することで,災害を風化させず,過去から学ぶ教訓を大分県の防災や減災社会に役立ててもらうことを目的に実施するものです。 Twitter「大分県 災害記録ボット」は今の季節から過去の災害を”1時間ごと”につぶやいております。 是非,フォローをお願いいたします。 ▼大分県 災害記録ボット(Twitter) https://twitter.com/cerd_archive ▼大分県災害データアーカイブ ※本年度も機能や情報追加などサイトの充実化を進めております。 https://archive.cerd-edison.com/

  • 減災・復興デザイン教育研究センター 人事異動について

    2022年11月1日(火)

    令和4年11月1日付けで減災・復興デザイン教育研究センターの人事異動が行われましたのでお知らせいたします。   <減災・復興デザイン教育研究センター> 〇次 長 教 授 下村 剛 (兼担教員) <所属> 医学部附属病院 医療情報部 教授 病院長補佐(ICT・危機管理担当) 学術情報拠点副拠点長(医学情報センター長) 災害対策室 室長補佐 大分県災害医療コーディネーター 日本DMAT隊員(統括DMAT登録者)   〇非常勤職員(新規) 樋口 美也子  

  • 減災・復興デザイン教育研究センター 人事異動について

    2022年10月3日(月)

    令和4年10月1日付けで減災・復興デザイン教育研究センター長及び研究推進部産学連携課関連の人事異動が行われましたのでお知らせいたします。   <減災・復興デザイン教育研究センター> センター長 教授 鶴成 悦久   <研究推進部産学連携課 (減災・復興デザイン教育研究センター担当)> コーディネーター(事務担当) 杉田 智美  

  • 台風第14号被災地にボランティアを派遣しました。

    2022年9月30日(金)

    9月23日から25日の3日間にわたり,台風14号によって被害が発生した地域に本学学生および教職員による「災害ボランティア」を派遣しました。 災害ボランティアの派遣については,減災・復興デザイン教育研究センター(以下、「減災センター」)が大分県内でボランティアの受入れを表明した由布市社会福祉協議会と協議し,被災地の要望に合わせて決定しました。 災害ボランティアは,由布市の湯布院町および庄内町に3日間延べ34名(学生21名・教職員13名)を派遣し,浸水や土砂の流入により被災した民家の泥出しや,周辺の土砂の除去など多岐にわたるボランティア活動を行いました。参加した学生は「作業は大変だったが,被災された方はもっと大変なので,少しでも役に立てれば」と話していました。 今回の災害ボランティアは,事前に減災センターが開催する「災害ボランティア講習会」を受講した少数精鋭の学生を派遣し,熱中症や新型コロナウイルス感染症対策をとったうえで活動を行いました。減災センターでは,引き続き地域の防災・減災に加え復旧や復興支援等にも尽力していきます。    

  • パーソナルロボット・アバターの試験運用の開始について

    2022年6月19日(日)

    減災・復興デザイン教育研究センター(以下,「減災センター」)では,避難所支援の一環として,日田市を中心に活動しているNPO法人リエラ(以下,「リエラ」)に遠隔操作ロボット・アバターを常駐させ,災害時には避難所に設置し,遠隔支援を行うという試験運用を開始しました。 6月17日に日田市役所で減災センターによって行われたアバターのデモンストレーションでは,原田啓介日田市長をはじめ大分県やリエラ関係者が集まる中で,アバターの自動走行や遠隔操作による支援内容などが紹介されました。遠隔支援では医学部附属病院災害対策室が挾間キャンパスから避難所の様子を確認し,福祉健康科学部の徳丸治教授が旦野原キャンパスから避難者役のリエラ職員に対して避難所で想定される健康相談を遠隔で行いました。この他,参加した関係者と避難所支援だけでなく,避難所の情報収集や提供に関する今後の可能性について意見交換を行いました。 アバターの試験運用は,豪雨災害が発生しやすい6月から10月までで,災害が発生した際はリエラが日田市と連携し,避難所の状況等を勘案した上で避難所に設置します。減災センターではアバターを通じて避難所への支援を行いながら,避難所の環境や健康危機管理をはじめとする様々な課題を集約し,今後の災害対応の高度化につなげていきます。 減災センター及び避難所の健康危機管理プロジェクト(代表:徳丸治教授)では,本機を含めて3台のアバターを所有しており,必要に応じて災害時に県内で発生する避難所での支援活動にも応用する予定です。これらの情報は将来的にEDiSON(災害情報活用プラットフォーム)に集約され,避難所の環境管理から支援活動へと繋げる総合的なシステムとして構築を進める予定です。 原田日田市長にパーソナルロボット運用について説明する鶴成次長  

  • 日田市天ヶ瀬温泉地区における災害時の避難訓練に協力

    2022年6月17日(金)

    減災・復興デザイン教育研究センター(以下,減災センター)は,6月5日,NPO法人リエラと共に日田市天瀬振興局と住民主体の組織「天ヶ瀬温泉つなぐ会議」が実施した天ヶ瀬温泉街一斉避難訓練に参加しました。 この避難訓練では,日田市や地元関係機関と連携し,避難行動に対するヒアリング調査や学生CERDも調査を実施した。あいにくの雨にも関わらず55世帯82名が参加しました。調査では,82名の参加者のうち67名から回答があり,避難所までの時間や交通手段を確認するとともに,避難するタイミングや避難指示における放送発令等の聞こえやすさ,近所への声掛けなどの初動対応,避難先や避難所の課題などを把握しました。昨年度からの改善点もみられましたが,新たな課題が見つかるなど,避難所運営の難しさを感じました。 避難訓練には減災センターのスタッフに加え,本学が実施している重点領域研究推進プロジェクトの1つである「自然災害時の避難所における健康危機管理」の研究チームの教職員も参加し,研究という視点から実際の避難訓練を見学しました。 令和2年7月豪雨で甚大な被害を受けた天ヶ瀬温泉街では,地域の方を中心に日田市と連携して様々な復興事業が進んでいます。減災センターでは引き続き,災害ボランティアの派遣や復興支援を行っていく所存です。               学生CERDによるヒアリング                    研究チームよるヒアリング      

  • 学生災害ボランティア講習会を実施しました

    2022年6月17日(金)

    減災・復興デザイン教育研究センター(以下,減災センター)は,6月1日にオンラインによる学生災害ボランティア講習会を学生・留学生支援課と共同で行いました。本学学生が実際に被災地へ災害ボランティアとして参加・活動をする場合は,本講習を毎年受講することが条件となっており,約100名の学生が受講しました。 初めに,本学OBのNPO法人リエラ代表理事の松永さんから災害ボランティアの必要性や心構えについて,東日本大震災における自身の経験を踏まえ説明がありました。次に,学生CERDの代表である理工学部2年大賀さんが,ボランティアの経験談や自身が活動している学生CERDの紹介を行いました。大賀さんは,東日本大震災をきっかけとして“自分にできること”を考えはじめ,様々なボランティア活動に参加し,令和2年九州北部豪雨の際は,久留米市で災害ボランティア活動に従事しました。「どんな人でもできることがある。ぜひ,難しく考えずに災害ボランティアに参加してほしい」ということを講習会に参加した学生に伝えました。 さらに,医学部(減災センター兼担)の下村剛教授から,医学的な見地に基づき,災害ボランティアにおける感染症対策について説明がありました。最後に,5月25日に行った尾畠さんによる土のうつくり講座の映像を流し,尾畠さんから「まずは自分の命と家族と自分の家を一番に守ることが大事。それが確保できれば困っている人のところに手を差し伸べてもらいたい」という言葉がありました。 本学では,災害ボランティア活動に関しては組織的な対応を軸としています。災害ボランティアの派遣では,減災センターが現地の安全を確認するとともにボランティアセンターとの調整を行い,学生・留学生支援課を通じて講習会受講者へ参加案内します。最終的には派遣の有無を学長が機関決定し,被災地へ災害ボランティアを大分大学として派遣します。 新型コロナウイルス感染拡大の影響により県外から参加する災害ボランティアの協力が難しいため,早期の復旧・復興には県内の総力が必要とされています。講習会で得た災害ボランティアの知見を活用して,本学でも被災地で行う活動に迅速に対応し,機能的な対応をしていく所存です。 オンライン講習会の様子

  • 地理空間情報活用推進に関する大分地区産学官連携セミナーのお知らせ

    2022年1月11日(火)

    地理空間情報活用推進に関する大分地区産学官連携セミナー ― 地理空間情報が担う安心・安全な地域社会の構築に向けて ― 詳細資料はこちらから   <開催趣旨> 近年の災害では、これまでの想定を超える深刻な状況が頻発しており、行政の支援に頼るだけでは、対応に限界があると思われます。災害から身を守るためには、住民自身の自助能力と地域の互助能力が不可欠であり、そのためには、行政・専門家・企業・住民が共にリスクについて意見や情報を交換し、相互に意思疎通を図る「リスク・コミュニケーション」が不可欠と考えます。地理空間情報は各種情報を活用し地域のリスクを一元化・見える化を図ることにより、分析・予測が可能になり、リスク・コミュニケーションの有効なツールとなります。 今回のセミナーでは、防災や減災をテーマとした大分県の産学官による地理空間情報の活用事例を紹介し、地理空間情報の高度活用社会と課題について議論します。皆様のご参加をお待ちしております。なお、セミナーは一般社団法人地理情報システム学会による「GIS DAY in 九州 2021」の公式イベントです。 <開催日> 2022(令和4)年2月4日(金) 10:00~12:30 <会 場> J:COMホルトホール大分小ホールより オンライン開催(Zoomウェビナー) ※協議会関係者以外は会場に直接参加することはできません。 <参加費> -無料- 個人、法人問わずどなたでもご参加いただけます。Zoomウェビナーへの接続 については申込頂いたメールアドレス宛に、2月2日(水)頃にお知らせいたします。 <申込方法> 下記の①②のどちらかの方法でお申し込みください。 2022(令和4)年1月28日(金)までにお申し込みください。 ①お申込みフォーム https://forms.gle/mYMK5V7BXLiwdSiKA ②お問合わせ先まで以下の項目を送信してください。 氏名・所属・メールアドレス <主 催> 地理空間情報活用推進に関する九州地区産学官連携協議会 地理空間情報活用推進に関する大分地区産学官連携検討会 大分大学減災・復興デザイン教育研究センター【CERD】 <共 催> 大分県、日本文理大学、独立行政法人国立高等専門学校機構 大分工業高等専門学校、一般社団法人 大分県測量設計コンサルタンツ協会、おおいた建設人材共育ネットワーク【BUILD OITA】、一般社団法人 地理情報システム学会、GIS基礎技術研究会 <後 援> 国土交通省国土地理院 <お問合せ先 または メールでの申し込み先> 地理空間情報活用推進に関する大分地区産学官連携協議会 事務局 事務局:宮元 昭彦(国土地理院九州地方測量部 地理空間情報管理官) E-mail:gsi-sangakukan-9【アットマーク】gxb.mlit.go.jp ※メールアドレスのスパム対策のため,アットマークを変換して送信してください。 <プログラム> 詳細資料はこちらから   大分地区産学官連携検討会による活動報告 一般社団法人 大分県測量設計コンサルタンツ協会 理事 吉田   靖 大分大学 減災・復興デザイン教育研究センター 次長・教授 鶴成 悦久 日本文理大学 工学部建築学科 環境・地域創生コース 教授 池見 洋明 大分工業高等専門学校 都市・環境工学科 准教授 前 稔文 大分県 生活環境部 防災対策企画課 防災対策班 主任 阿部幸平 大分県 商工観光労働部 先端技術挑戦課先端技術挑戦班 主幹 本田 真也 大分県 土木建築部 建設政策課  主査 築地 祐一郎   パネルディスカッション「強靭な県土づくりに向けた地理空間情報の活用」 (ファシリテーター) 鶴成 悦久(大分大学減災・復興デザイン教育研究センター 次長・教授) (パネリスト) ・九州地区産学官連携協議会 三谷 泰浩(九州大学 大学院工学研究院 教授) 檜山 洋平(国土交通省国土地理院 九州地方測量部 部長) ・大分地区産学官連携検討会 吉田    靖(一般社団法人 大分県測量設計コンサルタンツ協会 理事) 池見 洋明(日本文理大学工学部建築学科環境・地域創生コース 教授) 成瀬 哲哉(大分県 土木建築部河川課 課長)

  • 年末年始の休業について

    2021年12月27日(月)

    大分大学では令和3年(2021年)12月28日(火) にかけて一斉休業のため,本年のセンター業務は12月28日(火)までとなります。 業務につきましては令和4年(2022年)1月5日(水)からとなりご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。 本年は大変お世話になりました。 来年もよろしくお願いいたします。

  • 『大分県災害データアーカイブ』リニューアルバージョンの公開

    2021年12月24日(金)

    減災センターではNHK大分放送局と共同で開発する『大分県災害データアーカイブ』のリニューアルバージョンを公開しました。 今回のリニューアルではタブレットやスマホでの利用を視野にデザインされ,検索やマップ表示機能が改善されました。 ※令和3年2月18日にURLを変更しました。 <大分県災害データアーカイブ> 大分県内の文献を用いて大分県内で発生したおよそ1300年間の災害の記録をまとめたものです。 https://archive.cerd-edison.com/ <大分県災害データアーカイブ ポータルサイト及び映像ライブラリー> NHK大分放送局で放送された『大分県災害データアーカイブ』関連番組や,過去の災害の映像を見ることができます。 https://www.nhk.or.jp/oita/saigai-data/index.html     トップページから過去の災害写真やエリア,現在位置から過去の災害を検索することができます。   今の季節(月)と同時期に発生した過去の災害事例を表示しています。   検索画面から「マップを見る」ことで過去の災害を地図で表示します。左上のアイコン「MAP」より地図の種類やハザードマップを表示することができます。また,右の項目から災害の詳細ページを開くことができます。なお,表示される災害個所(位置)は発生個所をおおよその範囲でしめすものであり,必ずしも過去の災害個所と一致しているわけではありません(誤りもあります)。     災害情報の詳細が表示されます。なかにはNHK大分放送局がもつ過去の映像や,文献や個人から提供頂いた写真が表示されます。  

  • ボウサイ・ゲンサイ教育の座談会LIVEを開催します

    2021年11月25日(木)

    お題のない座談会なのですが,ボウサイ・ゲンサイ教育についてちょっとワイワイ語りませんか?っていう漠然とした企画です。 平日の夕方6時から9時くらいまで,出たり入ったりって感じで参加してみてください。 学生さんも子ども達も大歓迎です。ラジオを聴くようにどうですか? とりあえずは,どなたでも参加できるというのがウリです。 大分県内ではこんな感じのことはあまりしていなかったような気がしますね。 皆さんの思いとか心配事を共有しませんか? 大分のこれまでとこれからを語るのです。   詳細については、 ボウサイ・ゲンサイ教育の座談会LIVEをご覧ください。 開催日時:2022年1月19日(水) 開始18:00 21:00終了   【申込フォームはこちら】  

  • 令和3年度別府市鶴見岳赤池噴気孔の調査結果について

    2021年11月2日(火)

    別府市では関係機関との連携により鶴見岳山頂付近の地獄谷赤池噴気孔(「鶴見岳・伽藍岳」噴火警戒レベル1)の調査を毎年実施しています。減災センターにおいても令和元年度より調査に参加し,別府市(市,警察・消防)や大分県(防災局,砂防課),気象庁(福岡管区気象台,大分地方気象台),とともに,UAV(無人飛行機:ドローン)に搭載した赤外線カメラを利用して噴気孔や地熱の分布状況を観測しています。 ※国有林野内で無人航空機(ドローン等)の飛行については森林管理署等への手続きが必要です。 11月1日(月)に実施した本年度の調査では,赤池噴気孔周辺部における地熱分布及び噴気孔の確認とともに鶴見岳東側一帯の新たな地熱帯の確認などを行った結果,2020年の調査結果と比較し特段の変化は確認できませんでした。この他,別府市消防本部では火山性ガスの計測,気象庁では地表面温度測定などを行っております。 <赤外線ドローン撮影による動画:2021.11.1> [embed]https://youtu.be/MTxNIe14-qo[/embed] <参考>鶴見岳の様子(2019.9.19) 鶴見岳噴気孔の様子(YouTube動画) 鶴見岳地獄谷赤池噴気孔周辺地形(三次元データ) <2021年 令和3年11月1日調査結果> 2020年調査結果はこちら  

  • 複合的な災害への備えと対策を考えるオンラインシンポジウム 「災害に備える新しい社会のカタチ」

    2021年10月20日(水)

    複合的な災害への備えと対策を考えるオンラインシンポジウム 「災害に備える新しい社会のカタチ」 感染症、自然災害などの多様な脅威にどう備えるか? 大学改革を通じた地方自治体との協働体制の構築に向けて 新型コロナウイルス感染症の世界的流行拡大や、豪雨災害、さらには今後発生が想定される南海トラフ地震等、大分県は感染症や自然災害の脅威に直面しています。 大分大学は 2018 年 1 月に「減災・復興デザイン教育研究センター(CERD)」を新設し、2021 年 10 月には「グローカル感染症研究センター」を設置しました。 このシンポジウムでは大分大学のこれまでの活動と、感染症など複合的に考える必要のある問題をこれからも地域と協働し、どのように地域貢献を行っていくのかを議論します。 詳細はこちら 開催日時 令和3年11月20日(土)14:00~16:30 ※要事前申込 ※参加無料 開催方法 オンライン開催(zoomウェビナー) 基調講演 「県内における新型コロナウイルス対策 これまでとこれから」 (大分県福祉保健部 理事兼審議監 藤内修二) 「日常と非常時のフェーズフリー」 (大分県生活環境部防災局長 梶原文男) 事例紹介 「グローカル感染症研究センターの目指すもの」 (大分大学 グローカル感染症研究センター長 西園晃) 「減災社会に向けた減災・復興デザイン教育研究センターの取り組み」 (大分大学 減災・復興デザイン教育研究センター 次長 鶴成悦久) 「動物に由来するハザード -外来種の脅威-」 (大分大学 研究マネジメント機構 助教 奥山みなみ) パネルディスカッション 「感染症、自然災害などの多様な脅威にどう備えるか」 <ファシリテーター> 西園 晃 (大分大学 グローカル感染症研究センター長) <パネリスト> 藤内修二(大分県福祉保健部 理事兼審議監) 梶原文男(大分県生活環境部防災局長) 坂本照夫(大分大学 医学部附属病院高度救命救急センター長) 鶴成悦久(大分大学 減災・復興デザイン教育研究センター次長) 問い合わせ 大分大学研究推進部研究推進課 TEL:097-586-5409 E-mail:glogal【アットマーク】oita-u.ac.jp

  • 令和3年度日本学術会議 九州・沖縄地区会議 学術講演会「持続可能な地域の強靱化と将来空間像 ~防災・減災対策の次なるステージを目指して~」

    2021年10月19日(火)

    自然災害が多発する今日,防災・減災対策の次なるステージを目指し,安全・安心で持続可能な地域社会,地域空間を形成するための強靱化やまちづくりの方向性,そして長期的な視点に立った将来的な国土・地域空間のあるべき姿について議論を行います。 【本学教員発壇者】 ・減災・復興デザイン教育研究センター長 小林 祐司 ・経済学部教授 宮町 良広 ・医学部教授 三重野 英子 開催日時 令和3年11月1日(月)14:00~16:10 ※要事前申込 ※参加無料 開催方法 オンライン開催(Zoom) 問い合わせ 大分大学研究推進部研究推進課 TEL:097-554-7111 E-mail:kenkyou【アットマーク】oita-u.ac.jp ※申し込み方法は,下記詳細をご参照ください。 詳細はこちら

  • 大分大学 学生CERD

    2021年10月19日(火)

    大分大学学生CERDは,大分大学減災・復興デザイン教育研究センターの協力・助言のもと,災害ボランティアへの参加や復興支援活動を行う学生団体です。「学生だからできる活動を」をモットーに大分県内を中心に活動しています。 令和5年3月現在 人 数:34名 経済,教育,医学,理工,福祉 代 表:大賀  倭 (理工学部) 副代表:岩崎 圭吾 (経済学部) 篠田 海遥(理工学部)   <活動内容> ○災害ボランティア活動 ・令和2年7月豪雨に伴う大分大学災害ボランティアに参加(日田市天瀬町,玖珠郡九重町) ・令和4年台風14号に伴う大分大学災害ボランティアに参加(由布市湯布院町,庄内町)   ○復興活動への支援活動(活動中) ・日田市天ヶ瀬温泉街への防災対策及び復興支援 ・由布市湯平地区への防災対策及び復興支援 ○防災・減災に関する諸活動 ・被災地でのフィールドワークの開催 ○その他 ・減災センターが行う事業への協力 ・大分県災害データアーカイブに関する調査・管理 ・被災地におけるヒアリング調査 ・各種プロジェクトの実施 <活動報告SNS> ※外部のサイトに飛びます Facebook Instagram Twitter  

  • 大沢京都大学教授 客員教授就任のお知らせ

    2021年10月1日(金)

    令和3年10月1日付けで減災・復興デザイン教育研究センター客員教授に京都大学大学院理学研究科附属地球熱学研究施設(別府市) 教授 大沢信二先生が就任されました。 減災センターでは大沢教授と大分県内における火山防災への取り組みを進めております。特に鶴見・伽藍岳(別府市)における火山災害に関しては関係機関との連携を強化し,多面的な角度から起こりうる火山災害と地域特有の課題を探り,減災社会実現と火山防災に向けた取り組みを強化していきます。

  • 臼杵市南津留地区において防災フィールドワークを実施

    2021年9月15日(水)

    9月8日(水) 「防災月間」に合わせて、災害時の避難方法や地域の危険個所を確認する「防災フィールドワーク」が、臼杵市南津留地区コミュニティセンター周辺で開催され、板井防災コーディネーターが講師を務めました。 参加者はセンター周辺を歩きながら、南津留地区の災害リスクについて説明を受け、避難所の位置や倒壊の危険のある空家などをチェックしました。また、途中の竹場川では、大雨による増水で支流から本流に水が流れ込めなくなる「バックウォーター現象」の起きる恐れのある場所も確認しました。 土砂崩れの発生しやすい場所では「落石などの前兆現象を見逃さず、普段と異なる動きを感じたら、区長や市に報告してほしい」と呼びかけを行い、ハザードマップの見方や避難所でのエコノミー症候群を防ぐ運動の紹介も行いました。

  • 百枝小学校で児童らに水難時の対処法を指導

    2021年7月29日(木)

    夏休みを前に子供たちに水難時での対処法を身に付けてもらおうと,小学生児童を対象に板井防災コーディネーターが着衣泳の指導を行いました。 7月15日(木)に豊後大野市立百枝小学校3~6年生(60名)を対象に行われた着衣泳では,児童らが体操服を着たままプールに入り,道具を使って浮かぶ方法などを体験しました。 指導にあたった板井防災コーディネータから「溺れている人の力は強い,助けようとすると自分も川や海に引き込まれる。すぐに手を差し出すのは危険」と説明。もしもの時は,周辺にある空のペットボトルやクーラーボックスなどを使って,水難救助にあたることを教えました。 後日,減災センターには百枝小学校の児童らから「ボールなどの身近な物が浮き輪になることをはじめて知った」「溺れている人を見つけたときはすぐに手を出して助けようとせずに,落ち着いて近くにある浮くものを投げて助けたい」など,多くのメッセージが届きました。 夏休みにはいると子供たちの水難事故が多発します。周囲の大人たちの注意が最も重要ですが,子供たち自らも身を守る行動と,水難時への対処を学ぶ必要があります。この時期だからこそ,家庭でも話し合うなどして,水難事故への防止に努めてください。 ※板井防災コーディネーターは長年の消防士(元臼杵市消防本部消防長)の経験とともに,古式泳法山内流(臼杵市に古くから伝わる日本泳法の流派の一つ)師範の免許保有者として,子供たちに水難救助の指導を行なっています。   [caption id="attachment_3708" align="aligncenter" width="700"] 体操服を着たまま浮く練習をする様子[/caption]   [caption id="attachment_3706" align="aligncenter" width="700"] ボールやクーラーボックスを浮き輪代わりに泳ぐ練習をする様子[/caption]

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