令和3年度別府市鶴見岳赤池噴気孔の調査結果について

2021年11月2日(火)

別府市では関係機関との連携により鶴見岳山頂付近の地獄谷赤池噴気孔(「鶴見岳・伽藍岳」噴火警戒レベル1)の調査を毎年実施しています。減災センターにおいても令和元年度より調査に参加し,別府市(市,警察・消防)や大分県(防災局,砂防課),気象庁(福岡管区気象台,大分地方気象台),とともに,UAV(無人飛行機:ドローン)に搭載した赤外線カメラを利用して噴気孔や地熱の分布状況を観測しています。
※国有林野内で無人航空機(ドローン等)の飛行については森林管理署等への手続きが必要です。

11月1日(月)に実施した本年度の調査では,赤池噴気孔周辺部における地熱分布及び噴気孔の確認とともに鶴見岳東側一帯の新たな地熱帯の確認などを行った結果,2020年の調査結果と比較し特段の変化は確認できませんでした。この他,別府市消防本部では火山性ガスの計測,気象庁では地表面温度測定などを行っております。

<赤外線ドローン撮影による動画:2021.11.1>

<参考>鶴見岳の様子(2019.9.19)
鶴見岳噴気孔の様子(YouTube動画)
鶴見岳地獄谷赤池噴気孔周辺地形(三次元データ)


<2021年 令和3年11月1日調査結果>
2020年調査結果はこちら

 


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