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災害は想定して備える時代へ − 「減災未来プロジェクト」発足。減災・復興デザイン教育研究センター【CERD】が監修・協力
2020年8月28日(金)
九州7県の新聞社(西日本新聞社,佐賀新聞社,長崎新聞社,熊本日日新聞,大分合同新聞社,宮崎日日新聞,南日本新聞社)が進める「減災未来プロジェクト」が発足し,本プロジェクトに大分大学減災・復興デザイン教育研究センター【CERD】が監修・協力を行っています。 九州7県の新聞社で構成される九州減災未来プロジェクト実行委員会は,この「減災未来プロジェクト」について,「私たち新聞社は,創刊以来100年以上長きに渡り紙面を通じてたくさんの情報を伝えてきました。今こそ,これまで伝えてきた災害情報を元に,みんなで考え,行動し,明るい未来を届けたい。そんな思いから,九州7県・各地域に根ざした7つの新聞社が手をとり“減災”について考え行動するための活動,減災未来プロジェクトを立ち上げました。私たちの経験と,九州にあるたくさんの知恵,災害を乗り越えようとする前向きな気持ちを集結させることで,どんな災害をも乗り越える大きな力に変えていきたい。「災害多発地域」から「災害対策先進地域」へ。九州は,これからも災害に立ち向かう。そして必ず乗り越える。みなさんと一緒に考え行動する減災未来プロジェクトをはじめます。」と述べています。 このプロジェクト発足にあたり,監修・協力を行っているセンター長・小林祐司(理工学部・教授)は 「次世代を担う子ども達のための未来 ― 減災社会 ― をつくるのは一人ひとりに課せられた義務ではないでしょうか。この「減災未来プロジェクト」を通じ,それぞれができることから取り組み,そして共有していく。そんな機会になればと願っています。」と述べています。 本プロジェクトはインターネット,SNSなどを活用しながら,地域の皆さんへの情報発信,そして共に考える機会を設けていくことにしています。詳しくは以下特設ページをご覧下さい。是非ご参加,ご協力をお願いいたします。 公式 Web サイト https://gensaimirai.com Twitterアカウント https://twitter.com/gensaimirai/ Facebookアカウント https://www.facebook.com/gensaimirai.jp/
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令和2年7月豪雨への対応(大分県)
2020年7月12日(日)
今回の災害で被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。 令和2年7月豪雨と命名された災害において減災センターでは大分県及び国土交通省九州地方整備局大分河川国道事務所(TEC-Doctor)に教職員を派遣し、災害対応及び支援活動を実施しています。また情報を医学部附属病院高度救急救命センター及び医療支援DMAT(附属病院教員)とも共有し多面的な支援活動を行っています。 本災害における対応及び支援活動についてはFacebook及びTwitterのSNSで発信していますのでこちらをご覧ください。 Facebook ▶︎ https://www.facebook.com/cerd.oita Twitter ▶︎ https://twitter.com/cerd_oitauniv
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大分県災害データアーカイブに関連する過去の災害映像(NHK)をまとめました
2020年6月12日(金)
NHK大分放送局と大分大学減災・復興デザイン教育研究センターが共同で運用を図る「大分県災害データアーカイブ」ポータルサイトに,過去県内で発生した災害の映像(NHK大分放送局)を一覧で閲覧することができるようになりました(一部,音声が入っておりません)。映像から過去の災害の記録を風化させず,これらの災害を教訓とした防災意識の向上に繋げていけると幸いです。なお,以前は大分県災害データアーカイブ(地図側)に災害映像を埋め込んでおりましたが,地図側には映像をポータルサイト側にリンクするなどして今後対応を検討しています。
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センター活動概要をまとめたPVを公開しました
2020年6月12日(金)
減災・復興デザイン教育研究センターでは,センターの活動概要をまとめたPVをYouTubeにて公開しました。 YouTube による共有アドレスは https://youtu.be/-nyj3RgcL2g となります。 [embed]https://youtu.be/-nyj3RgcL2g[/embed]
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学生災害ボランティア講習会を開催しました
2020年5月29日(金)
減災・復興デザイン教育研究センター(以下,減災センター)は,5月27日にオンラインにて学生災害ボランティア講習会を学生・留学生支援課と共同で行い,学生約200名が受講しました。本学学生が実際に被災地へ災害ボランティアとして参加・活動をする場合は,本講習の受講が必須条件となっています。例年,実習(土のうづくり)を交えた対面での講習会を行っていましたが,今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため,Zoomによるオンライン講習会となりました。 講習会では,NPO法人リエラ代表理事の松永鎌矢さん(大分大学OB)からの災害ボランティアの必要性やボランティアを行うときの心構え,注意事項についての説明に続き,経済学部4年の田中慎一さんからボランティアの体験談や自身が活動している学生CERDの紹介を行いました。減災センターからは活動時の服装,土のうの作り方について映像を交え説明し,昨年度講師を務められた尾畠春夫さんからのコメントを紹介しました。最後に,医学部の下村剛教授から災害ボランティアにおける感染症対策について医学的な見地から説明がありました。将来災害医療に携わりたいという看護学科の学生や学校の先生になるために取っておいたほうがよい資格について尋ねる学生など,興味関心の高い学生が多く,有意義な講習会となりました。
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大分市南春日町地区「防災講話と減災かるた」の実施
2020年2月16日(日)
令和2年2月16日に大分市南春日町公民館にて地域主催による「防災講話と減災かるた」を実施しました。 防災講演では減災センターの鶴成悦久次長が「地域の災害を知る」をテーマに,近年全国で発生する災害の特徴や大分市における多様な災害リスクを紹介しました。また,南春日町周辺地域で想定される災害や周辺地域の地形・地質のなりたちにふれ,危機迫る災害に対して地域で助け合うことの重要性を述べました。 次に,減災センター兼担の川田菜穂子准教授(教育学部)と学生4名(川田研究室)による「減災かるた」を地域の皆様で行いました。この「減災かるた」は今年1月に読み札や絵を南春日町地区の皆様と大分大学の学生がともに考え,川田研究室で作成した南春日町地区オリジナルの”かるた”です。 年代別で行われた”かるた”取りでは,川田研究室の学生が札を読みあげる中で,自分で考えた読み札や絵がスクリーンに表示されると大いに盛り上がりました。終了後は作成した”かるた”の表彰式も行われました。 地域の方が自ら考えて作成した「減災かるた」は,地域の防災・減災力に繋がることと感じています。 幅広い年代層で楽しめるオリジナル「減災かるた」を是非,地域でお試しください。 「ほ」 ぼうさいは 南春日の じまんです (南春日町 荒金一義さん) ※減災かるたで紹介された読み札です。
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【報告】減災シンポジウムin中津開催について
2020年2月2日(日)
令和2年1月26日(日)に中津市文化会館において,大分大学主催(共催に中津市,大分県,国土交通省九州地方整備局山国川河川事務所,気象庁大分地方気象台)による「減災シンポジウムin中津」を開催しました。当日は休日にもかかわらずに市内外から500名を超える方が訪れ,災害多発時代を迎えた現代社会において,地域防災や減災とは何かを考えるシンポジウムとなりました。 シンポジウム冒頭では大分大学減災・復興デザイン教育研究センター次長の鶴成悦久准教授による「中津市の災害を知る」をテーマに,地球温暖化に伴う気候変動によって災害が世界的に頻発する現代,そして少子高齢化と人口減少が進む地域の現実,さらには中津市内全域のリスクなど災害多発時代を迎えた現代社会に対し,過去・現在・未来を見据えた減災社会の構築について報告しました。 高校生と大学生らの発表では令和元年11月16日に開催した「フィールドツアー」について報告。そして大学の研究紹介や高校でNGOの活動に参加した外園さんがネパールの現状について報告しました。最後に中津市による過去の災害と現在の防災対応,そして未来を見据えた「バックキャスティング」によるワークショップ(WSの様子はhttps://youtu.be/6cI0kamhD5Iにて公開しています)はを令和元年12月26日に開催し,IoTそしてAI時代を迎えるためにITを用いた施策や人材育成等について提案しました。最後に,これらの結果から導かれた若者による「中津市への提言」をまとめ発表しました。 市民参加型デスカッションにおいては,パネラーとして中津市長 奥塚 正典 様,大分県生活環境部防災局防災危機管理監 福岡 弘毅 様,国土交通省九州地方整備局山国川河川事務所長 鹿毛 英樹 様,気象庁大分地方気象台長 北﨑 康文 様,中津市民代表 中津市防災士協議会長 稗田二郎 様,中津北高等学校2年 外園寛樹 様に,コメンテーターとして九州大学大学院工学研究院附属アジア防災研究センター 三谷 泰浩 教授(減災センター客員教授),コーディネーターに減災センター鶴成次長によって「災害多発時代を生きるために」をテーマに討議が進みました。討議では来場者にクリッカーと呼ばれる装置がランダムに配布され,スクリーンに映し出されるアンケートに回答し,結果からどのような対応が必要なのか,また防災行政としてどのように対応すべきなのかといった議論が進み,会場と一体化したパネルディスカッションが開催されました。 大分大学では地域貢献の一環として毎年,地方公共団体と協働による「減災シンポジウム」(令和元年より「防災」シンポジウムから変更しております)を開催しています。令和2年度の開催地が決まりましたらHPで報告いたします。 会場の様子 若者からの中津市への提言 1. それぞれであらかじめ備蓄,逃げる準備をする 2. 災害の予知,予測をあらかじめしておく 3. 災害遺構を残すだけでなく,継承していく 4. 小中学校における防災教育の拡充が必要 減災シンポジウムin中津 フィールドツアー動画 [embed]https://youtu.be/IS6b5Jxyh80[/embed] [embed]https://youtu.be/6cI0kamhD5I[/embed] クリッカーを用いたアンケート結果 クリッカーは当日参加者にランダムに配布し220名の方から回答がありました。 会場で表示したアンケート結果についてはこちらをご覧ください
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令和元年度フィールドツアー等のYoutube公開動画について
2020年2月1日(土)
減災センターでは令和元年度に実施したフィールドツアー関連の動画について公開しています。 「火山防災シンポジウム」 地域のリスクを知り,多様な災害に備える 日時 2019年11月24日(日) 13:30 ▷ 16:30(開場 13:00) 会場 別府ビーコンプラザ 国際会議室 [embed]https://youtu.be/tXFEaPWLy_E[/embed] [embed]https://youtu.be/Hm9QN9g_Ye8[/embed] [embed]https://youtu.be/n4bY2J8GrgA[/embed] 4K 360°カメラで撮影しておりYoutube及び360°カメラ対応TVに対応しています。 減災シンポジウムin中津 -災害多発時代を生きるために- 日時 令和2年1月26日(日) 13:30 ▷ 16:30(開場 13:00) 場所 中津市文化会館 [embed]https://youtu.be/IS6b5Jxyh80[/embed] [embed]https://youtu.be/6cI0kamhD5I[/embed]
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「大分県災害データアーカイブ」リニューアルについて
2020年1月15日(水)
令和2年1月15日よりNHK大分放送局と大分大学減災・復興デザイン教育研究センターが共同で「大分県災害データアーカイブ」の制作・運用を開始しました。 「大分県災害データアーカイブ」はおよそ1300年間に発生した災害の記録を地図上に表示しているほか,当時の気象情報やNHK大分放送局が公開する映像を閲覧することができます。 今回,共同制作・運用に際して「大分県災害データアーカイブ」のリニューアルを行い,「災害伝承碑」をはじめとした災害種の拡充及び小分類化を図りました。 減災センターではNHK大分放送局と「大分県災害データアーカイブ」の共同制作・運用を進めるほか,関係機関や地域の方々とともに災害記録の構築や利用促進に向けた取組みを進めます。 NHK大分放送局「大分県災害データアーカイブ」ポータルサイト https://www.nhk.or.jp/oita/saigai-data/ 大分大学減災センター「大分県災害データアーカイブ」 http://www.cerd.oita-u.ac.jp/saigai-data-archive/
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河川防災・減災セミナー2020(1/17開催)
2019年12月12日(木)
大分川・大野川圏域大規模氾濫に関する減災対策協議会(下流部)と大分大学減災・復興デザイン教育研究センターの主催による「河川防災・減災セミナー2020」を以下の通り開催します。 近年,豪雨に伴う激甚災害が頻発しています。平成30年7月豪雨や令和元年台風第19号では,多数の給油取扱所の浸水,浸水による漏電火災やアルミニウム工場による爆発等が発生。令和元年8月の前線に伴う大雨による浸水では,佐賀県の鉄工所において多量の油が流出する事故が発生しました。 これらの災害に対しては,地域の洪水ハザードマップを参考にリスクを確認し,災害時における行動や対策を平時からあらかじめ備えておくことが重要です。 本セミナーは,事業所を対象に,洪水に備えて事前対策や事業計画を作成するために必要な知識の習得を目的として,大分川と大野川の洪水リスクや浸水に備えた先進的な事業所の取り組み事例等を紹介します。 河川防災・減災セミナー2020 日 時:令和2年1月17日(金)13時30分~16時10分(予定) 場 所:J:COMホルトホール大分 市民ホール(大ホール) 参加費:無料 申込み:不要 ※会場に直接お越しください 詳しくは資料(PDF)をご覧ください。

