学生災害ボランティア講習会を開催しました

2020年5月29日(金)

減災・復興デザイン教育研究センター(以下,減災センター)は,5月27日にオンラインにて学生災害ボランティア講習会を学生・留学生支援課と共同で行い,学生約200名が受講しました。本学学生が実際に被災地へ災害ボランティアとして参加・活動をする場合は,本講習の受講が必須条件となっています。例年,実習(土のうづくり)を交えた対面での講習会を行っていましたが,今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため,Zoomによるオンライン講習会となりました。

講習会では,NPO法人リエラ代表理事の松永鎌矢さん(大分大学OB)からの災害ボランティアの必要性やボランティアを行うときの心構え,注意事項についての説明に続き,経済学部4年の田中慎一さんからボランティアの体験談や自身が活動している学生CERDの紹介を行いました。減災センターからは活動時の服装,土のうの作り方について映像を交え説明し,昨年度講師を務められた尾畠春夫さんからのコメントを紹介しました。最後に,医学部の下村剛教授から災害ボランティアにおける感染症対策について医学的な見地から説明がありました。将来災害医療に携わりたいという看護学科の学生や学校の先生になるために取っておいたほうがよい資格について尋ねる学生など,興味関心の高い学生が多く,有意義な講習会となりました。

 

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