「 お知らせ 」 一覧

  • 地域開放イベントに出展(11/5)

    2017年11月6日(月)

    11月5日(日)に大分大学で開催された地域開放イベントに産学官連携推進機構,福祉科学研究センターと共催にて「防災・減災に役立つドローン技術を体験しよう!」を出展しました。 澄み切った秋空の下で開催された地域開放イベント。CERDの出展では(株)日建コンサルタントの吉田社長,橋本次長の協力もあり,当日はドローンやシミュレーターなど,多くの器材が展示されました。特に子供たちには,ドローンのシミュレーターやトイドローンを用いた”的当て”が大好評!加えてお父さん方は大型のドローンに興味津々!本企画を通じ,防災・減災の分野で活躍するドローンに触れる良い機会となりました。   ドローンの実演を行うCERD代表小林先生      

  • 大分合同新聞(夕刊)にCERDの活動が紹介される(10/26)

    2017年10月27日(金)

    10月26日大分だ合同新聞夕刊にCERDの活動が紹介されました。 以下の大分合同新聞アドレスから内容をご覧ください。 https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/10/26/130052644

  • OBSラジオに出演(10/26)

    2017年10月26日(木)

    10月26日(木)にOBSラジオ「松井督治 OBS NEW WAVE」にCERD代表の小林が出演しました。 今回は,主に9月に発生した台風18号の調査からわかった被害状況や課題,これからの備え,復興デザインについて解説を行いました。

  • 大分県公民館長・主事研修会にて講演と演習を実施(10/26)

    2017年10月26日(木)

    10/26(木)にCERD代表・小林が大分県公民館長・主事研修会にて講演と演習を実施しました。 講演(演題:「身近な環境で考える防災・減災〜公民館に求められる防災対策〜」)では,危機管理の考え方,リスクマネジメントとの重要性,公民館の役割などについて説明を行いました。また,後半の演習ではクロスロードを体験して頂きました。    

  • 佐伯市立蒲江翔南学園の避難訓練視察と講話を実施(10/24)

    2017年10月24日(火)

    10/24(火)午後に, CERD代表・小林が佐伯市立蒲江翔南学園において,避難訓練の視察と講話(小学2年生〜中学3年生を対象)を実施しました。 講話では,災害調査でのドローンの活用,災害時対応や心構えをクイズを通して解説しました。         ★終了後には海岸部でドローン操作の訓練を兼ねた撮影も行いました。

  • 「ドローンを取り巻く周辺技術」に講師として参加(10/24)

    2017年10月24日(火)

    10月24日に大分市ホルトホール2階セミナールームにおいて、平成29年度第3回大分市産学交流サロン(大分市創業経営支援課主催)が開催され、CERD幹事の小山准教授、鶴成准教授が講師を務めました。 本交流会はドローンを利用する産学の立場から、ドローンを取り巻く周辺技術の問題に関して、技術のニーズを提供し、周辺技術の利用、製造開発の一助になることを目的に、会場参加型として開催されました。 当日は両准教授らが、南極などの極寒地でのドローンを利用した測量や、災害時におけるドローンの利活用事例や活用法について講演されました。講演後に行われた会場参加型の討議では、ドローンを取り巻く周辺技術や仕組み等の意見が交わされ、有意義な交流サロンとなりました。 ※会場の雰囲気の写真が分からず申し訳ございません

  • 大分市立豊府小学校防災キャンプに参加(10/21)

    2017年10月21日(土)

    大分大学CERD代表・小林と都市計画研究室の学生14名が大分市立豊府小学校防災キャンプに参加しました。 今回は学生さんの企画・立案によって「BOUSAI  - GAME - (ボウサイゲーム)」(防災減災カフェ)を実施致しました。時間は2時間弱,校舎全体を使ってのゲームです。校舎内に配置された封筒に入っている防災グッズ(カード)を選定し,高得点を目指します。途中(後半)から「クイズカード」も投入され,最高得点140点となります。児童の皆さんは防災キャンプ最終日(2日目)最後のイベントを楽しみながら取り組んでいました。集計などの待ち時間には,災害・防災の話し,ドローンの紹介などを行い,最後には全員での記念撮影をドローンにより行いました。 CERDは子ども達の防災教育支援を今後も積極的に行ってまいります。 ※実施にあたってはH29年度大分大学Jr.サイエンス事業より支援を頂きました。 [caption id="attachment_1095" align="alignnone" width="480"] ドローンで記念撮影![/caption] 説明の様子 トイドローンの紹介・災害時の活用についての説明 BOUSAI - GAME- の様子  

  • 防災・減災に向けた地理空間情報活用セミナーを開催(10/18)

    2017年10月20日(金)

    10/18日(水)にホルトホール大分 1F小ホールにてCERD・一般社団法人大分県測量設計コンサルタンツ協会・国土交通省国土地理院九州地方測量部 他 による「防災・減災に向けた地理空間情報活用セミナー~持続可能な地域防災に向けて~」を開催しました。セミナーは一般・関係者・学生から100名近くが参加し,大学・高専,行政,産業界による防災・減災をテーマとした地理空間情報の活用事例が紹介されました。 セミナー案内についてはこちら 冒頭のあいさつでCERD代表の小林 祐司准教授(理工学部)が防災・減災と地理空間情報の重要性について述べられ,大分大学研究チームCERDの取組みと今後の展望について紹介されました。 学側からはCERD幹事の小山 拓志 准教授(教育学部)より地理総合教育の必修化に向けた概要と課題について解説し,現職教員の地理空間情報リテラシーの必要性と同時に,行政や産業界による技術指導等も今後は重要になると指摘しました。次に,大分工業高等専門学校都市・環境工学科の前 稔文 准教授より,街中に存在するサイン(案内図や看板など)が乱立することで景観や避難行動への悪影響を指摘し,新たなサイン計画の試みとしてピクトグラムを用いた市民参加のフィールドワークの事例が紹介されると同時に,防災マップでの活用の期待について紹介されました。 行政からは国や県から発表があり,初めに国土交通省国土地理院による平成29年7月九州北部豪雨災害への対応と,地理教育支援の取組みについて紹介されました。次に,国土交通省九州地方整備局大分河川国道事務所から水防災意識社会の再構築に向けたハード・ソフト対策の重要性や,台風18号出水に関する大分川・大野川の被害状況,今後想定しうる両河川の浸水シミュレーションについて説明されました。そして,大分県土木建築部からは頻発した大分県内の大規模災害(豊後大野市綿田地すべり災害,平成29年7月九州北部豪雨災害,台風18号豪雨災害)の被害状況が詳細に説明されました。 産業界からは株式会社冨士設計(大分県測量設計コンサルタンツ協会)和田 宏太朗室長より,災害時におけるドローンや地上レーザー測量を用いた3次元データの活用事例や,景観の保存や維持管理において非接触による測量法が紹介されました。 最後に国土交通省国土地理院九州地方測量 齋藤 勘一 部長より閉会の挨拶があり,大分地区における産学官連携への今後の期待について述べられました。 セミナーアンケートの結果から,地図情報および地理空間情報活用推進に関して「関心」あるいは「期待」する項目として「防災・減災」と回答した方が半数(55%~60%)を占めており,頻発した大分の大規模災害を通じて,県民の防災・減災への意識が高まったと考えられます。 本セミナーは地理空間情報活用推進に関する大分地区産学官連携検討会(http://www.gsi.go.jp/kyusyu/renkei-kyusyu.html)による平成29年度の地理空間情報の啓発活動の一部として実施したものです。 引き続き,地理空間情報に関する産学官が連携した取組みとして防災・減災をキーワードに地域課題解決を目指した活動を実施予定です。   挨拶・CERDの紹介 CERD代表(理工学部) 小林 祐司 准教授   「地理総合教育の必修化に向けた支援と課題」 CERD幹事(教育学部)  小山 拓志 准教授   「市民参加型を目指したサイン計画と防災マップへの展望」 大分工業高等専門学校都市・環境工学科 前  稔文 准教授   「平成29年7月九州北部豪雨への国土地理院の対応」 国土地理院企画部研究企画官  岡谷 隆基 氏   「大分川と大野川の「水防災意識社会」の再構築の実現に向けた取り組み紹介」 国土交通省九州地方整備局大分河川国道事務所調査第一課長  吉田 美幸 氏   「平成29年7月九州北部豪雨災害について」 大分県土木建築部  建設政策課主幹 菅原 貴美 氏   「災害時の3次元データ活用事例」 一般社団法人大分県測量設計コンサルタンツ協会 株式会社冨士設計取締役経営企画室室長 和田 宏太朗   閉会 国土地理院九州地方測量部長 齋藤 勘一 氏   司会(九州地区産学官連携協議会委員) CERD幹事(産学官連携推進機構)  鶴成 悦久 准教授  

  • 臼杵小学校防災スタンプラリーに参加(10/14)

    2017年10月14日(土)

    大分大学CERD代表・小林と都市計画研究室の学生10名が臼杵小学校防災スタンプラリーに参加しました。昨年度は諸般の事情で参加できませんでしたが,今年は超自然現象から学ぶ防災クイズ(正式名称はものすごく長いので省略し・・・),液状化現象の教材,UAV(ドローン)の紹介,災害調査の映像,トイドローンの実演・・・と昨年参加ができなかったお詫びも込めて(?)盛り沢山でおおくりしました。 CERDは今後も子ども達の防災教育支援を積極的に行ってまいります。 ※実施にあたってはH29年度大分大学Jr.サイエンス事業より支援を頂きました。  

  • 【ご案内】防災・減災に向けた地理空間情報活用セミナー~持続可能な地域防災に向けて~

    2017年10月11日(水)

    防災・減災に向けた地理空間情報活用セミナー ~持続可能な地域防災に向けて~ ―建設系CPD対象プログラムー セミナー案内(PDF) セミナー参加申込書(Word) 参加申し込み先:一般社団法人大分県測量設計コンサルタンツ協会 E-Mail:sokukyou[アットマーク]oct-net.ne.jp 申込みは10/11(水)までにメール(wordファイル)でお願いいたします 我が国日本は「災害大国」とも呼ばれ,災害に対するリスクが身近に多く存在しています。近年,震災(あるいは大規模災害)と呼ばれる,これまで発生していなかった規模の災害が頻発している状況がみられます。ここ大分県においても,近年だけでも,平成24年7月九州北部豪雨,平成28年熊本地震,そして本年発生した平成29年7月九州北部豪雨の大規模災害が発生し,大分県でも多様な災害に対する平時からの備えなどの防災・減災対策の重要性が益々高まっており,地域における取組みを総合的に支える仕組みづくりが求められています。 迫り来る自然災害に対峙すべく,産学官による関係機関が連携を図り,防災・減災に関する地理空間情報を有用的に活用できる仕組みづくりは,持続可能な地域防災を支える重要課題の一つです。そこで「防災・減災に向けた地理空間情報の活用」をテーマに,産学官それぞれの立場から活用事例について報告するセミナーを開催します。産学官連携による防災・減災に向けた地理空間情報の活用に興味がある方は,是非,ご参加ください。 【日 時】 2017年10月18日(水) 13:30~17:00 【場 所】 ホルトホール大分(大分駅南側) 1F小ホールhttp://www.horutohall-oita.jp/ 【主 催】 国立大学法人大分大学減災・復興デザイン教育研究センター,一般社団法人大分県測量設計コンサルタンツ協会,地理空間情報活用推進に関する九州地区産学官連携推進協議会(大分地区産学官連携検討会),国土交通省国土地理院九州地方測量部 【後 援】 大分県,BUILD OITA おおいた建設人材共育ネットワーク 【受講者】 定員200名(参加費無料) 【プログラム】 司会進行 大分大学減災・復興デザイン教育研究センター幹事(産学官連携推進機構准教授) 鶴成 悦久 13:30-14:10 開会 大分大学減災・復興デザイン教育研究センター 「減災・復興デザイン教育研究センターの活動紹介」 代表(理工学部准教授)  小林 祐司 「地理総合教育の必修化に向けた支援と課題」  幹事(教育学部准教授)  小山 拓志 14:10-14:40 大分工業高等専門学校 「市民参加型を目指したサイン計画と防災マップへの展望」 都市・環境工学科准教授 前  稔文 14:40-14:50 休憩 14:50-15:50 国土交通省 「平成29年7月九州北部豪雨への国土地理院の対応」 国土地理院企画部研究企画官  岡谷 隆基 「大分川と大野川の「水防災意識社会」の再構築の実現に向けた取り組み紹介」 九州地方整備局大分河川国道事務所調査第一課長  吉田 美幸 15:50-16:50 大分県土木建築部 「平成29年7月九州北部豪雨災害について」  建設政策課主幹 菅原 貴美 一般社団法人大分県測量設計コンサルタンツ協会 「災害時の3次元データ活用事例」 株式会社冨士設計取締役経営企画室室長 和田 宏太朗 16:50 閉会 国土地理院九州地方測量部   ※ご不明明な点は以下の宛先にご連絡ください。 鶴成 悦久:y-tsurunariアットマークoita-u.ac.jp TEL:097-554-8528 大分大学減災・復興デザイン教育研究センター http://www.cerd.oita-u.ac.jp/    

  • 防災講演会(佐伯市)にて講師として参加しました

    2017年10月9日(月)

    平成29年10月7日(土)に佐伯市東公民館でNPO法人おおいた環境保全フォーラム主催(共催:佐伯市・CERD)による「防災学習講演会」が実施され,CERDから代表の小林,幹事の鶴成が講演会の講師を務めました。 講演会では,東日本大震災を教訓に今後迫り来る南海トラフ巨大地震や近年多発する地震や豪雨災害において,地域防災をどのように捉え・備えるかをテーマに発表しました。 「夏休み防災学習企画展 せまる南海トラフ巨大地震 人と自然,東日本大震災の記憶展」防災学習講演会

  • 災害調査の動画について【YouTubeで公開中】

    2017年9月25日(月)

    大分大学減災・復興デザイン教育研究センター【CERD】では,平成29年7月九州北部豪雨災害,平成29年9月台風18号豪雨災害の調査時にUAV(ドローン)およびビデオカメラによる現地の映像を撮影しております。これまでの動画は以下でご覧いただけますので,被災状況の確認や防災教育等でご活用ください。 大分大学減災・復興デザイン教育研究センター【CERD】 YouTubeチャンネル https://goo.gl/SWEKqy

  • ⑦平成29年9月台風18号の被害状況について【9/23:津久見市・佐伯市】

    2017年9月23日(土)

    平成29年9月23日(土)に実施した調査結果については,3つのページに分割しています. ①臼杵市 調査地点番号 ①,② ②臼杵市 調査地点番号 ③,④ ③津久見市・佐伯市  調査地点番号 ⑤,⑥ 平成29年9月台風18号の被害状況について9月23日に第3回目の調査を行い,特に土砂災害による住宅被害に見舞われた臼杵地区や,浸水被害が広がった佐伯市を中心に実施しました。 ⑤津久見市徳浦川周辺(千怒地区) 徳浦本川の氾濫によって中心市内と同様に周辺一帯で浸水被害が生じた.加えて,JR日豊本線沿いの斜面が大規模に崩落した.崩落した斜面については県道沿い(臼杵までは通行止め)から確認できるが詳細は不明.現在,木や土砂を取り除く復旧作業が行われている様子であった.一方で千怒(ちぬ)地区についても,千怒川の氾濫と思われる浸水被害が広がっており,台風18号の浸水被害は津久見市全域に及んだことが分かる.   【台風18号(2017)大分県津久見市被災状況調査13】津久見市徳浦 日豊線被災現場 【台風18号(2017)大分県津久見市被災状況調査14】津久見市徳浦 日豊線被災現場 【台風18号(2017)大分県津久見市被災状況調査15】津久見市中町→市役所→上宮本町(車上) 【台風18号(2017)大分県津久見市被災状況調査16】津久見市中田町→千怒→佐伯市上浦(車上) ⑥佐伯市海崎駅周辺 海崎駅周辺では地区周辺を流れる戸穴川が氾濫し,駅周辺低地部が床下・床上浸水した.建物や外壁の痕跡から3.5~4.0m(T.P.)程度の洪水水位があったと推定される.特に,駅中心部に床上浸水が多くみられた.     【台風18号(2017)大分県佐伯市被災状況調査05】佐伯市 彦陽中・八幡小周辺(車上) 【台風18号(2017)大分県佐伯市被災状況調査06】佐伯市海崎

  • ⑥平成29年9月台風18号の被害状況について【9/23:臼杵市北海添・深江地区】

    2017年9月23日(土)

    平成29年9月23日(土)に実施した調査結果については,3つのページに分割しています. ①臼杵市 調査地点番号 ①,② ②臼杵市 調査地点番号 ③,④ ③津久見市・佐伯市  調査地点番号 ⑤,⑥ 平成29年9月台風18号の被害状況について9月23日に第3回目の調査を行い,特に土砂災害による住宅被害に見舞われた臼杵地区や,浸水被害が広がった佐伯市を中心に実施しました。 ③臼杵市北海添地区(土砂崩壊による住宅被害) 北海添地区では,地区南側高台にある住宅地直下から大規模に斜面が崩落し住宅2棟が土砂に巻き込まれた.幸い,土砂に巻き込まれた住宅は空き家であったため人的な被害はない. 崩落した一部は造成時の盛土である可能性が考えられるが,現状では確認できていない.住民の方に聞くと17日午後14時以降に崩壊したものとみられる.現時点で崩壊した斜面の一部には栗石で埋戻した仮設の道路ができており,地元消防団やNPOの支援のもとで復旧にあたっているが,ボランティア等の支援が回っていない現状も見受けられた. 【台風18号(2017)大分県臼杵市被災状況調査04】臼杵市北海添 崩落現場 【台風18号(2017)大分県臼杵市被災状況調査05】臼杵市北海添 崩落現場(下方からの映像)   ④臼杵市深江地区 河道(流路)閉塞 深江地区の南に位置する地域では,上流の渓流から流れてきた土砂の影響により,1.5m深さの河道がほぼ埋った(閉塞)状態となり,周辺一帯の住宅地が浸水被害を受けた.流れこんだ土砂のは砂岩や凝灰岩質等の岩や砂礫を伴い,上流部からの土砂が流出したものと考えられる.河道がほぼ埋まっていることから今後の降雨によっては土石流等の二次災害が懸念されるため.早急に河道土砂を取り除くなどの対応が必要である. [embed]https://youtu.be/-JInkTwW29U[/embed] 【台風18号(2017)大分県臼杵市被災状況調査06】臼杵→深江 【台風18号(2017)大分県臼杵市被災状況調査07】臼杵市深江 河道閉塞現場 ⑤臼杵市深江地区 急傾斜地における大規模な斜面崩壊 深江地区の北に位置する地域では,急傾斜地が大規模な範囲で斜面崩壊し,住宅4棟が土砂に巻き込まれた.一部の住宅には急傾斜崩壊対策事業で整備された重力式擁壁が,目地部分を境に一部擁壁が背後からの土砂によって転倒し住宅付近まで押し寄せている.現在ではストーンガードのワイヤーによって止まっている状態.斜面崩壊の発生素因については不明である. [embed]https://youtu.be/E7sK1rACyHA[/embed] 【台風18号(2017)大分県臼杵市被災状況調査08】臼杵市深江 崩落現場

  • ⑤平成29年9月台風18号の被害状況について【9/23:臼杵市】

    2017年9月23日(土)

    平成29年9月23日(土)に実施した調査結果については,3つのページに分割しています. ①臼杵市 調査地点番号 ①,② ②臼杵市 調査地点番号 ③,④ ③津久見市・佐伯市  調査地点番号 ⑤,⑥ 平成29年9月台風18号の被害状況について9月23日に第3回目の調査を行い,特に土砂災害による住宅被害に見舞われた臼杵地区や,浸水被害が広がった佐伯市を中心に実施しました。 ①臼杵市南野津町小学校周辺 大野川支流吉野川周辺部では河川の氾濫による圃場の被害が見られた.また,南野津小学校周辺道路では法面の崩壊(高さ約6m)が確認された.一部の土砂は撤去されてるが,まだ土砂で道路が封鎖されている個所がある. 【台風18号(2017)大分県臼杵市被災状況調査01】臼杵市野津町南野津小付近1 【台風18号(2017)大分県臼杵市被災状況調査02】臼杵市野津町南野津小付近2   ②臼杵川木ヶ畑橋周辺部 臼杵川木ヶ畑橋周辺(臼杵市武山)上流から越水の痕跡が圃場に残る.橋周辺から下流にかけては稲が倒れるなど圃場への被害や国道502号線の浸水被害が多くみられた. [embed]https://youtu.be/0Hy7zdk_GO0[/embed] 【台風18号(2017)大分県臼杵市被災状況調査03】臼杵市武山

  • OBS旬感!3chに出演(9/20)

    2017年9月20日(水)

    CERD代表小林が9/20放送の旬感!3ch(「記録的大雨 台風18号の爪あと」)に出演しました。 http://www.e-obs.com/blog/3ch/contents/5458.html

  • ④平成29年9月台風18号の被害状況について【9/19:津久見市】

    2017年9月19日(火)

    本日(9月19日火曜日)午後から津久見市内において,2回目の現地調査を実施しました。本日は,津久見高校以南の道路沿線と東九州自動車道の陸橋下まで(車上からの確認と徒歩),また青江地区については車上から道路沿線の状況把握を行いました。 河川や通路周辺において土砂の流入,また橋梁周辺での越水が確認できました。 徒歩と車上からの撮影映像はYouTubeにアップしております。   【津久見市中田町→中ノ内付近(往路は車上から,復路は徒歩にて状況を確認)】 ※以下UAVによる写真は,制限区域外において撮影したものです。 UAVによる撮影(1)津久見湾(北方向,写真上部)を望む   [caption id="attachment_940" align="alignnone" width="1280"] UAVによる撮影(2) 土砂の流出と流木が見られるが,砂防ダムが効果的に機能していることが確認できる。[/caption]   UAVによる撮影(3)写真中央上部に土砂の流出が確認できる。   UAVによる撮影(4) 東九州自動車道西ノ内トンネルと尺間山トンネルの間の北側斜面で崩落が確認できる。写真右手(西側)が西ノ内トンネル。左手(東側)が尺間山トンネル。   <以下徒歩による撮影> 写真1 中田橋周辺(左手側が津久見川) 写真2 中ノ内地区(東側斜面,右手方向が津久見川)   写真3 中ノ内地区(津久見川)   写真4 中ノ内地区(津久見川)   写真5 中ノ内地区(津久見川)   https://www.youtube.com/watch?v=Bx4vg8xLEJQ&feature=youtu.be https://www.youtube.com/watch?v=EM2HhlWevrw&feature=youtu.be 【津久見市青江(県道204号沿いの一部)※車上から確認】   https://www.youtube.com/watch?v=Df8WLqDqw-E&feature=youtu.be  

  • ③平成29年9月台風18号の被害状況について(緊急調査)【その3.佐伯市】

    2017年9月18日(月)

    平成29年9月18日(月)に実施した調査結果については,3つのページに分割しています. ①大分市(下戸次)調査地点番号 ①,② ②津久見市内   調査地点番号 ③ ③佐伯市        調査地点番号 ④,⑤  大分大学減災・復興デザイン教育研究センターでは,平成29年9月17日(日)に接近した台風18号の被害状況について緊急の現地調査を実施しました. 調査は大分市内戸次(備後・利光),津久見市内地,佐伯市本庄波寄・弥生大の5箇所(臼杵市については車中からの確認)を中心に,流域の被災状況と痕跡調査(洪水水位の痕跡)を実施しました.なお,報告による推定洪水位水位(T.P.)については,地理院地図(https://maps.gsi.go.jp)から取得した地点標高に痕跡高さ(m)を加えて,推定しています.  ※写真及び動画について二次利用される際には,出典を(大分大学減災・復興デザイン教育研究センター)明記してください.   ④佐伯市本庄波寄 北西から流れる番匠川(一級河川)支流の合流付近が支流の越水により本庄郵便局周辺部で床上,床下の浸水被害が見られた.番匠川の越水ではなく,支流から越水した濁流が周辺部の低地に流れ込み,浸水したとみられる. [embed]https://www.youtube.com/watch?v=Nc7abcT0vzI[/embed] [embed]https://www.youtube.com/watch?v=xk-xXeFbWi4[/embed]       ④佐伯市弥生地区周辺 佐伯市弥生備後から下流付近.番匠川水系井崎川の氾濫により周囲一帯が浸水.河川護岸構造物の破壊や稽古屋に横断する橋が流木等により破壊されるなど,相当の出水が発生したと考えられる.現地の方から井崎川が氾濫した動画も提供され,それを見る限りでも,住宅の1階部分はほぼ浸水していた.当時の状況を見る限りでも,相当の河川の氾濫が発生した様子である. ※現地の方から当時の動画をご提供いただき,公開については了承を得ておりますが,一般公開ではなく学術研究に限って公開いたします. [embed]https://youtu.be/zRLiWMteN7U[/embed] [embed]https://youtu.be/IH6odFMg0k8[/embed] [embed]https://youtu.be/GZzr_JsbCpc[/embed] [embed]https://www.youtube.com/watch?v=q6HxZGkHCuo[/embed]

  • ②平成29年9月台風18号の被害状況について(緊急調査)【その2.津久見市内】

    2017年9月18日(月)

    平成29年9月18日(月)に実施した調査結果については,3つのページに分割しています. ①大分市(下戸次)調査地点番号 ①,② ②津久見市内   調査地点番号 ③ ③佐伯市       調査地点番号 ④,⑤  大分大学減災・復興デザイン教育研究センターでは,平成29年9月17日(日)に接近した台風18号の被害状況について緊急の現地調査を実施しました. 調査は大分市内戸次(備後・利光),津久見市内地,佐伯市本庄波寄・弥生大の5箇所(臼杵市については車中からの確認)を中心に,流域の被災状況と痕跡調査(洪水水位の痕跡)を実施しました.なお,報告による推定洪水位水位(T.P.)については,地理院地図(https://maps.gsi.go.jp)から取得した地点標高に痕跡高さ(m)を加えて,推定しています.  ※写真及び動画について二次利用される際には,出典を(大分大学減災・復興デザイン教育研究センター)明記してください.     大分市-臼杵-津久見市までの映像 [embed]https://www.youtube.com/watch?v=CPgFqm1pJUo&t=10s[/embed] [embed]https://www.youtube.com/watch?v=cXzcnOCyhjk[/embed]   ③津久見市内 市内中心を流れる津久見川が氾濫し,中心市街地に床上浸水など多くの被害が見られた.台風接近当時の潮汐は中潮上げの潮間帯であり,津久見川の水位については潮位の影響も考えられる.なお,調査は津久見市中田町から宮本町,市役所から中央町を通り,津久見港そして岩屋町から津久見高校までのルートを調べた.それぞれ地域の特徴毎に状況を報告する. ※ドローンによる撮影は人口集中地区(DID)以外で行っています.   [embed]https://youtu.be/z1Q2dGwmvS4[/embed] [embed]https://youtu.be/I8egWw2rUHI[/embed]     宮本町では,床上浸水による多くの被害が見られた.そして道路に堆積した土砂量が多く,最も多いところで5~7cmr程度の層厚が確認できた.特に堆積した土砂には礫分は含まれておらず,その粒径の多くはシルトから砂質である.建物や外壁の痕跡から3.5~4.0m(T.P.)程度の洪水水位があったと推定される.津久見駅周辺部南側では泥質化した液状の泥が跨線橋付近に溜まっており,周辺部分で最も低地であることが分かる.同じ土壌から津久見市役所駐車場も同様の低地であったと推定できる.一方で,岩屋町に横断する橋台周辺でアスファルトが陥没し車が動けなくなるなどし,付近が通行止めになった.状況を警察官に聞くと,アスファルトの路盤が表層から2m程度空隙状況であるため,橋と付近の道路を通行止めにしたとのことである.橋台踏掛版周辺部の路盤および路床の一部が河川に流出したと考えられる.[embed]https://www.youtube.com/watch?v=oXBE9MWcnxo[/embed] [embed]https://www.youtube.com/watch?v=Xmbvmhzdl0I[/embed] [embed]https://www.youtube.com/watch?v=Ap1rpELpYkw[/embed] 中央町では,床上,床下浸水の被害が多く見られた.特に上流側の宮本町から中央町にかけて氾濫した濁流が流れ込み,周辺部分が浸水したとみられる.建物や外壁の痕跡から3.5m(T.P.)程度の洪水水位があったと推定される.宮本町に比べ,中央町が堆積土砂が少なく感じたが,その理由としてJR日豊本線が両町の間の「せき」の役割により水理学的な現象によって,その差が生じたと考えらる. [embed]https://www.youtube.com/watch?v=rAw-mLke_04[/embed] 大友町から中田町津久見高校にかけて津久見川とも彦ノ内川の合流付近で床上床下浸水の被害が多くみられた.津久見川河口周辺部日豊本線の鉄橋の一部(護岸含む)が破損している.建物や外壁の痕跡から高い所で5.7m(T.P.)程度の洪水水位があったと推定される.堆積した土砂の多くはシルトから砂質である. [embed]https://www.youtube.com/watch?v=CFhVIG4bEW8&t=1s[/embed] [embed]https://www.youtube.com/watch?v=rxK_UREiDfc[/embed] [embed]https://www.youtube.com/watch?v=-AIMPey2xX4[/embed] [embed]https://www.youtube.com/watch?v=TIMJPrCt8EQ&t=22s[/embed]        

  • ①平成29年9月台風18号の被害状況について(緊急調査)【その1.大分市(下戸次)】

    2017年9月18日(月)

    平成29年9月18日(月)に実施した調査結果については,3つのページに分割しています. ①大分市(下戸次)調査地点番号 ①,② ②津久見市内   調査地点番号 ③ ③佐伯市     調査地点番号 ④,⑤  大分大学減災・復興デザイン教育研究センターでは,平成29年9月17日(日)に接近した台風18号の被害状況について緊急の現地調査を実施しました. 調査は大分市内戸次(備後・利光),津久見市内地,佐伯市本庄波寄・弥生大の5箇所(臼杵市については車中からの確認)を中心に,流域の被災状況と痕跡調査(洪水水位の痕跡)を実施しました.なお,報告による推定洪水位水位(T.P.)については,地理院地図(https://maps.gsi.go.jp)から取得した地点標高に痕跡高さ(m)を加えて,推定しています.  ※写真及び動画について二次利用される際には,出典を(大分大学減災・復興デザイン教育研究センター)明記してください. ①大分市下戸次備後 一級河川でもある大野川の下流部に位置しており,河川から越水によって右岸周辺部分の農地(米やネギ等)で冠水した形跡が見られた.堆積した土砂の層厚は薄く,その多くの粒度はシルトから砂質状であり,流木等の形跡は見られなかった. [embed]https://www.youtube.com/watch?v=Uw_1eO5_Pq0[/embed]   ②大分市下戸次利光 下戸次備後から約5km上流右岸では工事中の護岸を超えて,越水した濁流が辺り周辺部の低地が浸水した様子であった.痕跡から19.5m(T.P.)程度の洪水水位があったと推定される.付近のガソリンスダンドでは土砂が堆積するなどしてタンク内の調査が行われていた.加えて,仮設プレハブが洪水時の浮力によって移動するなどの被害が見られた. [embed]https://www.youtube.com/watch?v=7VMxALZr-sc&t=8s[/embed]      

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