8月31日に,第1回全国活断層帯情報整備検討委員会の全体部会が東京で開かれ,委員であるCERD幹事の小山(教育学部)が出席しました。
本事業は,平成29年度の地震調査研究関係の政府予算案に基づき実施するもので,全国の活断層帯のうち,都市域周辺(山間地域を含む)の,特に地震被害が広範囲に及ぶと考えられる主要な活断層帯について,詳細な位置,関連する地形の分布等の情報を整備・提供することとしています。
既に公開されている国土地理院発行 「1:25,000 都市圏活断層図」は,国土地理院のホームページから閲覧可能です(図名をクリックすると,「地理院地図」上に表示されます)。
【国土地理院 都市圏活断層図整備一覧】
http://www.gsi.go.jp/bousaichiri/inspection.html
なお,大分県周辺については,「大分」,「別府」,「森」が公開されており,平成29年8月に「豊岡」が新たに公開されています。
【国土地理院 都市圏活断層図 九州地域整備範囲】
http://www.gsi.go.jp/bousaichiri/11_kyusyu.html
大分県内のどこに活断層があるのかを,ぜひ確認してみてください。「正しく恐れる」第一歩は,身近な地域の災害リスクの把握です。
一部の活断層帯については,解説書も公開されています。
【国土地理院 都市圏活断層図解説書】
http://www.gsi.go.jp/bousaichiri/guidebook.html

空中写真判読の様子

国土地理院発行 「1:25,000 都市圏活断層図(豊岡)」