近年、我が国は地震や豪雨などの自然災害の多発や、新型コロナウイルスの感染拡大など、社会生活を脅かす多くの危機(クライシス)に直面しています。大分大学は地域の中核大学として、このような社会的クライシスに対応することを目的に令和4年4月に全学組織である「クライシスマネジメント機構」を設立しました。
本シンポジウムは同機構の取組の一環として、自然災害時に誰もが関わる可能性のある避難所の在り方をテーマに開催するものです。
今回は、避難所とDX推進にフォーカスし、これをテーマとした内容とします。災害時、誰もが関わる可能性のある避難所と、近年のスマートフォン等の普及で生活様式が大きく変化している中で課題となっている災害時の通信環境の確保は社会的な関心が高く、これらをつなげる「避難所DX推進」をテーマとして、専門家による講演と専門家とメディア代表によるパネルディスカッションを実施します。
また、シンポジウムと併せて、防災・減災や避難所に関する展示会をシンポジウム会場内で開催します。(防災・避難所EXPO2025)避難所とDX推進を中心に、自治体・企業等の協力により、模擬避難所や災害に強い通信技術をはじめ、各種の防災グッズや災害支援の取組等を紹介する展示を行います。
サイドイベントとして「Matching HUB OITA, Trial」という産学官のマッチングイベントも開催されます。
本シンポジウムは、一般社団法人国立大学協会が、全国の国立大学に向けて募集した「レジリエント社会・地域共創シンポジウム」に本学が応募し、採択されたもので、国立大学協会及び大分県、大分市との共催により、県内企業・報道機関の協力・協賛の下で実施します。
事前申込不要でどなたでも参加できます。
皆様のご参加 お待ちしております。