大分大学減災センターと宇佐市(共催に大分県・大分地方気象台・国土地理院九州地方測量部)は「災害多発時代を生きる」をテーマに,宇佐市の防災や減災に関する諸課題について地域や行政課題,事業所が抱える避難計画,そして次世代を担う若者世代とともに協働で進め,宇佐市の減災社会を推進することを目的に1年間の事業として取り組みを進めてまいりました。
シンポジウムではこれらの取り組みにおける成果を発表すると同時に,大分県をはじめ防災機関が一同に返して会場の参加者とともに宇佐市の減災社会について議論を深めていきます。
- 開催日時 令和5年1月29日(日) 13:30~16:00(12:30 受付)
- 開催場所 宇佐文化会館・ウサノピア ※入場無料・事前申込不要
- 主 催 国立大学法人大分大学
- 共 催 宇佐市,大分県,気象庁大分地方気象台,国土地理院九州地方測量部
- 後 援 九州大学大学院工学研究院附属アジア防災研究センター,大分合同新聞社,NHK大分放送局
- 協 力 NPO法人リエラ,大分県立宇佐高等学校,大分県立宇佐産業科学高等学校,大分県立安心院高等学校,学校法人吉用学園 柳ヶ浦高等学校
<シンポジウムの目的>
地球温暖化に伴う気候変動の影響により,近年,日本各地で自然災害が多発しており,その被害も激甚化するとともに多様化・複合化の様相を呈している。地域の住民,特に次世代を担う若者世代は,このような多様化・複合化した自然災害の発生を念頭に,防災や減災に関する課題と対峙し,これからの災害多発時代を乗り越えていかなければならない。
大分大学では,地域貢献の一環として,地域社会における安全・安心なまちづくりを支援するための減災シンポジウムを企画し,県内の自治体とともに開催している。
過去に地域で発生した災害の歴史から地域防災の特性を理解し,多様な災害への備えや課題についての議論を通して,地域の防災力向上と減災社会構築に向けての取組を加速させる。
<プログラム>
- 災害を学ぶ
宇佐市における災害のリスクを学ぶ
鶴成 悦久(大分大学 減災・復興デザイン教育研究センター長 教授) - 実践的な避難計画に向けて
要配慮者利用施設の避難確保計画の実践活動について(事例発表)
小松 憲一(医療法人 信和会 和田病院 住宅型有料老人ホーム 和楽苑) - 減災社会に向けた若者からの提言
高校生・大学生による減災社会への提言 - みんなで地域防災・減災を考える
市民参加型パネルディスカッション「災害多発時代を生きる」〈パネリスト〉
是永 修治(宇佐市長)
市民代表
高校生代表
岡本 文雄(大分県生活環境部防災局長)
後藤 貴士(気象庁大分地方気象台長)
檜山 洋平(国土地理院九州地方測量部長)〈コメンテーター〉
三谷 泰浩(九州大学大学院工学研究院附属アジア防災研究センター教授,大分大学減災・復興デザイン教育研究センター客員教授)〈コーディネーター〉
鶴成 悦久(大分大学減災・復興デザイン教育研究センター長 教授)
【お問い合わせ】
大分大学減災・復興デザイン教育研究センター 097-554-7333
宇佐市危機管理課防災係 0978-27-8111