「 活動報告 」 一覧

  • 「減災シンポジウムin中津 フィールドツアー」学生参加者募集

    2019年10月8日(火)

    令和2年1月26日(日)に中津市で開催される減災シンポジウムに合わせ,地元高校生と大学生らによる中津市内を対象としたフィールドツアーを開催します。 詳しくは以下の募集内容をご確認のうえ,以下の申込フォームにて応募ください。参加費無料(弁当代含む) 申込フォーム 以下の申込フォームにて氏名・所属学部学科・学年・電話番号・メールを記入し,お申し込みください。https://forms.gle/s7r6uSwoGGjSHzCQ8 申込期限 10月23日(水)まで 過去の災害地や想定される災害を学ぶフィールドツアー 令和元年度 減災シンポジウムin中津-災害多発時代を生きるために- 日 時:令和元年11月16日 (土) 9時00分~16時00分(中津北高校発着時間) 場 所:中津市内(中津市内及び三光,本耶馬渓町,耶馬渓町) 主 催:国立大学法人大分大学 減災・復興デザイン教育研究センター 共 催:中津市 (目 的) 近年,日本全国で自然災害が多発化し,その被害においても激甚化・多様化しています。 これら自然多発時代を生きるために,次世代を担う若者世代に対し,過去の災害を学び,そして災害想定区域における多様な災害への備えや課題ついて考え,検証し,地域社会に発信することは,これからの地域防災を強化するうえで重要です。 そこで令和2年1月26日(日)に中津市で開催される減災シンポジウムに合わせ,地元高校生と大学生らによる中津市内を対象としたフィールドツアーを開催いたします。このツアーでは中津市内の山間部から中心地にかけて過去の災害地や想定される災害などを調べ,減災社会に向けた未来の地域づくりを生徒や学生らが検討いたします。 フィールドツアー主な個所 ①無降雨時災害②山国川における豪雨災害(平成24年・平成29年九州北部豪雨)③データアーカイブ-過去の災害からの教訓(昭和6年7月 八面山溜池の決壊)④中津市中心地における災害想定(周防灘断層・南海トラフ・洪水・浸水想定) 参加者(フィールドワーク) 〇大分大学学生 20名程度(学部問わず) 〇中津北高校生 10名程度(1・2年生) 〇その他,関係者 スケジュール 11月16日(土) ※予定は変更することもあります。7:30  大分大学 出発 9:00  中津北高校 10:00  耶馬溪公民館 ① 無降雨時災害 11:00  出 発 11:30 青の洞門周辺 ②山国川における豪雨災害 昼食 13:00  出発 13:40  三光地区上田口公民館 ③データアーカイブ過去の災害からの教訓 14:40  出発 15:10  中津市内 ④中津市中心地における災害想定 16:00  中津北高校 17:30  大分大学 着

  • (※受付終了)「火山防災フィールドツアー」学生参加者募集

    2019年9月11日(水)

    減災・復興デザイン教育研究センターでは,以下の通り「火山防災フィールドツアー」の参加者(※大分大学学生)を「15名」募集(先着順)します。 申込受付は終了しました   募集要項などはを右のリンクご覧下さい >>> 募集要項 ※募集要項をアップデート(9/13)しました。施設入場料(300円)が必要です。     【日時等】 実施日:2019年10月11日(金)  大学出発8:45 → 大学帰着18:00 申込締切:2019年9月30日(月)  終了しました 【趣旨・目的】 多様化,激甚化する今日の災害。全国的にも自然災害が多発している状況がある。ここ大分県は,地震,津波,土砂災害,洪水,火山など多様な自然災害のリスクを有している地域である。別府市においては,密集市街地において火災がこれまでも多く発生しており,自然災害だけでなく都市災害のリスクも有している。観光地として全国,世界に名をはせる別府市においては,温泉資源そのものは自然の恵みによるものであることは言うまでもなく,自然と共生する視点はこれからも欠かすことはできない。多様な災害を想定しながら,「被災をした後のまちづくりをどう進めるのか」は今日我々に突きつけられた課題でもある。 そこで,別府市における地域防災のあり方を考える機会を提供し,共に考える。また,今回のフィールドツアーにより,別府市における地域防災への「提案」を期待したい。 【参加申込方法】 氏名,学籍番号,連絡先(電話番号およびメールアドレス)を明記の上,センターメールアドレス(cerd-office【@@@】oita-u.ac.jp ※@を一つにし,【】を削除してください。)へ,個人単位で申し込んでください。なお,申込多数の場合は抽選を行いますので,予めご了承下さい。

  • 身近な地形から自然を学ぼう!~別府鶴見岳の地形模型づくり~

    2019年8月20日(火)

    8月20日(火)に旧中島小学校(大分市)において「BUILD OITAサマースクール」(主催:大分県建設産業魅力発信推進委員会/おおいた建設人材共育ネットワーク)が開催され,減災センターでは講座①「身近な地形から自然を学ぼう!~別府鶴見岳の地形模型づくり~」教室を開催しました。 この講座では,模型づくりを通じて地形や扇状地の形成,そして火山防災について学び,身近な地形から防災を考えてもらう事を目的に減災センタが実施するものです。教材となる模型は減災センターオリジナルの教材で,別府鶴見岳周辺地形がA4サイズで約1/40,000の縮尺サイズ(標高は1.15倍),3mmのスチレンペーパーを重ねて作成する「等高線模型」です。 参加した生徒(対象は中学生)らは,まずは地球の誕生から火山の成り立ちについて学び,そして学生の補助のもと模型づくりを進めながら,途中,火山クイズや火山防災など火山や地形にまつわる様々な事象について学びながら模型を完成させました。完成といっても色塗りやマーキングといった仕上げ作業,ハザードマップや調査個所について模型へ記入するなど,課題が多く残っていると最後に伝えられました。是日,作成した模型をもって,別府の地形を感じてほしいと感じました。   地形模型        

  • 【記事】災害発生時の迅速かつ正確な初動対応を促すための情報活用プラットフォーム

    2019年6月12日(水)

    減災センターでは,(株)ザイナス(大分市)とSAPジャパン(株)(東京都)との共同研究「防災・減災のための情報活用プラットフォームの構築(プロジェクト:CERD EDiSON)」を進めております。 2019年6月11日付けにて,共同研究先企業であるSAPジャパン(株)のBlogに「災害発生時の迅速かつ正確な初動対応を促すための情報活用プラットフォーム―減災社会の実現と協働を目指して―」と題して,小林センター長,鶴成センター次長,山本客員研究員(ザイナス 取締執行役員本部長),吉田客員研究員(SAPジャパン デジタルエコシステム統括本部) によるEDiSONプロジェクトに関する記事が掲載されました。 SAPジャパン(株)Blog記事 https://www.sapjp.com/blog/archives/24967 本プロジェクトについては2019年7月11日のSAP NOW基調講演で小林センター長による「Innovate with Purpose~ 迫り来る自然災害への対応を深化させるために」にて発表いたします。 https://now.sapevent.jp/register/

  • 『OBS 防災・減災セミナー』【6/2(日)開催】のご案内

    2019年5月21日(火)

    6月2日(日)13:30-15:00に「OBS 防災・減災セミナー」がコンパルホールにて開催されます。講演には大分大学減災・復興デザイン教育研究センターから小林センター長(理工学部・教授)が登壇予定です。休日ですが,ぜひお越しください。 なお,大分大学減災・復興デザイン教育研究センターはOBSの「防災・減災キャンペーン」に協力し,2018年8月9日にはOBS大分放送と減災・防災に関する連携協定を締結しています。

  • 【記者発表】国土交通省国土地理院九州地方測量部との連携・協力に関する協定の締結について

    2019年4月23日(火)

    同時発表:国土交通省国土地理院九州地方測量部 減災センターと国土地理院九州地方測量部は、それぞれが保有する地理空間情報の相互利用、防災・減災に向けての協力の強化、調査研究及び防災教育について連携を図るため、協力協定を締結します。 減災センターと国土地理院九州地方測量部は、これまで「地理空間情報活用推進に関する九州地区産学官連携協議会」の活動を通じ、地理空間情報に関する意見交換や情報共有を重ねてきました。また、九州地方測量部は災害対策基本法に基づく指定地方行政機関として、さまざまな災害に関する被災状況調査や地理空間情報の収集及び提供を行っています。大分県域において近年対応した災害としては、平成29年7月九州北部豪雨及び同年9月台風第18号の影響により大分県内を相次いで襲った水害や平成30年4月に大分県中津市で発生した土砂災害があります。 昨年1月、大分大学に減災センターが常設化されたことから、大分県域の安全・安心な地域づくりに寄与するため、保有する災害関連情報の相互利用、地域防災力向上に資する取組、調査研究及び防災教育に関する連携・協力について両者が合意し、以下のとおり協定調印式を挙行します。 なお、本協定は、国土地理院の地方測量部と大学が締結する全国で初めての協定となります。 調印式 日 時:平成31年5月20日(月) 13:30~14:30 場 所:大分大学産学官連携推進機構 2階セミナー室 取 材: 公開(調印式終了後、質疑応答の時間を設けております。) ※カメラ撮りは冒頭から可能です    

  • 『改訂版 おおいた減災かるた』 ダウンロードサイトについて

    2019年4月23日(火)

    減災センターでは、子どもから大人までの幅広い世代が、楽しみながら災害やその対策について学ぶことを目的に『改訂版 おおいた減災かるた』を制作・発行しました。 また、以下のサイト(減災センターHPのサイトバナーを参考)にて「かるた」(PDF)をダウンロードし、厚紙に印刷するなどして各自でご利用できるようにしていますので、是非、ご利用ください。   http://www.cerd.oita-u.ac.jp/gensaikaruta/ 『おおいた減災かるた』は、平成27年3月に教育学部川田 菜穂子准教授(教育学部/減災センター兼担教員)が中心となって制作し、発行後も、大分県内および日本全国各地で地震や豪雨、台風、土砂崩れなどの様々な災害が頻発していることから、近年に発生した災害の経験や教訓をふまえて、読み句や解説書などの内容を一部改訂し、より大分らしい特色をもつ内容として新たに制作したものです。

  • 「フカイロ!」(NHK)に出演&「大分県災害データアーカイブ」について

    2019年4月21日(日)

    2019年4月19日(金)に放送された「フカイロ! 大分県災害データアーカイブ~“キロク”と“キオク”を生かして」(※「フカイロ!」は4月からの新番組)にセンター長の小林が出演しました。 この放送では,小林研究室が作成に協力した「大分県災害データアーカイブ」の紹介や,県内で頻発する災害への向き合い方や考え方などが,過去の災害を例に解説されました。 NHK大分放送局のホームページから「大分県災害データアーカイブ」が閲覧でき,また,県民の皆さんから大分県内で起きた災害の情報をお寄せ頂くサイトも公開されています。情報提供に是非ご協力ください。   ★大分県災害データアーカイブ https://www.nhk.or.jp/oita/saigai-data/index.html 大分県災害データアーカイブ投稿フォームについては,NHK大分放送局のトップページからアクセスしてください。 NHK大分放送局:https://www.nhk.or.jp/oita/

  • 減災カフェ「防災・減災VR」を開催

    2019年4月5日(金)

      2019年4月4日(木)臼杵市観光交流プラザにおいて,減災カフェ「防災・減災 VR」を開催し,約70名の方に参加を頂きました。 第1部 VR×紙芝居×簡易地震体験(対象:〜小3まで) 第2部 VR×ドローン(対象:小4〜中学生) 第3部 VR×ドローン×簡易地震体験 ※自由に体験 当日は,幼稚園園児,小学生から中学生,そして大人の方々が,紙芝居,VRゴーグルを使って九州北部豪雨・地震・火災の映像を体験しました。また,第2・3部ではトイドローンの操作体験,ドローンシミュレータの体験もして頂きました。             本ワークショップは,大分大学減災・復興デザイン教育研究センターの主催,SAPジャパン株式会社および株式会社ザイナスの共催により実施いたしました。 また,実施にあたりご協力を頂きました関係機関に厚く御礼を申し上げます。

  • 「河川防災・減災セミナー2019」を開催しました(2/15)

    2019年2月19日(火)

    大分大学減災・復興デザイン教育研究センターは「大分川・大野川圏域大規模氾濫に関する減災対策協議会(下流部)」と共催で,平成31年2月15日(金)に『河川防災・減災セミナー2019』(会場:J:COMホルトホール大分)を開催しました。 [会場の様子]   当日は大分市,由布市の自治会・自主防災会,消防団,防災士の皆さんを中心に,行政関係者,企業関係者を含めて約600名のご参加を頂きました。 セミナーでは以下のような内容について, 各機関から説明等がなされました。 ①水防災再構築ビジョンと洪水浸水想定区域図(想定最大規模) 国土交通省九州地方整備局大分河川国道事務所 大分県土木建築部河川課 ②ハザードマップの作成状況について 大分市・由布市 ③大分県の風水害と気候変動 気象庁大分地方気象台 ④減災・復興デザインからみた大分市の氾濫特徴とある地区の風水害避難行動計画のチェック 大分大学減災・復興デザイン教育研究センター ※センター発表資料のうち,大分川・大野川流域の災害リスク評価に関するマップ等については別途掲載予定です。 [センターによる報告]     本セミナーは,大分大学減災・復興デザイン教育研究センターが国土交通省大分河川国道事務所と共同で進めている研究テーマ「河川整備が進んだ河川流域における復興デザインの探究と水防災意識の再構築」※の一貫として実施しており,当日は水防災意識に関するアンケート調査も行いました。 ※平成30年度国土交通省河川砂防技術研究開発公募(流域計画・流域管理課題分野) 今後も流域の安全サイドのまちづくり,減災対策に貢献すべく,関係機関と連携をして,取組を進めて参ります。

  • 日田市小野地区において防災ワークショップを実施(2/16)

    2019年2月19日(火)

    減災・復興デザイン教育研究センターは,平成31年2月16日(土)に,平成29年九州北部豪雨で被害が発生した日田市小野地区において,防災ワークショップを開催しました。 (センターからは小林センター長,鶴成センター次長,小林祐司・都市計画研究室の学生8名が参加) 実施にあたっては卒論生の相川倉健君が企画運営を担当しました。 今回は本年度3回目の実施となり,卒業研究として取り組む卒論生から具体的な「災害時行動のあり方」「コミュニティのあり方」について提案を行いました。 このワークショップにおいてはコミュニティの希薄化の指摘もあり,あらためて「まずは各家庭や隣近所」そして「地区単位」で情報共有や声がけの仕組み・取り組みを進めること。さらには,地区住民の悩みや要望を行政と住民全体で共有することの重要性を確認できました。 減災・復興デザイン教育研究センターにおいても,住民の皆さんへの提案,行政への提案をまとめることを考えたい旨報告しました。 減災・復興デザイン教育研究センターにおいては,今後も日田市小野地区の取り組みを支援したいと考えております。   [WSの進行を務める相川君(卒論生)]   [地区単位で分かれてのWSの様子]

  • 大分県と大分大学減災・復興デザイン教育研究センターとの災害対策に係る連携に関する協定締結式を行いました

    2019年2月6日(水)

    2月4日(月)に大分県庁にて,大分県と大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(以下,減災センター)災害対策に係る連携に関する協定締結式を行いました。大分県とは,中津市耶馬渓町で発生した斜面崩壊の現場で,現地対策本部や関係機関と連携しながら,二次災害の危険性に関して現地で救援・支援にあたる活動隊への後方支援活動を行ったところです。また,減災センターでは,ドローンデータをはじめとする災害情報の集約・分析・活用に関する研究開発や,地域における防災教育の推進等を進めています。 本協定は,地域における防災教育の推進や県内の地方公共団体に対する災害対応業務の高度化の推進等に資することなどを目的としており,この度の協定締結を契機として,本学は一層大分県民の皆様の安全・安心に貢献していく所存です。   調印を交わした広瀬 勝貞 大分県知事と北野 正剛 大分大学学長   列席者一同による記念撮影   締結式の様子  

  • 臼杵市(下ノ江地区,南野津地区)において減災カフェを実施

    2019年2月5日(火)

    小林祐司・都市計画研究室と減災・復興デザイン教育研究センターは協働で臼杵市下ノ江,南野津にて「減災カフェ」(ワークショップ)を実施いたしました。 (※実施にあたり板井コーディネーターに調整・連絡等の協力を仰ぎました。) このワークショップは,小林が研究代表者を務める科学研究費補助金(基盤研究C:課題番号16K06648)の最終年度に実施予定であった地域での防災・減災力向上のための取り組みです。 実施にあたっては修論生の廣田裕子さんが企画運営を担当しました。 それぞれの地区で2回,計4回のワークショップを実施し,これまでの研究成果(臼杵市内でのアンケート調査,行政へのアンケート調査・ヒアリング)の共有,それらをもとにした地域防災のあり方について議論を行いました。当然ながら,地域的な傾向や考え方の違いも明らかになったところです。 センターでは今後もこのような活動を通じた「おおいた減災コミュニティ」の形成に取り組んで参ります。 下ノ江地区WS実施日:2019年1月18日(金),2月1日(金) 南野津地区WS実施日:2019年1月25日(金),2月3日(土)   [下ノ江地区WSの様子]   [南野津地区WSの様子]

  • 【記者発表】「河川防災・減災セミナー2019」を開催 ~水防災意識社会の再構築を目指して~

    2019年2月1日(金)

    同時発表:大分川・大野川圏域大規模氾濫に関する減災対策協議会(下流部) 平成31年2月1日 大分大学減災・復興デザイン教育研究センター   「河川防災・減災セミナー2019」を開催 ~水防災意識社会の再構築を目指して~   平成30 年7月豪雨では、浸水想定区域など、事前に危険性が指摘された場所で多くの被害が発生し、ハザードマップの重要性が改めて認識されました。 国土交通省と大分県は、想定し得る最大規模の降雨に基づく「洪水浸水想定区域図(想定最大規模)」の指定・公表を進めており、大分市と由布市は、洪水浸水想定区域図(想定最大規模)に基づくハザードマップの作成を予定しています。 本セミナーは、住民の方への洪水ハザードマップの円滑な周知を目的として、地域防災の担い手の方を対象に、想定している降雨や浸水が想定される区域、その水深及び浸水継続時間等の説明を行うものです。 1.日   時  平成31年2月15日(金) 13時30分~16時00分(予定) 2.場   所  J:COMホルトホール大分 市民ホール(大ホール) (大分市金池南1丁目5番1号) 3.対 象 者  地域防災の担い手となる防災士、消防団等 (一般の方も参加可能) 4.主   催  大分川・大野川圏域大規模氾濫に関する減災対策協議会(下流部) 大分大学減災・復興デザイン教育研究センター 5.取材について 報道機関のみへの公開となります。 テレビカメラ等による撮影は、議事進行の妨げにならないようにご配慮願います。 6.添付資料  河川防災・減災セミナー2019 チラシ 7.その他  事前の参加申し込みは不要です。 当日、防災体制等に入った場合は中止することがあります。   【お問い合わせ先】   大分大学減災・復興デザイン教育研究センター 次長 鶴成 悦久 【参考資料】 大分川・大野川大規模氾濫に関する減災対策協議会(下流部)の取り組みについて 甚大な被害が発生した平成27年9月の関東・東北豪雨災害等を踏まえ、九州随一の人口・資産が集中する大分川・大野川流域において、洪水による氾濫が発生することを前提に、社会全体で目標を共有し、ハード・ソフト対策を一体的・計画的に推進して洪水に備える「水防災意識社会」を再構築するため、大分川・大野川大規模氾濫に関する減災対策協議会を平成28年6月に設立、同年8月には、概ね5年間で大規模水害に備える取組を「大分川・大野川における大規模氾濫に関する減災のための取組方針」としてとりまとめました。 平成29年6月の第2回協議会では、対象河川を大分川・大野川流域に加え二級河川まで拡大し、協議会の名称を「大分川・大野川圏域大規模氾濫に関する減災対策協議会」へ変更いたしました。 平成30年2月の第3回協議会では、「大分川・大野川圏域における大規模氾濫に関する減災のための取組方針(上流部)」を新たに策定し、下流部の取組方針の一部を改定しました。 平成30年6月の第4回協議会では、前回の協議会で策定した取組方針に基づく取り組み結果の報告や、今年度の取り組み内容の確認を行いました。 平成30年度は、河川管理者(国・県)が作成した「想定し得る最大規模の降雨による浸水想定区域図」を基に、新たに洪水ハザードマップの作成(大分市・由布市)を行う予定であり、これに先立ち、住民の方への洪水ハザードマップの円滑な周知を目的に、大分大学減災・復興デザイン教育研究センターと連携し、「河川防災・減災セミナー2019」を開催する運びとなりました。 平成27年の水防法の改正について 現行の洪水に係る浸水想定区域について、「想定し得る最大規模の洪水」に拡充して公表することなどの改正が行われています。 水防災意識社会再構築ビジョンについて 平成27 年9 月関東・東北豪雨災害では、鬼怒川において越水や堤防決壊等により浸水戸数は約一万棟、孤立救助者数は約四千人となる等、甚大な被害が発生しました。 これを踏まえ、国土交通大臣から社会資本整備審議会会長に対して「大規模氾濫に対する減災ための治水対策のあり方について」が諮問され、平成27 年12 月10 日「大規模氾濫に対する減災のための治水対策のあり方について~社会意識の変革による「水防災意識社会」の再構築に向けて~」が答申されました。 この答申では、「施設の能力には限界があり、施設では防ぎきれない大洪水は必ず発生するもの」へと意識を変革し、社会全体で洪水に備える必要があるとしています。 この答申を踏まえ、平成27 年12 月11 日に策定されたのが「水防災意識社会 再構築ビジョン」となります。 洪水浸水想定区域図(想定最大規模)について 水防法 第 14 条第 1項の規定により、対象とする河川が想定最大規模降雨によって破堤又は溢水した場合に、その氾濫水により浸することが想定される区域を現した図を「洪水浸水想定区域図(想定最大規模)」といいます。

  • 「火山防災セミナー」を開催しました(1/28)

    2019年1月30日(水)

    大分大学減災・復興デザイン教育研究センターは大分地方気象台との共催により,平成31年1月28日(月)に別府市中央公民館において「火山防災セミナー」を開催しました。 セミナーでは冒頭に,京都大学大学院理学研究科附属地球熱学研究施設・施設長の大沢信二教授から「火山の噴気を化学的に調べると何がわかるか?」と題して基調講演を賜りました。   [大沢信二教授のご講演の様子]   続いて,気象庁大分地方気象台の平松秀行火山防災官より「鶴見岳・伽藍岳の活動状況と防災情報」,アジア航測株式会社(大分大学減災・復興デザイン教育研究センター客員研究員)の牧澄枝氏より「火山災害と復興」,大分大学工学部の江内谷万緒さん・大野桃菜さんから「鶴見岳・伽藍岳の火山防災」(卒業論文として取り組んでいる研究発表),大分県生活環境部防災局の藤澤央通主幹総括)より「鶴見岳・伽藍岳の災害対応」の各テーマでご講演・ご報告を頂きました。 今後も,火山災害のリスクの共有や復興デザインの取り組みを継続的に進めていきたいと考えております。

  • 火山防災セミナーの開催(1/28)

    2019年1月25日(金)

    平成31年1月28日(月)に別府市において,火山防災セミナーを開催いたします。 火山噴火に伴う災害は主に活火山周辺地域で発生しています。九州でも1991年に始まった雲仙普賢岳噴火では,火砕流・土石流により,多くの人命を失うと同時に社会的損失を生み,その後の火山防災対策が重要視されるようになりました。 大分県では鶴見岳・伽藍(がらん)岳,九重山,由布岳の3つの活火山を有しており,多くの方が活火山の山麓に生活しています。しかし,生活のなかで噴火を経験する機会がなく,火山に対する認識や防災への対応は十分ではありません。そこで,大分大学減災・復興デザイン教育研究センターは,鶴見岳・伽藍岳を取り巻く火山防災の現状と,噴火災害の実態を理解することにより,地域防災・減災の意識高揚を図ることを目的として,昨年11月に連携協定を締結した大分地方気象台と共催でセミナーを実施します。 リンク:http://www.oita-u.ac.jp/01oshirase/event/kazanbosaiseminar_20190128.dpf

  • 第8回大分自然環境研究発表会について

    2019年1月11日(金)

    12月15日(土)に理工学部大会議室にて、第8回大分自然環境研究発表会(主催:大分自然博物推進委員会)が開催され、減災センターより奥山 みなみ 助教(医学部)、中井 真理子 客員研究員(NPO法人おおいた環境保全フォーラム)による「大分県北西部地域における外来生物アライグマの遺伝子解析結果」について研究発表が行われました。 タイトル:大分県北西部地域における外来生物アライグマの遺伝子解析結果 発表者:〇中井真理子、 奥山みなみ(〇が発表者) <概要> 近年、大分県北西部地域において特定外来生物アライグマが急増している。近隣の福岡県、佐賀県では、年間1000頭(2017年時点)以上捕獲されており、九州北部からアライグマが分布を拡大し南下していると予想されてきた。根絶を目標とした対策を講じるには個体数が少ない早期の捕獲が有効であるが、実際は農作物などへの被害が深刻化してからの対策となることが多く、被害や痕跡が少ないうちの対策の必要性を数値で示すことが難しい情況であった。そこで、分布拡大に関する科学的な調査を2017年10月~2018年3月に実施した(H29年度環境省九州地方環境事務所請負業務)。大分県北西部地域および福岡県と大分県の県境地域で捕獲されたアライグマ105個体のミトコンドリアDNA分析をおこない、中津市と日田市で出現したmtDNA型に地域的な偏りがあることが分かった。中津市と日田市の市境には大きな河川である筑後川水系があり、地理的な要因で遺伝子グループが分かれている可能性が示唆された。今後は、GISによる詳細な分析を進め、将来的にアライグマの分布拡大を予測し、早期の対策へとつなげる仕組みを構築したい。 データ引用元:平成29年度九州地方アライグマ防除連携推進業務報告書 (発注者:環境省九州地方環境事務所、請負者:NPO法人おおいた環境保全フォーラム)    

  • 学生を対象とした災害ボランティア講習会を開催しました

    2018年12月25日(火)

    12月19日(水)に産学官連携推進機構2Fセミナー室にて,本学の学生を対象とした第2回災害ボランティア講習会(第1回は今年5月29日)を開催しました。 講師には,ひちくボランティアセンター(大分県日田市)でボランティア活動を行う松永鎌矢さん(日田市地域おこし協力隊,大分大学OB)をお招きし,災害ボランティアに関して解説していただきました。また,学生CERDの田中慎一君(経済学部地域システム学科2年)より,自らのボランティア体験談や防災・減災に関する活動発表が行われました。 大分大学では平成29年度に発災した災害に対して,学生・教職員の多くが災害ボランティアとして参加しました。この経験をふまえ,復旧・復興へのボランティア活動に学生としてどのように関わっていくのかといった事前学習が重要となりました。実際に,災害ボランティアの本質を事前に学ぶことで,被災地で行うボランティア活動に迅速で対応し機能的な対応が期待されます。そこで,学生支援課と減災センターでは災害ボランティアに参加を希望する学生に対して,事前に災害ボランティアの本質を伝え,被災地における復興・復旧活動への理解を進めるための講習会を定期的に開催しています。 受講修了者には「災害ボランティア講習会受講修了証」を発行し,活動に参加した場合は[災害ボランティア協力隊]の認定を行います。 災害ボランティア講習会は定期的に学内で開催しておりますので,学生の皆様は是非,お気軽にご参加ください。     ▲災害ボランティアの説明と活動を報告する松永鎌矢さん(ひちくボランティアセンター:大分県日田市)   ▲ボランティア活動の発表を行う田中慎一君(経済学部地域システム学科2年) ▲板井コーディネーターによる防災と減災について      

  • 中津南高校の震災学習で講演を行いました(12/19)

    2018年12月19日(水)

    12月19日(水),大分県立中津南高校(2年生)の震災学習において,センター長・小林が招待され,講演を行いました。 この講演に先立ち,修学旅行での震災学習の事後研修として,各班が大学等を訪問して学んだ内容の発表がありました。 このような機会は貴重であること,そして,当事者意識を持ちながら何かを「変える」ことに向き合って欲しいと伝えました。 今回の経験が,これからの人生において活かされることを願っています。 外部リンク 中津南高校(※リンク切れ注意) http://kou.oita-ed.jp/nakatuminami/information/post-447.html

  • 大分大学,SAPジャパン,ザイナス「防災・減災のための情報活用プラットフォームの構築」に向けた実証実験を開始しました

    2018年12月12日(水)

    大分大学減災・復興デザイン教育研究センター,SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区,以下SAPジャパン),株式会社ザイナス(本社:大分県大分市,以下ザイナス)は,「防災・減災のための情報活用プラットフォーム(仮称:EDISON)」の構築に向けた実証実験を開始しました。 大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(以下CERD)では,平成30年1月の設立以降,県内で発生した自然災害への対応のほか,地域防災に資する様々な活動に取り組んでいます。 災害発災時の迅速な調査とその対応により有効な情報を提供するためには,多種多様なデータを統合し,分析結果を共有することが求められています。一方で,災害調査と対策にドローンやIoT,AIなどのデジタル技術が今後急速に発展していくなかで,これらの情報を災害発生時の迅速かつ正確な初動対応,そして地域防災に活用する仕組みは提案されていません。 このような背景のもと,このたびCERD,SAPジャパン,ザイナスの3者が協力し,「防災・減災のための情報活用プラットフォーム(仮称:EDISON)」構築に取り組むこととなりました。 3者はシステムの実用化に向けて,平成31年4月まで本プラットフォームの実証実験に取り組みます。さらにアジア各国の複合型災害に取り組むため,他大学や組織との連携を強化し,災害対策センターの設立とその組織的なネットワーク化の推進を目指します。

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