台風第14号の被災に伴う学生災害ボランティアの振り返り会を実施

2022年12月8日(木)

令和4年9月23日に大分県に接近し県内各地で被害をもたらした台風第14号に対して,大分大学では由布市湯布院町および庄内町に3日間延べ34名(学生21名・教職員13名)を派遣し,浸水や土砂の流入により被災した民家の泥出しや,周辺の土砂の除去など多岐にわたるボランティア活動を行いました。これらの災害ボランティアに参加した学生や,現地で災害ボランティアの受け入れ対応をいただいた由布市社会福祉協議会を交えて,12月7日(水)にオンラインによる学生災害ボランティアの振り返り会を実施しました。

振り返りでは本学における災害ボランティアの仕組みを改めて説明すると同時に,学生ボランティアに参加した大賀 倭さん,植木 祐衣さんによる感想が述べられた他,石川県と静岡県の災害ボランティアに参加した南 太賀さんによる活動報告が行われました。参加した学生からは「思った以上に作業は大変だったが,片付けが終わり被災された方の喜んだ笑顔が非常に嬉しかった」と充実した活動になったことが述べられました。また,災害ボランティアの受け入れから調整まで,多大なる協力をいただいた由布市社会福祉協議会の半澤友樹様より「由布市におけるボランティアニーズと学生の役割を振り返る」と題して災害ボランティアの運営に関する解説があり,今回の災害ボランティアの実情とともに,本学が被災地に対して多大なる貢献していただいたことへの感謝が述べられました。

減災センターでは毎年5月に災害ボランティア講習会を実施しており,講習会受講者を被災地へ災害ボランティアとして派遣しています。

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