お知らせ

  • 年末年始休業のお知らせ

    2020年12月24日(木)

    大分大学では令和2年(2020年)12月28日(月)が一斉休業のため,本年のセンター業務は12月25日(金)までとなります。 年始は1月4日(月)からとなりご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。 本年は大変お世話になりました。 来年もよろしくお願いいたします。

  • 令和2年7月豪雨(大分県)に関する減災センターの取組について(公開資料)

    2020年12月21日(月)

    7月6日から8日にかけて梅雨前線が九州付近に停滞し西部,北部,中部を中心に24時間降水量が250mmを超え椿ヶ鼻(日田市)では24時間降水量が497.0mmを観測するなど県内では大雨となりました(気象庁発表)。これらの大雨により県内の各地で洪水や土砂災害が発生。由布市や日田市では6名もの人的被害が発生するなど豪雨に伴い県内では甚大な被害が発しました。 減災センターでは7月豪雨が発生した当時から12月現在までの支援活動及び教育研究に関する内容の一部をホームページで公開いたします。詳細については減災センターまでお問合せください。 資料はこちら→http://www.cerd.oita-u.ac.jp/data/pdf/r2rain.pdf    令和2年7月豪雨(大分県)への対応 減災センターでは大分県との「災害対策に係る連携に関する協定」に基づき,センター教職員を対策本部に派遣するなど災害対応に係る支援を実施しました。また,一般国道210号が由布市から日田市にかけ全線で被災したことを受け,国土交通省九州地方整備局大分河川国道事務所との連携・協力協定により緊急災害対策派遣ドクター(TEC-DOCTOR)を現地に派遣し,本災害に対する対応を実施しました。 減災センターでは産学官連携により研究開発を行う「災害情報活用プラットフォーム(EDiSON)」(災害リスク評価やドローン情報集約システムなど)を活用し,国や大分県をはじめ県内市町村において同システムを公開。また大分県災害対応支援システムで受信するクロノロジー(災害情報)をもとに気象との関係を調べ,令和2年7月豪雨の特徴について分析を行いました。 災害ボランティアの派遣活動 7月下旬には被災地である玖珠郡九重町及び日田市天瀬町へ学生及び教職員延べ72名の「災害ボランティア」を派遣。減災センターが日田市社会福祉協議会と調整を行い,堆積物の除去や運搬,救援物資の片付け,被災者のニーズ調査及び炊き出しの補助,旅館の駐車場の泥出し及び洗浄等を行いました。12月現在は減災センターが所管する学生団体である「学生CERD」が日田市天瀬町において支援活動を実施ており,地域支援は現在でも継続中です。 避難行動及び復興に関する実態調査(ヒアリング調査) 9月より日田市を対象とした「令和2年7月豪雨災害に関する避難行動の実態及び復興に関する意識調査」を行い,235名もの方から貴重な聞取りを行いました。本災害は大分県内で令和になって初の災害となり,被災地域における避難行動の実態把握は学術的な観点から非常に重要な情報でもあります。また,コロナ禍における避難行動の特殊性や,過疎高齢化が著しい地域が抱える避難の難しさ,あるいは観光地の復興に関する地域住民の意識など,大分県にとって今後の災害対応や地域防災,そして復興を進めるうえで貴重な情報となりました。 令和2年7月豪雨災害及び被災地の現状と復興への課題を通じて(学生らの声) 減災センターでは11月18日に災害ボランティアを派遣した日田市天瀬町(天ヶ瀬温泉)及び九重町(宝泉寺温泉)において「令和2年7月豪雨災害と復興への課題」と題したフィールド調査(学生34名)を実施しました。被災地が抱える復旧や復興の課題を大分大学の学生としてどのように感じたかについて「学生からの声」としてまとめています。    

  • 別府市鶴見岳赤池噴気孔の調査結果について

    2020年11月13日(金)

    別府市では関係機関との連携により鶴見岳山頂付近の地獄谷赤池噴気孔(「鶴見岳・伽藍岳」噴火警戒レベル1)の調査を毎年実施しています。減災センターにおいても令和元年度より調査に参加し,別府市や大分県,気象庁(福岡管区気象台,大分地方気象台)とともに,UAV(無人飛行機:ドローン)に搭載した赤外線カメラを利用して噴気孔や地熱の分布状況を観測しています。 ※国有林野内で無人航空機(ドローン等)の飛行については森林管理署等への手続きが必要です。 11月9日(月)に実施した本年度の調査では,赤池噴気孔周辺部における地熱分布及び噴気孔の確認とともに鶴見岳東側一帯の新たな地熱帯の確認などを行った結果,昨年度の調査結果と比較し特段の変化は確認できませんでした。この他,別府市消防本部では火山性ガスの計測,気象庁では地表面温度測定などを行っております。 <参考>鶴見岳の様子(2019.9.19) 鶴見岳噴気孔の様子(YouTube動画) 鶴見岳地獄谷赤池噴気孔周辺地形(三次元データ)   <2020年 令和2年11月9日調査結果>画像をクリックすると表示されます。    

  • 【学内限定】令和2年7月豪雨災害と復興への課題(現地見学について)

    2020年10月26日(月)

    令和2年7月豪雨災害では大分県西部,北部,中部を中心に各地で洪水や土砂災害が発生しました。 発生した豪雨に伴い県内では人的被害も含め甚大な被害が発生しました。 災害から約3か月が経った今,被災地では復旧や復興へと舵をとるなかで様々な課題が浮き彫りになっています。 そこで被災地の復興に関し学生らに関心をもってもらおうと,宝泉寺温泉(九重町)と天ヶ瀬温泉(日田市)で災害復興への課題をテーマにした現地見学を行います。 本事業の一部は「学生災害ボランティア支援の会」による『学生CERD【代表:山口泰輝(教育学部3年)】』への災害ボランティア活動助成により実施されています。 主催:大分大学減災・復興デザイン教育研究センター【CERD】,学生・留学生支援課 実施:1 1 月 1 8 日(水曜) 9 : 0 0(出発) 1 6 : 0 0(帰着予定) 定員:3 0 名(学生対象・申込順) ※コロナウイルス感染対策により定員数を限定しています。災害ボランティア参加経験の有無は問いません。 申し込みURL https://forms.gle/CGrERx7RwxzrQqJh6 【申込締切 10月30日(金)(申込順)】   注意事項: 大分大学HPに掲載されている「新型コロナウイルス感染症に係る学生通知(9.10)」への対応を遵守するとともに,当日は健康状況や検温及びマスク着用を義務付けます。また,被災地の方が不愉快に感じるような服装は控えてください。 <お問合せ先> 大分大学減災・復興デザイン教育研究センター Mail: cerd-office【@】oita-u.ac.jp TEL : 097-554-7333 <実施協力> ほたるとかじかの宿 旅館九重 宝泉寺温泉旅館組合 天ヶ瀬温泉未来創造プロジェクト 学生CERD

  • 更新情報『大分県災害データアーカイブ』関連の企画や過去の災害の映像が更新されました

    2020年10月16日(金)

    減災センターとNHK大分放送局が共同で進める『大分県災害データアーカイブ』関連の企画や過去の災害の映像が更新されました。 https://www.nhk.or.jp/oita/saigai-data/index.html 更新された映像には令和2年7月豪雨災害に関する大分県内の被災状況や,災害による被害の規模,避難における課題などNHK大分放送局で放送された番組が公開されています。 また映像には『大分県災害データアーカイブ』を活用した防災教育など減災センターが実施した内容なども公開されていますので,地域における『大分県災害データアーカイブ』を是非ご活用ください。※令和元年中津市で減災センターと中津市が実施した「減災シンポジウムin中津」の映像も公開しています。    

  • 【お願い】ホームページ更新に伴うブラウザのキャッシュについて

    2020年9月30日(水)

    減災センターでは9月30日より順次,ホームページデザインの更新を行っておりますが,その以前に減災センターのホームページを閲覧した方については,ブラウザのキャッシュが保存されることによって,表示中のページデザインが崩れている場合があります。 その場合,お手数ですが,ブラウザのキャッシュを削除してホームページをご覧ください。なお,F5を押すことでリロードされる場合もありますが,基本的にはご利用のブラウザのキャッシュをクリアすることで対処することができます。 ご利用のブラウザによってキャッシュのクリア方法が異なりますので,あらかじめご確認してご利用・閲覧をお願いいたします。

  • 台風第10号については最大級の警戒をお願いします

    2020年9月4日(金)

    台風第10号接近に伴う減災センターからのお願い 9月4日19時現在,非常に強い台風第10号は今後特別警報級の勢力まで発達し,その勢力を維持したまま6日(日)から7日(月)にかけて大分県に接近することが予想されています。大分地方気象台によると大分県に最も接近する7日9時頃には,県内の広い範囲で大雨となり河川の増水や氾濫の発生する可能性や土砂災害の危険性があります。今回,台風第10号の経路と大きさは大分県にとっても初めてのケースになることから,雨・風ともに最大級の警戒が必要です。 台風が接近する6日の前日までに台風の備えを終わらせるとともに,ハザードマップや避難所の確認,避難所までの経路等を改めて確認するなどして災害対策に備えてください。大分県の潮位も5日の大潮から6日の中潮に向けて潮位が高い状態が続きますので沿岸部(道路も含め)は高潮への厳重な警戒も必要となります。なお,7月の豪雨災害では県内で多くの道路災害が発生しています。台風接近時における不要不急の外出は避けるとともに,明るいうちの避難を心がけて頂くようお願いいたします。 今後,台風情報・気象情報に留意し,自分の命とともに家族や大切な人の命を守るため,早めの対策と行動をお願いいたします。 大分大学では学生及び教職員の安全を確保するため9月7日(月)を臨時休業としました。 ※減災センターは災害対応のため教員が大学に常駐しております。   西 隆一郎 減災センター客員教授 (鹿児島大学水産学部教授,海岸工学)より カテゴリ-5(一世紀に一回規模)のハリケ-ンを経験し,土砂災害で埋まった経験もあり海岸海洋災害に35年間携わっている教員(西 隆一郎)より,皆さんと大切な人の命を守るためのアドバイスをします。最後まで読んでください。 今週末に襲来する可能性のある台風第10号(台風2010号)は,簡単に言うと「人生で1回だけ経験する規模の台風」になる可能性があります。したがって,9月5日(土曜)午前の気象予報で自分の所在地が台風第10号の暴風圏右側半円に入る場合には最大級の危機管理を行う必要があります。 台風対策(電気や火が無くても食べられる食糧と飲料水の確保,ラジオ・懐中電灯の確保,乾電池およびスマホ等用バッテリ-の確保と充電,ハザ-ドマップ・避難所の確認)等を行い,暴風圏内での外出をできるだけ行わないように心がけてください。崖下に住んでいる場合,高潮や高波の影響を受けやすい海辺に住んでいる場合,木造住宅に住んでいる場合等は,標高が確保(標高数m以上)されたコンクリ-ト性の頑丈な避難所に,必要物品を携え早めに避難してください。マスクと消毒用アルコ-ルないしは手洗い石鹸を,避難所には携帯してください。 川沿いの標高が低い所に設置された避難所はお薦めしません。暴風圏内では,決して川沿いや崖下の道路を使って避難したり,地下スペ-スに避難してはいけません。木造住宅に住み暴風圏内で建物の倒壊の恐れを感じる場合は,周りが柱で囲まれ室内空間が狭いトイレや風呂場等が最後の避難スペ-スになる場合があります。安全を最優先に考え,自分と大切な人を守る行動を心がけましょう。今回の台風第10号に関しては「せっかく十分な台風対策をしたのに目立つ被害が発生しなかった」場合は,とても運が良かったと思い感謝してください。 テレビやラジオそしてインタ-ネットで今回の台風10号の説明に使われる,最大風速(50m/s)と最大瞬間風速(70m/s)の意味を理解しましょう。1961年以降,最大瞬間風速50m/s程度以上の風に関しては,台風銀座と言われる鹿児島県鹿児島市では7回,奄美大島(名瀬測候所)では2回,宮崎市では1回熊本市では1回,佐賀市では1回,長崎市では1回,福岡市では2回です。大分県での発生は0回となります。そして,九州本土の県庁所在地では1961年以降,最大瞬間風速が58m/sを超えたことが一回もありません。 九州圏内のほぼ誰も経験したことが無い規模の風が吹く可能性があるのが台風第10号です。不安を感じるかもしれませんが,天気予報を定期的に確認し,備えをできるだけ早めに行いましょう。   平成29年9月17日には台風第18号による豪雨によって 津久見市内全域が浸水し甚大な被害が発生した(写真は津久見駅)

  • 災害は想定して備える時代へ − 「減災未来プロジェクト」発足。減災・復興デザイン教育研究センター【CERD】が監修・協力

    2020年8月28日(金)

    九州7県の新聞社(西日本新聞社,佐賀新聞社,長崎新聞社,熊本日日新聞,大分合同新聞社,宮崎日日新聞,南日本新聞社)が進める「減災未来プロジェクト」が発足し,本プロジェクトに大分大学減災・復興デザイン教育研究センター【CERD】が監修・協力を行っています。     九州7県の新聞社で構成される九州減災未来プロジェクト実行委員会は,この「減災未来プロジェクト」について,「私たち新聞社は,創刊以来100年以上長きに渡り紙面を通じてたくさんの情報を伝えてきました。今こそ,これまで伝えてきた災害情報を元に,みんなで考え,行動し,明るい未来を届けたい。そんな思いから,九州7県・各地域に根ざした7つの新聞社が手をとり“減災”について考え行動するための活動,減災未来プロジェクトを立ち上げました。私たちの経験と,九州にあるたくさんの知恵,災害を乗り越えようとする前向きな気持ちを集結させることで,どんな災害をも乗り越える大きな力に変えていきたい。「災害多発地域」から「災害対策先進地域」へ。九州は,これからも災害に立ち向かう。そして必ず乗り越える。みなさんと一緒に考え行動する減災未来プロジェクトをはじめます。」と述べています。 このプロジェクト発足にあたり,監修・協力を行っているセンター長・小林祐司(理工学部・教授)は 「次世代を担う子ども達のための未来 ― 減災社会 ― をつくるのは一人ひとりに課せられた義務ではないでしょうか。この「減災未来プロジェクト」を通じ,それぞれができることから取り組み,そして共有していく。そんな機会になればと願っています。」と述べています。 本プロジェクトはインターネット,SNSなどを活用しながら,地域の皆さんへの情報発信,そして共に考える機会を設けていくことにしています。詳しくは以下特設ページをご覧下さい。是非ご参加,ご協力をお願いいたします。 公式 Web サイト https://gensaimirai.com Twitterアカウント https://twitter.com/gensaimirai/ Facebookアカウント https://www.facebook.com/gensaimirai.jp/

  • 令和2年7月豪雨への対応(大分県)

    2020年7月12日(日)

    今回の災害で被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。 令和2年7月豪雨と命名された災害において減災センターでは大分県及び国土交通省九州地方整備局大分河川国道事務所(TEC-Doctor)に教職員を派遣し、災害対応及び支援活動を実施しています。また情報を医学部附属病院高度救急救命センター及び医療支援DMAT(附属病院教員)とも共有し多面的な支援活動を行っています。 本災害における対応及び支援活動についてはFacebook及びTwitterのSNSで発信していますのでこちらをご覧ください。 Facebook ▶︎ https://www.facebook.com/cerd.oita Twitter ▶︎ https://twitter.com/cerd_oitauniv    

  • 大分県災害データアーカイブに関連する過去の災害映像(NHK)をまとめました

    2020年6月12日(金)

    NHK大分放送局と大分大学減災・復興デザイン教育研究センターが共同で運用を図る「大分県災害データアーカイブ」ポータルサイトに,過去県内で発生した災害の映像(NHK大分放送局)を一覧で閲覧することができるようになりました(一部,音声が入っておりません)。映像から過去の災害の記録を風化させず,これらの災害を教訓とした防災意識の向上に繋げていけると幸いです。なお,以前は大分県災害データアーカイブ(地図側)に災害映像を埋め込んでおりましたが,地図側には映像をポータルサイト側にリンクするなどして今後対応を検討しています。