お知らせ

  • 大分市横尾中筋防災会において子ども向け防災講座を開催

    2018年7月23日(月)

    7月21日(土)に大分市大分市横尾中筋防災会での子ども向け防災講座を開催しました。 今回は大学生・大学院生の皆さんが中心に運営する2時間ほどの講座となりました。 紙ぶるる,減災かるた,超自然クイズの大きく三つの内容を実施し,楽しく防災を学ぶ機会が提供できたと思います。 子ども達だけでなく,保護者の方も一緒に取り組んで頂きました。          

  • 大分県広報TV「アライグマ被害の防止に向けて」について

    2018年7月12日(木)

    特定外来生物アライグマの生息域が全国的に拡大し,生態系や農作物の被害が増加しています。今後,アライグマの増加により,食害や生態系への被害の他,ウイルスの媒介等が懸念され,未然に防ぐ取組が重要とされています。 平成30年度に入り,大分県では県北西部地区のアライグマ防除推進の取組が始まりました。減災センターでは,アライグマ防除情報の共有と分布拡散予測について,大分県生活環境部自然保護推進室やNPO法人おおいた環境保全フォーラムと連携した研究事業を始めております。 6月16日(土)に大分県広報TV「ほっとはーとOITA」(TOS放送)で放送された「アライグマ被害の防止に向けて」について,これらの連携事業に関する内容が放送されています。特に減災センター兼担教員(医学部助教)の奥山めぐみ先生(獣医学,野生動物学)が事業に関するDNA分析や分布拡散等の研究内容について紹介されています。 おんせん県おおいた!チャンネル 大分県広報TV「アライグマ被害の防止に向けて」 http://www.onsenkenoita-ch.com/tos/detail/3031  

  • 豪雨による大分県内の被害調査について

    2018年7月9日(月)

    (平成30年7月豪雨災害について) このたびの豪雨によって,お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに,ご遺族に心からお悔み申し上げます。そして,被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。   (豪雨による大分県内の被害調査について) 豪雨によって,大分県内でも人的被害をはじめ,住宅や道路,河川被害や土砂,農林被害に関して被害が発生していました。※詳しくは大分県「平成30年7月5日大雨警報に関する災害情報について」をご覧ください。 減災センターでは,この度の豪雨災害に関する大分県内の現地調査について関係機関(自治体等)と連携を図りながら以下の通り調査を実施しております。   ①杵築市山香町倉成で発生した道路陥没現場(他一件) 7月9日(月)に減災センターでは杵築市建設課と合同で市道日出大田線(山香町倉成)(図-1)で発生した道路陥没個所の調査を行いました。 現場は杵築市山香町から太田村に接続される市道で,鋸山トンネル出口から山香町方向に約1km離れた個所で道路が陥没し(写真-1,2),山香町から太田村へ走行してきた車が陥没箇所に転落するなどして,人的被害が発生しています。 現場付近の地質は花崗岩が風化した真砂土(まさ土)が広がっており,陥没した道路の路体(地山地質)は真砂土で構成されていました。ただし,盛土部は流亡しており土質材料については不明です。陥没した箇所は道路縦断・横断勾配(形状)から降雨により道路表面及び周辺地帯からの排水が路面から路床に集中した可能性が指摘されます。特に真砂土は水に弱いとされており,この地層で構成された道路路体(地山)と路肩付近から盛土部の土層境界部に降水が流れ込み,道路陥没(土砂流出や斜面崩壊)に至ったと考えられす。 杵築市や国東町(特に県北部)には花崗岩が風化した真砂土が分布しており,真砂土は含水比が多くなると非常にもろく,崩れやすい性質をもっています。広島県では真砂土による土石流やがけ崩れなどの土砂災害が発生するなど,たびたび地質の危険性が指摘されております。 杵築市では市道竜ヶ尾床並線(写真-3)でも同様の道路陥没が発生しており,減災センターでは杵築市の依頼により現地調査を行いました。 なお,現地における迂回路等につきましては,杵築市建設課ホームーページをご覧ください。 http://www.city.kitsuki.lg.jp/soshiki/16/   図-1  道日出大田線(山香町倉成)   写真-1 道路陥没現場(山香⇒太田方面を望む)   写真-2 道路陥没現場(太田⇒山香方面を望む)   写真-3 市道竜ヶ尾床並線      

  • 平成30年7月豪雨について

    2018年7月9日(月)

    平成30年7月5日から8日にかけて西日本を中心に記録的な豪雨が発生し,各地で甚大な被害となりました。 この豪雨災害により,各地で多くの方が被災され,現在でも行方不明者の捜索等,人命救助活動が行われておます。 このたびの豪雨災害によって, お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに,ご遺族に心からお悔み申し上げます。そして,被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 被災地の一日も早い復旧・復興を心より願っております。

  • 防災を身近に感じて頂くための「防災講座」について

    2018年6月23日(土)

    減災・復興デザイン教育研究センターでは,地域の皆様に「防災を身近に感じて頂くため」の防災講座を行っています。 講座の第一号となった6月22日(金)は,臼杵市より約20名が減災センターに訪れ防災講座を受講しました。講座では板井防災コーディネーターが講師を務め,馬渓町金吉での山崩れや大阪での地震について講話を行いました。講座終了後は,学生交流会館B-Forêt(学生食堂)にて昼食をとられました。本学に初めて来られる方も多く,初めての大学の敷地の広さに驚いてた様子でした。短い間でしたが,参加した方の多くは身近な防災・減災への意識を再度,認識されたと思います。 減災センターでは,地域の要望に応じて,防災講座(無償)を定期的に開催しています。 地域だけではなく小中学校,高校などでも出前講座を行っておりますので,お気軽にご相談ください。 防災講座については↓こちらをご覧ください。 http://www.cerd.oita-u.ac.jp/wa/wp-content/uploads/2018/05/bousai_p.pdf   防災講座の様子(産学官連携推進機構2Fセミナー室)   講師を務める板井防災コーディネーター(元臼杵市消防長)   大分大学キャンパスの案内   学生交流会館B-Forêt(学生食堂)  

  • 【公募情報】事務補佐員1名募集について

    2018年6月19日(火)

    減災センターでは組織能力の向上を図るため,事務スタッフを公募しています。 詳細につきましては,以下の募集要項ページを御確認ください。 大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) 事務補佐員  1名 ・採用予定日:平成30年8月1日 ・募集期限:平成30年6月29日(金)※必着 <募集要項> http://www.oita-u.ac.jp/000042074.pdf   <お問い合わせ・書類提出先> 大分大学 研究・社会連携課 社会連携係 担当:藤澤 〒870-1192  大分市大字旦野原700番地 TEL:097-554-8533 E-mail:tirenアットマークoita-u.ac.jp

  • 日田市小野公民館でワークショップを実施

    2018年6月16日(土)

    本日減災・復興デザイン教育研究センター(CERD)は,昨年度の九州北部豪雨において大規模な被害が発生した日田市小野地区において,ワークショップを実施しました。 現在,地域では災害時の対応のあり方,これからの地域をどうすべきかといった課題を抱えており,小野公民館の依頼を受け,今回のワークショップを開催することとなりました。 (今回のワークショップは,8月に日田市内で開催予定の防災シンポジウムの事前調査も兼ねています。) 地域からは(想定以上の)100名を超える多くの住民の方々に参加を頂きました。 大分大学からは減災・復興デザイン教育研究センターの教職員4名(小林,鶴成,板井CD,杉田AS),小林祐司都市計画研究室(理工・建築)の大学院生・学部生12名が参加しました。       1.10:00-10:30 災害対応のあり方,質問への回答(小林,鶴成) ここでは,センターの小林と鶴成が「昨年度の災害の状況(気象状況も含めて)」,「災害のメカニズム」などを解説し,さらに事前に公民館から頂いていた質問への回答を行いました。 (昨年度当センターが撮影したUAVによる空撮映像なども見て頂きました。) そして強調させて頂いたのは,「このような課題の結論を見いだすことの困難さ」。だからこそ,「皆さんがどういう想いなのか。どう考えているのかを共有する機会が必要」ではないかということです。1回で終わらせるのではなく,何度も粘り強く議論を重ねていくべきだと訴えました。   冒頭の挨拶,講演   2.10:30 - 11:50 ワークショップ ワークショップでは以下の流れで,「住むということ」「災害時対応」の二つの考え方について整理を行いました。 A:フリートーク B:アイデア出し (1)この地域に住むために必要なことや対策とは? (2)災害時対応をどうするか?(人的被害を出さないためにどうすべきか?) C:アイデアの共有+整理 人数が想定よりも多かったため,各班を担当する学生さんも大変な作業となりました。 以下WSの様子   3.11:50 - 12:00 まとめ 出された意見や事前に想定した内容から,住むことに対する課題(地域課題)や災害時対応のコミュニティのあり方,早期避難の必要性などを指摘しました。さらに,防災教育,自然に目を向け変化を捉えて共有すること,また子育て世代の積極的な関与を進めること,学校現場との連携などの重要性,そして「当事者意識を持つこと」「災害対応,防災対策は一人一人に責任がある」ことも加えて述べさせて頂きました。 今回の意見を精査し,次のWSで共有することと次の議論へ繋げることをお約束し,ワークショップを終了しました。 災害から一年を経ての当センターの関与ということになりましたが,今後も地域の依頼に応えていきます。また,学校との連携なども視野に,子ども達の安全性の確保をいかに実現するかなども議論,提案を進めていきたいと考えています。   終了後は,災害発生現場の視察を行いました。

  • 2018年度 地理科学学会春季学術大会にて発表を行いました

    2018年6月5日(火)

    センター兼担教員である教育学部の小山が,2018年6月2日に広島大学で開催された『2018年度 地理科学学会春季学術大会』にて,以下のタイトルで発表を行いました。 小山拓志・土居晴洋・古賀精治(大分大学教育学部):地域の災害リスクを踏まえた特別支援学校における防災教育の実践と教職員の防災・減災意識の現状 本発表は,2018年3月20日に教育学部主催(共催:CERD,福祉科学研究センター,大分県教育委員会)で開催された,地理学×特支×防災教育シンポジウム「地域の災害リスクを踏まえた特別支援学校における防災教育を考える」で公表した成果をまとめたものです。

  • 「火山防災を考える」島原市フィールドツアーの開催

    2018年5月21日(月)

    5月17日(木)・18(金)に長崎県島原市にて大分大学の学生(学部・大学院生)を対象とした「火山防災を考える」島原市フィールドツアーを,アジア航測株式会社(東京都)の協力により実施しました。 ※ツアーの詳細についてはhttp://www.cerd.oita-u.ac.jp/2018/04/10/tour2018_unzen/ 島原市フィールドツアーでは雲仙普賢岳の火山災害と復興事例を通じ,火山災害における復興デザインを学生の目線から学び・考えることを目的に実施しました。17日は雲仙災害記念館をはじめとし,仁田団地第一公園から眉山崩壊の流山の地形を見学。翌日18日には平成新山ネイチャーセンターや旧大野木場小学校被災校舎を見学。途中,アジア航測の社会インフラマネジメント副事業部長の臼杵様,西日本企画室長の牧様より,雲仙普賢岳の火山災害の解説や復興事業について詳細な説明会も行われました。 両日とも天候が悪く,雲仙普賢岳を見ることができませんでしたが,雲仙普賢岳の噴火による火山災害発生から27年経った今でも,火山災害の恐ろしさを実感することができました。さらに,火山とともに生きる島原市と災害からの復興を遂げた「まち」の歴史を感じ,復興デザインの重要性について学生らは理解を深めました。 大分県でも身近な火山に鶴見岳・伽藍岳,由布岳,そして九重山があり,一部の地域では雲仙普賢岳と同様のリスクを抱えています。雲仙普賢岳の火山災害から復興デザインを学び,復旧・復興までのプロセス,そして共有すべきもの。すなわち「復興」とは何か?をテーマに,フィールドツアーは今後大分県内にて実施する予定です。 「火山防災を考える」については,復興デザインの新たな研究テーマとしてスタートすることと同時に,大分県における「火山防災」について改めて地域と共に再考できるよう,減災センターでは諸活動を展開していきます。    

  • 大分大学災害ボランティア講習会(学内向け)

    2018年5月2日(水)

     近年,東日本大震災をはじめ,平成28年4月に発生した熊本・大分地震による大規模災害。そして,平成29年九州北部豪雨災害や台風18号災害によって,多発する豪雨災害に対し,復旧・復興に係るボランティアの協力が大分県内でも重要視されるようになりました。大分大学でも平成29年度に発災した災害に対して,学生・教職員の多くが災害ボランティアとして参加しました。今後,大分県内で頻発する災害に対して,復旧・復興へのボランティア活動に,学生としてどのように関わっていくのか,そして災害ボランティアとは何かを事前に学ぶことで,被災地で行うボランティア活動に迅速に対応し,機能的な対応が期待されます。  そこで,災害ボランティアに参加を希望する学生に対して,事前に災害ボランティアの本質を伝え,被災地における復興・復旧活動への理解を進めるための講習会を開催いたします。  実際に被災地へ災害ボランティアとして参加・活動する場合は,本講習の受講が必須条件となります。   主催:学生支援課,減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) 日時:平成30年5月29日(火) 16:30-17:30 場所:大分大学旦野原キャンパス教養教育棟第2大講義室 講師:ひちくボランティアセンター[日田市大鶴地区]    日田市地域おこし協力隊   松永 鎌矢 様(大分大学OB)    CERD防災コーディネーター 板井 幸則 様(元臼杵市消防長)     その他,大分県で発生した災害の情報,学生ボランティア体験談等 特典:受講修了者には「災害ボランティア講習会受講修了証」を発行し,活動に参加した場合は[災害ボランティア協力隊]の認定を行います。 申込:[氏名][ふりがな][学部・学科・コース・学年]を以下のアドレスに送信    学生支援課(今村)seisiesiアットマークoita-u.ac.jp 締切は5/25(金)まで