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  • 身近な地形から自然を学ぼう!~別府鶴見岳の地形模型づくり~

    2019年8月20日(火)

    8月20日(火)に旧中島小学校(大分市)において「BUILD OITAサマースクール」(主催:大分県建設産業魅力発信推進委員会/おおいた建設人材共育ネットワーク)が開催され,減災センターでは講座①「身近な地形から自然を学ぼう!~別府鶴見岳の地形模型づくり~」教室を開催しました。 この講座では,模型づくりを通じて地形や扇状地の形成,そして火山防災について学び,身近な地形から防災を考えてもらう事を目的に減災センタが実施するものです。教材となる模型は減災センターオリジナルの教材で,別府鶴見岳周辺地形がA4サイズで約1/40,000の縮尺サイズ(標高は1.15倍),3mmのスチレンペーパーを重ねて作成する「等高線模型」です。 参加した生徒(対象は中学生)らは,まずは地球の誕生から火山の成り立ちについて学び,そして学生の補助のもと模型づくりを進めながら,途中,火山クイズや火山防災など火山や地形にまつわる様々な事象について学びながら模型を完成させました。完成といっても色塗りやマーキングといった仕上げ作業,ハザードマップや調査個所について模型へ記入するなど,課題が多く残っていると最後に伝えられました。是日,作成した模型をもって,別府の地形を感じてほしいと感じました。   地形模型        

  • 【記事】災害発生時の迅速かつ正確な初動対応を促すための情報活用プラットフォーム

    2019年6月12日(水)

    減災センターでは,(株)ザイナス(大分市)とSAPジャパン(株)(東京都)との共同研究「防災・減災のための情報活用プラットフォームの構築(プロジェクト:CERD EDiSON)」を進めております。 2019年6月11日付けにて,共同研究先企業であるSAPジャパン(株)のBlogに「災害発生時の迅速かつ正確な初動対応を促すための情報活用プラットフォーム―減災社会の実現と協働を目指して―」と題して,小林センター長,鶴成センター次長,山本客員研究員(ザイナス 取締執行役員本部長),吉田客員研究員(SAPジャパン デジタルエコシステム統括本部) によるEDiSONプロジェクトに関する記事が掲載されました。 SAPジャパン(株)Blog記事 https://www.sapjp.com/blog/archives/24967 本プロジェクトについては2019年7月11日のSAP NOW基調講演で小林センター長による「Innovate with Purpose~ 迫り来る自然災害への対応を深化させるために」にて発表いたします。 https://now.sapevent.jp/register/

  • 『OBS 防災・減災セミナー』【6/2(日)開催】のご案内

    2019年5月21日(火)

    6月2日(日)13:30-15:00に「OBS 防災・減災セミナー」がコンパルホールにて開催されます。講演には大分大学減災・復興デザイン教育研究センターから小林センター長(理工学部・教授)が登壇予定です。休日ですが,ぜひお越しください。 なお,大分大学減災・復興デザイン教育研究センターはOBSの「防災・減災キャンペーン」に協力し,2018年8月9日にはOBS大分放送と減災・防災に関する連携協定を締結しています。

  • 【記者発表】国土交通省国土地理院九州地方測量部との連携・協力に関する協定の締結について

    2019年4月23日(火)

    同時発表:国土交通省国土地理院九州地方測量部 減災センターと国土地理院九州地方測量部は、それぞれが保有する地理空間情報の相互利用、防災・減災に向けての協力の強化、調査研究及び防災教育について連携を図るため、協力協定を締結します。 減災センターと国土地理院九州地方測量部は、これまで「地理空間情報活用推進に関する九州地区産学官連携協議会」の活動を通じ、地理空間情報に関する意見交換や情報共有を重ねてきました。また、九州地方測量部は災害対策基本法に基づく指定地方行政機関として、さまざまな災害に関する被災状況調査や地理空間情報の収集及び提供を行っています。大分県域において近年対応した災害としては、平成29年7月九州北部豪雨及び同年9月台風第18号の影響により大分県内を相次いで襲った水害や平成30年4月に大分県中津市で発生した土砂災害があります。 昨年1月、大分大学に減災センターが常設化されたことから、大分県域の安全・安心な地域づくりに寄与するため、保有する災害関連情報の相互利用、地域防災力向上に資する取組、調査研究及び防災教育に関する連携・協力について両者が合意し、以下のとおり協定調印式を挙行します。 なお、本協定は、国土地理院の地方測量部と大学が締結する全国で初めての協定となります。 調印式 日 時:平成31年5月20日(月) 13:30~14:30 場 所:大分大学産学官連携推進機構 2階セミナー室 取 材: 公開(調印式終了後、質疑応答の時間を設けております。) ※カメラ撮りは冒頭から可能です    

  • 『改訂版 おおいた減災かるた』 ダウンロードサイトについて

    2019年4月23日(火)

    減災センターでは、子どもから大人までの幅広い世代が、楽しみながら災害やその対策について学ぶことを目的に『改訂版 おおいた減災かるた』を制作・発行しました。 また、以下のサイト(減災センターHPのサイトバナーを参考)にて「かるた」(PDF)をダウンロードし、厚紙に印刷するなどして各自でご利用できるようにしていますので、是非、ご利用ください。   http://www.cerd.oita-u.ac.jp/gensaikaruta/ 『おおいた減災かるた』は、平成27年3月に教育学部川田 菜穂子准教授(教育学部/減災センター兼担教員)が中心となって制作し、発行後も、大分県内および日本全国各地で地震や豪雨、台風、土砂崩れなどの様々な災害が頻発していることから、近年に発生した災害の経験や教訓をふまえて、読み句や解説書などの内容を一部改訂し、より大分らしい特色をもつ内容として新たに制作したものです。

  • 減災・復興デザイン教育研究センター人事について(お知らせ)

    2019年4月1日(月)

    減災・復興デザイン教育研究センターでは4月1日付けで,下記の通り人事異動が実施されました。   記 <減災・復興デザイン教育研究センター部門 准教授 次長 及び 主担当教員(配置換)> (新任者) 鶴成 悦久(つるなり よしひさ)(産学官連携推進部門 准教授より配置換)  ※鶴成准教授は産学官連携推進機構産学官連携部門長を兼務する。   <減災・復興デザイン教育研究センター> (新任者) 事務補佐員 美﨑 世利奈 以上

  • 【記者発表】「河川防災・減災セミナー2019」を開催 ~水防災意識社会の再構築を目指して~

    2019年2月1日(金)

    同時発表:大分川・大野川圏域大規模氾濫に関する減災対策協議会(下流部) 平成31年2月1日 大分大学減災・復興デザイン教育研究センター   「河川防災・減災セミナー2019」を開催 ~水防災意識社会の再構築を目指して~   平成30 年7月豪雨では、浸水想定区域など、事前に危険性が指摘された場所で多くの被害が発生し、ハザードマップの重要性が改めて認識されました。 国土交通省と大分県は、想定し得る最大規模の降雨に基づく「洪水浸水想定区域図(想定最大規模)」の指定・公表を進めており、大分市と由布市は、洪水浸水想定区域図(想定最大規模)に基づくハザードマップの作成を予定しています。 本セミナーは、住民の方への洪水ハザードマップの円滑な周知を目的として、地域防災の担い手の方を対象に、想定している降雨や浸水が想定される区域、その水深及び浸水継続時間等の説明を行うものです。 1.日   時  平成31年2月15日(金) 13時30分~16時00分(予定) 2.場   所  J:COMホルトホール大分 市民ホール(大ホール) (大分市金池南1丁目5番1号) 3.対 象 者  地域防災の担い手となる防災士、消防団等 (一般の方も参加可能) 4.主   催  大分川・大野川圏域大規模氾濫に関する減災対策協議会(下流部) 大分大学減災・復興デザイン教育研究センター 5.取材について 報道機関のみへの公開となります。 テレビカメラ等による撮影は、議事進行の妨げにならないようにご配慮願います。 6.添付資料  河川防災・減災セミナー2019 チラシ 7.その他  事前の参加申し込みは不要です。 当日、防災体制等に入った場合は中止することがあります。   【お問い合わせ先】   大分大学減災・復興デザイン教育研究センター 次長 鶴成 悦久 【参考資料】 大分川・大野川大規模氾濫に関する減災対策協議会(下流部)の取り組みについて 甚大な被害が発生した平成27年9月の関東・東北豪雨災害等を踏まえ、九州随一の人口・資産が集中する大分川・大野川流域において、洪水による氾濫が発生することを前提に、社会全体で目標を共有し、ハード・ソフト対策を一体的・計画的に推進して洪水に備える「水防災意識社会」を再構築するため、大分川・大野川大規模氾濫に関する減災対策協議会を平成28年6月に設立、同年8月には、概ね5年間で大規模水害に備える取組を「大分川・大野川における大規模氾濫に関する減災のための取組方針」としてとりまとめました。 平成29年6月の第2回協議会では、対象河川を大分川・大野川流域に加え二級河川まで拡大し、協議会の名称を「大分川・大野川圏域大規模氾濫に関する減災対策協議会」へ変更いたしました。 平成30年2月の第3回協議会では、「大分川・大野川圏域における大規模氾濫に関する減災のための取組方針(上流部)」を新たに策定し、下流部の取組方針の一部を改定しました。 平成30年6月の第4回協議会では、前回の協議会で策定した取組方針に基づく取り組み結果の報告や、今年度の取り組み内容の確認を行いました。 平成30年度は、河川管理者(国・県)が作成した「想定し得る最大規模の降雨による浸水想定区域図」を基に、新たに洪水ハザードマップの作成(大分市・由布市)を行う予定であり、これに先立ち、住民の方への洪水ハザードマップの円滑な周知を目的に、大分大学減災・復興デザイン教育研究センターと連携し、「河川防災・減災セミナー2019」を開催する運びとなりました。 平成27年の水防法の改正について 現行の洪水に係る浸水想定区域について、「想定し得る最大規模の洪水」に拡充して公表することなどの改正が行われています。 水防災意識社会再構築ビジョンについて 平成27 年9 月関東・東北豪雨災害では、鬼怒川において越水や堤防決壊等により浸水戸数は約一万棟、孤立救助者数は約四千人となる等、甚大な被害が発生しました。 これを踏まえ、国土交通大臣から社会資本整備審議会会長に対して「大規模氾濫に対する減災ための治水対策のあり方について」が諮問され、平成27 年12 月10 日「大規模氾濫に対する減災のための治水対策のあり方について~社会意識の変革による「水防災意識社会」の再構築に向けて~」が答申されました。 この答申では、「施設の能力には限界があり、施設では防ぎきれない大洪水は必ず発生するもの」へと意識を変革し、社会全体で洪水に備える必要があるとしています。 この答申を踏まえ、平成27 年12 月11 日に策定されたのが「水防災意識社会 再構築ビジョン」となります。 洪水浸水想定区域図(想定最大規模)について 水防法 第 14 条第 1項の規定により、対象とする河川が想定最大規模降雨によって破堤又は溢水した場合に、その氾濫水により浸することが想定される区域を現した図を「洪水浸水想定区域図(想定最大規模)」といいます。

  • 台風24号による国道10号線・JR豊肥線の盛土部崩壊について

    2018年10月2日(火)

    平成30年9月30日15時ごろ,大分市中判田付近の国道10号線及びJR豊肥線で,幅約20m・高さ約7mにわたって盛土部が崩壊し,崩れた土砂が流動化して周辺の市道及び民地に流入しました。当日は台風24号の影響により県内各地で断続的に激しい雨が観測されており,被災箇所に関しても,周辺一帯からの排水や地下水が盛土部に直接流入したことで,このような崩壊・流出に至ったと考えられます。 減災センターでは,発生翌日の1日より,国土交通省九州地方整備局大分河川国道事務所の依頼(連携協定)により現地調査を行い,発生メカニズムについて検証を行いました。これらの検証については,引き続き,関係機関と検討を重ね今後の災害対応に生かす必要があると考えられます。 なお,国道10号線及びJR豊肥線ともに早期の復旧が望まれる一方で,現場では懸命の復旧作業が行われております。国道・JRを利用される多くの皆様のご理解をお願いいたします。 国道の復旧状況は,国土交通省九州地方整備局大分河川国道事務所のホームページ(http://www.qsr.mlit.go.jp/oita/)をご覧ください。   現場周辺の空撮画像(ドローンによる国土交通省九州地方整備局大分河川国道事務所との共同撮影)   崩壊箇所の様子(復旧作業)   国道10号線崩壊箇所  

  • 減災・復興デザイン教育研究センターにおける新センター長・次長の就任について

    2018年10月1日(月)

    減災・復興デザイン教育研究センターにおける新センター長・次長の就任について 平成30年10月1日付けで,下記のとおり新センター長・次長が就任いたします。 関係者の皆様におかれましては,引き続きご協力のほどよろしくお願い申し上げます。 記 (就任者) センター長   小林 祐司(教授・理工学部) センター次長  鶴成 悦久(准教授・産学官連携推進機構) (就任日) 平成30年10月1日 以上

  • G空間EXPO2018「 中国地理空間フォーラムin広島」のご案内

    2018年9月7日(金)

    9月13日(木)から14日に広島市JMSアステールプラザにて「G空間EXPO2018 」の地方開催である「中国地理空間フォーラムin広島」が行われ、減災センターの鶴成准教授が講演及び「防災センション」におけるパネルディスカッションの進行役を努めます。 このフォーラムは 「地理空間情報科学で未来をつくる」を統⼀テーマとして東京で開催している「G空間EXPO2018」の関連イベントとして開催され、西日本地区で昨年度の鹿児島に続き、今年は広島市で開催されます。 本開催は、産学官の連携により、地理空間情報が災害対策や防災・減災をはじめ、より広い分野で⾼度に活用されるために、地理空間情報を利活用した様々な取組、最新の技術動向等について紹介することを目的としております。 西日本地方を襲った豪雨災害や近年多発する複合災害に対し、災害時における災害情報の活用、そして防災・減災、復旧や復興をテーマとした地理空間情報の活用について2日間に渡って討論が行われます。 開催日:平成30年9月13日(木)、14日(金) 開催地: 広島市 JMSアステールプラザ 広島市中区加古町4-17 主  催: G空間EXPO2018運営協議会、広島市 開催目的:第3期地理空間情報推進基本計画(H29.3.24 閣議決定)から ◯中国地方における地理空間情報活用のための連携協力体制の構築 ◯産学官の連携により、地理空間情報活用の有効性、最新の技術動向、 新産業の創造に寄与する講演会等の開催、国民に対する地理空間情報 に関する普及啓発の推進 「G空間EXPO2018」 http://www.g-expo.jp/ 中国地理空間フォーラムin広島(申込み) https://kanban.or.jp/gf2018/

  • 「備えるチカラ~OBS防災・減災キャンペーン」に減災センターが協力

    2018年7月31日(火)

    減災センターではOBS大分放送が実施中する「備えるチカラ~OBS防災・減災キャンペーン」に協力しています。 頻発する豪雨災害や地震など,一人ひとりが防災への備えを改めて考え,そして防災への意識を高めて行くことが重要性です。 ■備えるチカラ~OBS防災・減災キャンペーン~はこちらをご覧ください。 http://www2.e-obs.com/cp/bousai_gensai/

  • 大分県広報TV「アライグマ被害の防止に向けて」について

    2018年7月12日(木)

    特定外来生物アライグマの生息域が全国的に拡大し,生態系や農作物の被害が増加しています。今後,アライグマの増加により,食害や生態系への被害の他,ウイルスの媒介等が懸念され,未然に防ぐ取組が重要とされています。 平成30年度に入り,大分県では県北西部地区のアライグマ防除推進の取組が始まりました。減災センターでは,アライグマ防除情報の共有と分布拡散予測について,大分県生活環境部自然保護推進室やNPO法人おおいた環境保全フォーラムと連携した研究事業を始めております。 6月16日(土)に大分県広報TV「ほっとはーとOITA」(TOS放送)で放送された「アライグマ被害の防止に向けて」について,これらの連携事業に関する内容が放送されています。特に減災センター兼担教員(医学部助教)の奥山めぐみ先生(獣医学,野生動物学)が事業に関するDNA分析や分布拡散等の研究内容について紹介されています。 おんせん県おおいた!チャンネル 大分県広報TV「アライグマ被害の防止に向けて」 http://www.onsenkenoita-ch.com/tos/detail/3031  

  • 豪雨による大分県内の被害調査について

    2018年7月9日(月)

    (平成30年7月豪雨災害について) このたびの豪雨によって,お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに,ご遺族に心からお悔み申し上げます。そして,被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。   (豪雨による大分県内の被害調査について) 豪雨によって,大分県内でも人的被害をはじめ,住宅や道路,河川被害や土砂,農林被害に関して被害が発生していました。※詳しくは大分県「平成30年7月5日大雨警報に関する災害情報について」をご覧ください。 減災センターでは,この度の豪雨災害に関する大分県内の現地調査について関係機関(自治体等)と連携を図りながら以下の通り調査を実施しております。   ①杵築市山香町倉成で発生した道路陥没現場(他一件) 7月9日(月)に減災センターでは杵築市建設課と合同で市道日出大田線(山香町倉成)(図-1)で発生した道路陥没個所の調査を行いました。 現場は杵築市山香町から太田村に接続される市道で,鋸山トンネル出口から山香町方向に約1km離れた個所で道路が陥没し(写真-1,2),山香町から太田村へ走行してきた車が陥没箇所に転落するなどして,人的被害が発生しています。 現場付近の地質は花崗岩が風化した真砂土(まさ土)が広がっており,陥没した道路の路体(地山地質)は真砂土で構成されていました。ただし,盛土部は流亡しており土質材料については不明です。陥没した箇所は道路縦断・横断勾配(形状)から降雨により道路表面及び周辺地帯からの排水が路面から路床に集中した可能性が指摘されます。特に真砂土は水に弱いとされており,この地層で構成された道路路体(地山)と路肩付近から盛土部の土層境界部に降水が流れ込み,道路陥没(土砂流出や斜面崩壊)に至ったと考えられす。 杵築市や国東町(特に県北部)には花崗岩が風化した真砂土が分布しており,真砂土は含水比が多くなると非常にもろく,崩れやすい性質をもっています。広島県では真砂土による土石流やがけ崩れなどの土砂災害が発生するなど,たびたび地質の危険性が指摘されております。 杵築市では市道竜ヶ尾床並線(写真-3)でも同様の道路陥没が発生しており,減災センターでは杵築市の依頼により現地調査を行いました。 なお,現地における迂回路等につきましては,杵築市建設課ホームーページをご覧ください。 http://www.city.kitsuki.lg.jp/soshiki/16/   図-1  道日出大田線(山香町倉成)   写真-1 道路陥没現場(山香⇒太田方面を望む)   写真-2 道路陥没現場(太田⇒山香方面を望む)   写真-3 市道竜ヶ尾床並線      

  • 平成30年7月豪雨について

    2018年7月9日(月)

    平成30年7月5日から8日にかけて西日本を中心に記録的な豪雨が発生し,各地で甚大な被害となりました。 この豪雨災害により,各地で多くの方が被災され,現在でも行方不明者の捜索等,人命救助活動が行われておます。 このたびの豪雨災害によって, お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに,ご遺族に心からお悔み申し上げます。そして,被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 被災地の一日も早い復旧・復興を心より願っております。

  • 防災を身近に感じて頂くための「防災講座」について

    2018年6月23日(土)

    減災・復興デザイン教育研究センターでは,地域の皆様に「防災を身近に感じて頂くため」の防災講座を行っています。 講座の第一号となった6月22日(金)は,臼杵市より約20名が減災センターに訪れ防災講座を受講しました。講座では板井防災コーディネーターが講師を務め,馬渓町金吉での山崩れや大阪での地震について講話を行いました。講座終了後は,学生交流会館B-Forêt(学生食堂)にて昼食をとられました。本学に初めて来られる方も多く,初めての大学の敷地の広さに驚いてた様子でした。短い間でしたが,参加した方の多くは身近な防災・減災への意識を再度,認識されたと思います。 減災センターでは,地域の要望に応じて,防災講座(無償)を定期的に開催しています。 地域だけではなく小中学校,高校などでも出前講座を行っておりますので,お気軽にご相談ください。 防災講座については↓こちらをご覧ください。 http://www.cerd.oita-u.ac.jp/wa/wp-content/uploads/2018/05/bousai_p.pdf   防災講座の様子(産学官連携推進機構2Fセミナー室)   講師を務める板井防災コーディネーター(元臼杵市消防長)   大分大学キャンパスの案内   学生交流会館B-Forêt(学生食堂)  

  • 【公募情報】事務補佐員1名募集について

    2018年6月19日(火)

    減災センターでは組織能力の向上を図るため,事務スタッフを公募しています。 詳細につきましては,以下の募集要項ページを御確認ください。 大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) 事務補佐員  1名 ・採用予定日:平成30年8月1日 ・募集期限:平成30年6月29日(金)※必着 <募集要項> http://www.oita-u.ac.jp/000042074.pdf   <お問い合わせ・書類提出先> 大分大学 研究・社会連携課 社会連携係 担当:藤澤 〒870-1192  大分市大字旦野原700番地 TEL:097-554-8533 E-mail:tirenアットマークoita-u.ac.jp

  • 「火山防災を考える」島原市フィールドツアーの開催

    2018年5月21日(月)

    5月17日(木)・18(金)に長崎県島原市にて大分大学の学生(学部・大学院生)を対象とした「火山防災を考える」島原市フィールドツアーを,アジア航測株式会社(東京都)の協力により実施しました。 ※ツアーの詳細についてはhttp://www.cerd.oita-u.ac.jp/2018/04/10/tour2018_unzen/ 島原市フィールドツアーでは雲仙普賢岳の火山災害と復興事例を通じ,火山災害における復興デザインを学生の目線から学び・考えることを目的に実施しました。17日は雲仙災害記念館をはじめとし,仁田団地第一公園から眉山崩壊の流山の地形を見学。翌日18日には平成新山ネイチャーセンターや旧大野木場小学校被災校舎を見学。途中,アジア航測の社会インフラマネジメント副事業部長の臼杵様,西日本企画室長の牧様より,雲仙普賢岳の火山災害の解説や復興事業について詳細な説明会も行われました。 両日とも天候が悪く,雲仙普賢岳を見ることができませんでしたが,雲仙普賢岳の噴火による火山災害発生から27年経った今でも,火山災害の恐ろしさを実感することができました。さらに,火山とともに生きる島原市と災害からの復興を遂げた「まち」の歴史を感じ,復興デザインの重要性について学生らは理解を深めました。 大分県でも身近な火山に鶴見岳・伽藍岳,由布岳,そして九重山があり,一部の地域では雲仙普賢岳と同様のリスクを抱えています。雲仙普賢岳の火山災害から復興デザインを学び,復旧・復興までのプロセス,そして共有すべきもの。すなわち「復興」とは何か?をテーマに,フィールドツアーは今後大分県内にて実施する予定です。 「火山防災を考える」については,復興デザインの新たな研究テーマとしてスタートすることと同時に,大分県における「火山防災」について改めて地域と共に再考できるよう,減災センターでは諸活動を展開していきます。    

  • 中津市耶馬渓町金吉で発生した山崩れ災害派遣終了について

    2018年4月24日(火)

    この度の土砂災害により被災された方々へ心よりお見舞いを申し上げます。 4月11日に中津市耶馬渓町金吉で発生した山崩れの災害に関して発生当初から現地入りし,15日(日)より中津市長からの災害派遣要請にもとづいて,現地で捜索活動に伴う危険性について現地調査を行い,現地対策本部へ助言を実施してきました。そして4/23日(月)に捜索活動が終了したことを受け,減災センターもその役目を終えて,災害現場からの引き上げが完了しました。 災害現場では大量の崩積土に加え巨石や不安定な斜面の状況で捜索活動が難航しました。特に,二次災害の恐れのあるなか,連日連夜で懸命に捜索活動にあたった消防,警察,自衛隊,行政関係者,そして地元建設業協会の方々に深く敬意を表します。 今回の大規模な土砂災害に関しては,減災センターでは発生機構の解明に加え,捜索活動を伴う災害時の対応や復旧・復興過程についてさらに検証を重ねていきます。そして,引き続き,大分県内で発生する自然災害に対して,調査研究,防災・減災を通じた防災教育,そして地域支援活動を実施していきます。 なお,災害に関して,発生当時から捜索活動終了までの間,ドローンによる映像及び動画データを減災センターでは保存しております。災害対応,防災教育,学術研究のみ利用可能です。必要な方は減災センターまでお問合せ下さい。 <中津市耶馬渓金吉山崩れ災害派遣関係者> ・西園 晃  センター長(理事・医学部教授)災害派遣責任者 ・小林 祐司 センター次長(理工学部准教授:都市防災)災害派遣管理責任者:危機管理対応 ・鶴成 悦久 准教授(産学官連携推進機構:土木工学)現場責任者:発生機構・災害対応・土木分野対応 ・小山 拓志 准教授(教育学部:地理学)発生機構,地理・地質担当 ・西口 宏泰 准教授(全学研究推進機構:分析学)水質・地質組成分析担当 ・板井 幸則 防災コーディネーター(減災センター)自治体連携・災害対応担当 ・藤澤 靖(研究・社会連携課社会連携係長),杉田 智美(減災センター事務補佐員 )事務担当 <学外派遣協力> ・橋本 哲男 氏 (株)日建コンサルタントSIT事業部次長:空間情報担当 ・大島 郁夫 氏 (株)ソイルテック 専務取締役:応用理学・発生機構・地質担当   2018.4.22 AM6:53撮影

  • 【第4報】中津市災害派遣要請にもとづく災害対応活動について

    2018年4月16日(月)

    中津市耶馬溪町で発生した土砂災害に関して,中津市長からの災害派遣要請をうけ,大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(以下,減災センター)では現地調査を実施しながら,現地対策本部にて各種技術支援・提供・二次災害防止に関する助言等を実施しています。なお,減災センターでは(株)日建コンサルタント(大分市)橋本哲夫氏(測量),(株)ソイルテック大島郁夫氏(応用理学)の協力を得て,産学官の連携による現地対策チーム(土木,地理,理学,危機管理,測地,化学)を編成し,連日,現地の災害対応にあたっています。 以下,現地で利用可能な情報等を減災センターHPで公開し,関係各所にて現地捜索活動対応に関する情報の提供・共有・活用を図っております。 ※データ等を二次利用(捜索活動にあたる関係各所を除く)する際には大分大学減災・復興デザイン教育研究センター・(株)日建コンサルタントを明記してください。また,オリジナルデータ等が必要な場合は,減災センターまでお問合せ下さい   4/15撮影データ:UAVによる3D点群データ(Web上で断面,面積,距離等の計測が行えます) http://www.cerd.oita-u.ac.jp/uav2/yabakei20180415.html   4/16午前7時現在 災害現場     4/15  オルソデータ(PDF)   4/16 落石・崩落危険箇所マップ      

  • 【第3報】中津市耶馬溪町で発生した土砂災害三次元データ及び斜面地表面画像

    2018年4月14日(土)

    中津市耶馬溪町で発生した土砂災害に関して,減災センターでは引き続き調査を実施しながらな,これらの情報を中津市現地対策本部に情報を提供し,調査活動を実施しています。 斜面上に大小の岩が不安定な状態で存在しており,救援活動付近への落石の危険性が懸念されます(要監視中)。斜面には角礫凝灰岩(岩盤)が見え,冠頂付近の崩落崖はかなりの急勾配で切り立っており,その一部に崖錐堆積物と思われる地層も確認できます。このような転石,地層・地形調査に対して減災センターではUAVを用いた調査を継続しております。※4/13(金)は,減災センターの技術支援をいただいている大分市の(株)日建コンサルタント(大分市)橋本氏,(株)ソイルテック大島氏の協力で,現地調査を実施しました。 また,現場情報を俯瞰的に把握する目的で写真測量による簡易的な三次元情報の提供をはじめています。   UAVによる3D点群データ(Web上で断面,面積,距離等の計測が行えます) http://www.cerd.oita-u.ac.jp/uav2/yabakei20180415.html     4/14(金)重機による土砂撤去作業の様子   斜面に露出する凝灰角礫岩   土砂撤去作業の斜面に広がる土砂と転石群     滑落した冠頂付近の滑落崖(上部には柱状節理上の溶結凝灰岩・下層には非溶結層)   滑落崖付近に見える非溶結層・崖錐   滑落崖付近(非溶結層)   縁辺部の礫       4/13夕方から発生した湧水   転石(浮石)群

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